靖国参拝問題

今年の終戦日の靖国神社参拝問題は、阿倍総理を始め閣僚も高市内閣府特命相一人だけの参拝だったので、国内外で問題が起きた昨年に比べ比較的静かだった様だ。
ただ阿倍総理が靖国参拝しなかった事を激しく批判した島村議員の事務所に放火
騒ぎがあった様だ。島村議員は皆で靖国神社に参拝する国会議員の会の会長と言う肩書きがついた、パリパリの参拝派である。
靖国参拝については、平成７年村山総理談話や１４年アジアアフリカ会議での小泉
総理の演説。１７年の小泉総理の談話等が英語中国語韓国語でネットに掲載され
世界に発信されています。これを読むと日本の立場や今後どう対処しょうとしているか分かる様になっています。
この大戦で尊い命を無くした戦没者は３１０万人にのぼるとか。今日の日本の繁栄はこの人達の犠牲の上に成り立っている事を忘れてはなりません。
勿論無謀な戦争を起こした軍部。それを止めきれなかった国民。戦没者とは別に
数拾倍数千万人の戦争犠牲者を生み出した今次大戦、戦争の悲惨さを思い知らされました。
いま國の戦没者追悼の在り方について靖国問題が検討されている様だ。
Ａ級戦犯分祀する案。宗教によらない国立追悼施設建設構想。靖国神社非宗教法人
化案。等が取りざたされているが、国民も参加して靖国問題は色々模索する必要
があるのではないでしょうか？
今年は政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館で天皇両陛下をお迎えして
開催されました。遺族５９９９１名の方々が参列され鎮魂の祈りを捧げられました
私たちは中国韓国の気持ちには配慮す事も大事ですが、犠牲になられた戦没者に
対し誰彼や外国に気兼ねせず堂々と参拝したいものです。