厚労省が2022年国民生活基礎調査を公表しました。
少子化が顕著で子どもが居る世帯は遂に千万を割りました。
18歳未満の未婚者が居る世帯数は991万7千所帯で遂に千万世帯
を割り全世帯に占める割合も前回比で3・4ポイント低下の18.3
過去最低を更新しました。
児童が居る世帯の内訳は児童一人が49・3%とほぼ半数
二人が38%で三人以上が12・7%でした。
また高齢化が進み年寄りが年寄りを介護する老々介護も過去最高の
63・5%に達しました。
内訳とし65歳以上の老々介護が63・5%で3年前の調査から3・8
ポイント上昇して居る。
因みに高齢者世帯は1693万1千人で、全世帯に占める割合は3年前
の調査から2・5ポイント上昇の31・2%です。
また単独世帯は、1785万2千人で、3年前から4・1ポイント上昇の
32・9%を占める。
高齢化が進み夫婦の一方が亡くなり、単独世帯は益々増える傾向に
ある様です。
公的年金・恩給受給者の高齢世帯で、総所得が100%年金等の世帯は
44%で全体の半分近くで、80~100%未満は16・5%に過ぎなかった。
3年越しの調査となり対象者を増やし、質問項目やサンプルを増や
しての大規模調査となった様です。