日々好日

さて今日のニュースは

日本は南氷洋がダメなら北西太平洋で捕鯨継続

2014-04-19 07:37:32 | Weblog

先日オーストラリアの訴えを支持し国際司法裁判所は、南氷洋で行って居る日本の調査捕鯨
を国際捕鯨取締条約違反と判断した判決を出しました。

鯨は日本の食文化であり、鯨の過保護は却って鯨の自滅を招くと言う観点から日本は飽くまで
調査捕鯨と言う名目で、日本は捕鯨の継続を主張しています。

欧米諸国は全盛期あれだけ自分たちの都合で鯨を乱獲して根絶寸前まで追いやり、今度は
鯨が可哀想との理由で捕鯨禁止を主張し反対運動を繰り広げています。

鯨の食文化は北欧と日本それにエスキモーに限られ欧米では食文化がありません。

鯨の乱獲は不可ませんが、種の保存のためなら、計画的捕鯨はあって然るべきです。
あれだけの大食いの鯨が放置されたら、鯨が食べるエビやプランクトンが根絶する恐れが
あります。

そのエビ等を食べる小魚のエサが無くなると此も居なくなり、更に其れを食べる魚が居なく
なる食物連鎖が切れると更に食物連鎖の頂点に居る我々人間にまで影響が出て来る事態も
起こり得る事です。

欧米では猛獣等の管理保護の考え方は進んだものがあります。

そう言った意味では調査捕鯨は感謝されても非難される事ではない筈です。

種族の違い習慣の違いで理解されないのは残念な事です。

日本政府はそう言った意味から捕鯨規模を小さくして北西太平洋で調査捕鯨を継続方針を
打ち出しました。

又今年は断念したが来年は南極海捕鯨再開に向けて方針を決めました。

反捕鯨国の反発は必至ですが、日本は継続的科学的データー収拾は今後鯨保存のため
にも必要と判断し調査捕鯨は続けて行く事とした模様。

今年の北西太平洋調査捕鯨の数は380頭から210頭程度に減らし、南氷洋では目視調査
を続行する事とした。」

因みに北西太平洋調査捕鯨は宮城県石巻鮎川沖で沿岸捕鯨が今月26日から開始予定
との事です。


集団的自衛権行使容認で憲法解釈見送り関連法対応策急浮上か?

2014-04-19 06:18:19 | Weblog

安倍政権の現況では簡単に集団的自衛権行使容認の憲法解釈変更が閣議決定されると
と思われて居ましたが、処が突然政府与党内からこの憲法解釈の閣議決定を見送る案が
急浮上して来た。

この集団的自衛権行使容認は国際紛争に巻き込まれる恐れがあると言う事で与党内でも
異論がありました。

特に公明党は集団的自衛権行使容認の憲法解釈変更には異議を唱え反対の立場を取った。

集団的自衛権と言う表現を避け自衛隊法等関連5法案の改正方針で対応してはどうかと言う
案が急浮上して来た。

自衛隊法では自衛隊の防衛出動3要件が定められて居ます。

日本に対する急迫不正の攻撃を受けた時。
防衛のため他に適当な手段がない時。
必要最小限度の実力行使に限定。

この自衛隊法・周辺事態法・武力攻撃事態対処法・船舶検査活動法・PKO協力法の5法案
改正で、現在の憲法解釈で認められて居る個別的自衛権・警察権は充分対応出来ると言う
意見です。

此だと憲法解釈変更せずに日本周辺の有事に対応する米艦戦の防護等可能と言う考えです。

ただ強い日本の構築を目指す安倍首相としては集団的自衛権行使容認は永年の願いである
だけに、其処まで公明党に譲歩する積もりは無いと首相側は反発し、飽くまで公明党を説得と
息巻いて居るとか。

自民党内にも憲法解釈変更の閣議決定に異議を唱え、何とか玉虫色で誤魔化し先送りして
公明党と事を構える事を避けたい人達がいます。

又公明党は集団的自衛権行使容認は自民党との連立合意に入ってないと譲れない姿勢を
取って居ます。

日本が世界に肩を並べて生き残るには相当のリスクを背負う事を覚悟しなくてはならないが
国民はまだ其処まで覚悟を決めて居ない点が問題とも云えますね。