資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

大変だった沼津アルプス

2021年01月30日 | 登山&自然系資格とその活用

 冬のトレーニングで沼津アルプスを縦走した。結論からいうと、非常に厳しい山だった。「沼津」と言うと、海岸沿い、沼津の「アルプス」といっても大した山じゃないだろう。標高の最高は鷲頭山(わしずやま)の392m、たいしたことはないと、私もタカをくくっていた。知り合いのガイドさんからはきついよ、と言われてはいたが。

 新幹線で沼津へ。沼津駅からタクシーで香貫山(かぬきやま)登山口へ。登ってる人はほとんどいない。最初の山である香貫山(標高193m)へ登る。山頂近くの展望台からは、富士山や太平洋、伊豆半島などが一望で、素晴らしい。

 そして、一旦山を下り、道路を歩き、八重坂峠へ。この辺まではルンルンだ。ここから再び登山道へ。地図には「急登(ロープあり)」となっている。そしてほんとに急登だ。ロープを使わないと登れない急登だ。ストックも使い、気合を入れて登り、横山に到着。残念ながら景色はない。

 再び急な下りを下りて、次の登りは、徳倉山(とくくらやま)へ。地図には「急登(クサリあり)」とある。いよいよクサリが出てきた。23本連続のクサリ、急な階段にクサリが取り付けられている。これがキツイ、キツイ。かなり疲れてきた。何とか徳倉山山頂、256mに到着。日も射して暖か、ここで昼食。このあとは、千金岩という海岸の良く見える場所で休憩。

 

 さらに、志下坂峠から志下峠へ、次も地図には「急登(ロープあり」と出ている。だいぶ疲れたから、ここで降りようか、迷ったが、ゆっくりと最後まで登ろう、とチャレンジする。

 ここから小鷲頭山(こわしず山、標高330m)までの登りが、一番きつい。いままで登山したうちで、最も厳しい登りじゃなかろうか。今までは岩の一部で急登は何度もあったが、標高差はあまりなかった。今回、これほど長い急登は始めての経験。三点確保で登る。そして、だんだん左右とも切れ落ちてくる。山頂が近くなるためだ。北アルプスのようだ。上を見上げるとまだまだ続く。岩と木の根っこが絡み合って登りにくい。

 なんとか、小鷲頭山から鷲頭山(標高392m)へ、少し休憩して、大平山分岐へ、下りだからもう終わった気持ちで歩くが、これがこれが、歩きにくい岩尾根を上り下りして、なかなか着かない。いい加減くたびれたところで、多比(たび)バス停への分岐へ。これから下って、終点は海岸のバス停だ。

 コースタイムは6時間半、実績は休憩込みで6時間40分と、まずまずのタイム。しかし、3か所の急登はきつかった。前々日登山の疲れがまだ取れなかったせいでもあるが、これまでに一番キツイコースであった。でも冬場のトレーニングに、毎年、一度は登りたくなった山である。

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