日々好日

さて今日のニュースは

アジアゲートウェイ

2007-08-26 15:35:54 | Weblog
新聞で首相補佐官のチーム阿倍の解体に伴う補佐官任務達成度なる星取表が出ていた。その中で経済財政担当の根本匠氏担当のアジアゲートウェイ構想に三角が表示され、国際空港路線開設の自由化等改革の実効性に疑問があると説明されていた。アジアゲートなるものはアジアの成長と活力を日本に取り入れ、アジアの 発展と秩序に責任有る役割を果たすとか何とか言っているが、空港にしてもアジアの  ハブ化にとあれだけ言っていたのに現状は韓国や中国の飛行場に先を超され後塵を拝している状態ではないか。
又港湾事情にしても、いま日本から輸出される物は京浜や阪神から釜山や香港。台湾に輸送してから相手国に出されるとか。
また外国からの輸入も、一旦釜山香港に荷が下ろされ、そこから日本に運び込まれるとか。
それでも掛かる運賃は安く便利だと言うことです。
この様な現状で何がアジアゲートウェイ構想だと言いたい。
エネルギーや食料の大半を海外に依存し、工業製品の輸出等我が国の経済の動脈が外国の港湾設備に頼った方が安くて便利と言うのがどうしても理解できません。
聞くところに依ると我が国の港湾設備は昔の古いままで、港湾労働者、港湾システム、高い港湾料や時間外は受け付けない古いしきたり等があって外国船も仲々入りたがらないとか。
しかし今伊勢湾スーパー中枢港湾プロゼクトなるものが推進されているとか。
そこには次世代高規格コンテナターミナル建設が進められ最新式のガントリークレーンを9基も並べ24時間フルオープン。荷役の自動化やメガオペレーターによる
荷物の一元管理等が計画推進されているとか。
やっと日本も本腰を上げてとりかかっとの事ですが、問題は外国の港湾サービスに
負けない様安くて便利な物でないと誰も利用しません。
日本の生命線にも関わる事ですので、是非日本の物資は日本の港から出し入れしたいものです。アジアゲートウェイ構想もそれに依り花開くのではないでしょうか?