箱根金時山の帰りは、湯本駅手前のバス停「温泉場入口」で降りて、箱根湯本源泉へ。和泉(いずみ)という日帰り温泉に立ち寄る。ここ、二度目だが、箱根湯本の源泉、もちろん日本百名湯だ。
日本百名湯とは、日経新聞社が2000年頃に、企画して連載されていた温泉だ。ここ箱根湯本温泉は、もちろん紹介されている。神奈川県では、ほかに塔ノ沢、芦乃湯、湯河原が紹介されている。
ロビーに源泉のいわれなどが掲示されている。箱根は、この湯本が発祥の地、天平10年(西暦738年)に開かれたそうだ。天平(てんぴょう)って奈良時代じゃないか。
そして箱根湯本の源泉は七湯もある。7つの源泉の特徴、温泉成分などが比較されている。
総湯9号源泉(ここの源泉)のいわれも。江戸時代、源泉の湯は、将軍に献上していたそうだ。
前置きが長くなったが、いよいよ温泉に入る。泉質は、意外にアルカリ性低張性単純泉だ。温泉成分が規定値まで入っていない、低張性の単純泉だ。
でも湯温もちょうどよく、登山したからだにはほどよい、いい温泉だった。露天は、これヒノキの風呂。源泉が勢い良く湧き出す、気持ちい~い。これだから、温泉巡りは止められないねえ。
今年初めから、温泉に何回入ったか、手帳を数えると、ここで45湯目。ほぼ毎週どこかの温泉に入ってる勘定だ。年末までには区切りの50湯にしたいね。