日朝作業部会

　昨日まであんなにすんなりと進行していたハノイでの日朝作業部会が、一転して
北朝鮮側の一方的な打ち切りとなった。
したたかな、北朝鮮側の攪乱戦術ではないかとも言われている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　米朝協議もブッシュ政権の対応で微妙に変化が出てきた。
また、韓国は協議のいかんに関わらず、経済支援を約束してくれたし、日本だけ
浮き上がらせ、６ケ国協議の難航を日本のせいにする積もりなのか？
日本には、核問題も大きな問題であるが、拉致問題の解決なくして経済支援はない
国民感情から、拉致問題の決着なくして国交正常化はない。
北朝鮮側は、６０年前の不幸な過去の清算がなかったから、戦争状態での拉致の　正当化を主張する。
北朝鮮は今や核保有国に仲間入りしたので、アメリカ何するものぞ、ましてや
日本に四の五は言わせないぞ。強気の姿勢を崩さない。
北朝鮮側は核廃棄は確約せず、核の一部凍結で成果を得ようとしている。
各国とも国内事情があり、これに飛びついて来た。
アメリカが安易な妥協すれば、日本は浮いてしまう。
日本は主張する処は、ちゃんと主張し金だけ出す様な妥協はしないで欲しい。