資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

ガス主任ポイント解説改訂その5法令事業類型

2021年01月22日 | ガス主任技術者資格とその活用

(ガス主任試験受験に関係のない方、この記事は飛ばしてください)

 ポイント解説シリーズの最終回は法令。その5は法令科目の事業類型だ。事業類型とは、ガス事業者の分類とその許認可のことだ。先頃の法改正で事業者が幾つもできたため、この内容は必ず覚えておきたい、基本中の基本である。

 

 まず事業区分を上流・中流・下流で区分して説明する。上流のガス製造事業者は「届出」、ただし、LNGの基地事業だ。LNG以外の場合は製造事業ではない。

 中流の一般ガス導管事業者は「許可」と、規制では一番厳しい。特定ガス導管事業者は、製造と同じ「届出」。一般と特定の違いは、一般は「地域」で許可、特定は「地点」で届出になる。特定は昔の大口事業者だ。

 下流のガス小売事業者は、「登録」となっている。ここは先頃自由化されて、参入が容易になった事業だ。もう百社近くが参入しているようだ。

 繰り返しになるが、このガス事業法第2条定義にある、ガス事業の類型と許認可は、ガス事業法の基本中の基本、必ず覚えておきたい内容だ。

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