この夏に、福島原発の処理水の放出は国内外で大きな反響を
呼び、政府が予定通り放出出来るか懸念されていました。
今回原子力規制委員会が、薄めて放出するので何ら問題ない
と合格の太鼓判を押しました。
これを受け政府は引き続き安全性の確保や風評対策等国内外
に丁寧に説明し夏の放出を実行する旨表明しました。
政府は原子力規制員会の検査合格を受けて、国際原子力機関
IAEAの事務局長が来日し岸田首相に検査合格の御墨付きを
手渡し事が大きく影響している様です。
また処理水放出で厳しく反対して居た韓国が日韓和解の成立で
放出容認を表明した事も大きい
ただ韓国は農水産物輸入規制は継続を表明して居ます。
現在の処理水保管量は133万トンで海底トンネルを使い海水で
千倍以上に薄めて、トリチウム濃度を国の基準の40分の1に薄め
放出。
1日最大500トンで2051年完了まで行う。
放出処理水は測定・確認タンクに送り放射性物質が基準値未満に
なって居る事を確認、海水千倍に薄めて海底トンネルから放出
基準値を上回れば再度除去設備で浄化して放出。
今後長い30年に亘り処理水放出となるが、まずは第1歩を踏み出
した事になる。