日々好日

さて今日のニュースは

核燃料廃棄物処理場

2007-03-04 14:00:38 | Weblog
今原子力発電環境整備機構の高レベル放射線廃棄物処分場選定に向けて調査を受けるかどうか、高知県東洋市や長崎県対馬市等で喧々ごうごうの争論が起きている。
調査開始で貰える年間10億円の交付金。文献調査が始まると2年間で最高20億円更に概要調査が始まると4年間で最高70億円25年後の稼働を目指し地層処分と呼ばれる方法で
核廃棄物を液状に再処理してガラスと一緒に固めステンレス容器に密封地下300
メートルに埋める。その費用は調査費を含め2兆8千億円の大プロゼクトです。
文献その他で対象地区から概要調査地区を選定更にボウリング等で精密調査地区を選定そこに地下施設等を実際に作り最終処分建設地を選定する。
此の途中でやめたと,言っても貰った金は返す必要はないとか。
これは,美味しい事ですよね。これにのらない手はないと、苦しい各自治体が手を
上げるのも、頷けます。
25年も先の事ですが、孫子の代になって命を危険に晒す事はないのか?
しかし,反面日本はどうしても原子力発電に頼らねばならない。
当然高レベルの廃棄物が出ますので、それを何処にどうするか?
結局、ゴミ処理所の問題と同じ事になりはしないか?
ゴミは出すが、自分の所には焼却場は作らせない。
ただ,今度の場合は6割の住民の反対があるのに,首長が独断でそれも恐らく町のためと信じて手を挙げた事が問題のようです。