出かけるまで天気予報は曇り、何だか寒そうな日だが、と思って早朝の電車に乗る。ところが、韮崎駅で、茅が岳(中央、右手の尖った山が茅が岳)を望むと、ピーカンだ。天気予報、あてにならないね。
今日は平日のため、バスはなし。タクシーに乗ろうとしたが、その駅前には、タクシーもいない。20分ほど待って、ようやく来た。深田公園まで乗って下車、ここが登山口だ。
しばらくは、緩い登りの、森の中を歩く、道に石が転がっていて、歩きにくい。
1時間ほど歩いて、急登に差し掛かる。いよいよだ。
急登を登り終えると、ジグザグの登り。変化がない。
この辺まで来ると、高い樹木は紅葉が始まっている。青空の紅葉は、美しいな。
2時間ほどしたであろうか、小さな石碑が・・深田久弥氏の終焉の地だ。そうか、ここで亡くなったのか。
この後は、山頂近くになって、岩が出て来る。中には岩をよじ登る場所もある。これが結構長く続く。山頂はまだか。我慢、我慢。
と、突然、樹木がなくなる。山頂だ。八ヶ岳に金峰山などが一望だ。ここで昼食、ホットコーヒーは旨いね。
下りは、2時間弱。登り降りの合計で5時間ほど、コースタイムは4時間半、まずまずだ。
この日は、私の誕生日、甲府に戻って、湯村温泉の「記念日ホテル」というホテルに泊まる。
ここのホテルは、誕生日には、無料でケーキのプレゼント、そして、写真撮影をしてくれた。最初、店が間違えて、「喜寿」という文字の入ったプレートが出て来た。喜寿、77歳だ、いくら何でも67歳と77歳の違いは、判るだろうに。