自民党に愛想を尽かし新しい政治を作るのだと飛び出して、みんなの党を作り色々改革を叫んで居た
みんなの党の渡辺代表でしたが8億円借り入れ問題でとうとう引責辞任しました。
渡辺氏は2010年に3億円を、衆院選直前の12月末に5億円を化粧会社社長から個人的に借り入れた
と主張して居るが借入金の使途が不明です。
貸した社長は明らかに選挙資金として貸したと主張して居る様ですが、渡辺氏は飽くまで個人的借金とし
問題はないとしています。
政治資金として借り入れて居るなら政治資金規正法で政治資金収支報告書にその旨記入されて居る筈
ですがどうもその記載はない様です。
渡辺氏は党勢拡大の情報収集等に数千万円程度使い後は妻の口座に移し政界大編成等の軍資金として
保管したと述べて居ます。
何しろみんなの党は渡辺氏の個人商店とも言われ渡辺氏の思うままに動いて居た様です。
処が渡辺氏が安倍政権にベッタリで挙党の同士江田氏が反旗を翻し離党してからオカシクなって来た様だ。
独断的党運営や新党による野党再編成の否定等が対立の原因とされる。
借入金問題が起きてからは党内からも反対の声が上がり渡辺代表は浮いてしまった様です。
官僚政治打破、消費税増税よりも経費節減を主張し一本筋が通った政治家と思われて居たが、案外噂程
ではなかった様です。
徳州会グループから5000万円を借り公職選挙法違反として略式起訴された猪瀬前東京都知事と類似して
居ますね、政治とカネの問題で麻痺した政治家像が浮かび上がって来ます。
貸した社長は選挙資金が不足したので貸して欲しいとのメールがあると主張。
一渡辺氏は飽くまで個人的借金で問題はなくしかも全部返済ずみと主張。
今後は本当に個人的借金なのか、政治資金借り入れなら其れが証明出来るかが争点になりそうです。
渡辺氏は何等違反してないが、世間を騒がせたので、代表を引責辞任するが、離党や国会議員辞職は考えて
居ない、一兵卒として頑張ると強腰です。
集団的自衛権行使容認等で安倍首相としては頼りにして居た一人を失い可成り痛手とも思われる。
借金して自己資金と使ったと言う主張が通れば今後政治資金規制法に悪例を残す事になるので其処の
処のけじめはシッカリ付けて頂きたいものです。