日々好日

さて今日のニュースは

上海協力機構(SCO)

2007-08-21 12:30:05 | Weblog
今ロシアや中国は米国の一極支配に対抗し、上海協力機構首脳会議を キルギスで開いたり、ロシアで大規模な対テロ合同軍事練習をやってさかんに世界に
力を誇示しアッピールしている。
米国の東欧MD配備問題と言い何か昔の冷戦の再来を思わせる危険な関係になる
可能性がある状態の様だ。ただしロシアと中国は面と向かって米国と対決する積もりはないらしいが、対テロ対策に名を借りた、反NATO軍事作戦と、位置付けして居るらしい。
この対テロ合同軍事練習は平和の使命2007と名付けられプーチン露大統領と
胡錦涛中国国家主席や6ケ国首脳観戦のもと開催されました。
露国兵2千名中国1千7百名カザフスタン。タジキスタン。キルギス。ウズベクス
国で計6千名が参加し、輸送機。戦闘機。ヘリは全て中露軍が提供したとか。
中でも中国空軍の最新型戦闘爆撃機 飛豹が披露されたとか。
何故今頃この様な合同軍事練習をするのか?
ソ連邦解体後天然ガスやエネルギィー資源を求めカスピ海や中央アジアに触手を動かす米国を牽制し、アフガン戦争後ウズベキスタンやキルギスに居座った米軍基地
を撤去しようとの思惑が見える。
中国は今や米国や露国に伍していける大国になったとの自負と、エネルギィー資源
が欲しい魂胆が見え見えで米国を利用しながら、対立する露国と仲良くするしたたかさで、手の上で各國を踊らせて居る様です。
この日本も踊らされて居る國の一つでしかない様です。