リハビリ制度

医療報酬改定に伴う保険医療で受けられるリハビリ日数制限が実施されて、約１年
が経ちました。
医療費削減、限られた財源で多くの人を有効に治療するには、保険医療のリハビリに、日数制限を設ける。脳卒中等は１８０日(６ケ月)。心臓関係や運動器欠陥によるもの１５０日(５ケ月)呼吸器９０日(３ケ月)それ以上は自己負担となる介護保険
によるリハビリとする。但し難病等は対象外の除外規定とする。
これを、患者切り捨てと見るか、限られた財源の中で多くの人を治療出来る最良の
方法と見るか、置かれた立場によって取り方は異なると思います。
対象者の急増による国民保険制度崩壊にも繋がりかねない現状、どうしても一定の
回復期を過ぎ維持期に入った患者は、有料の介護保険によるリハビリに移って貰う
ただし個人により回復期は異なる。それを規定通りする不合理。
色々の問題が起こってきています。
ただ、医療機関も今まで１時間だったのを、２時間に延長し内容も密なものに工夫したりして努力されているようです。

医療保険のリハビリ約５０００ケ所介護保険通所リハビり６０００ケ所入所リハビリ２０００ケ所で実施されているとか。その他に訪問リハビリがあります。
医療と介護のリハビリの違いは単に金銭だけか？私個人的には、最後まで医療保険
によるリハビリを受けたいです。
そもそも、こんな事態にしたのは、ノウ天気なお役人や政治家、そして何も考えようとしない、我々国民にほかならない。