先般の参院選大勝を受けて阿倍首相は、アベノミクス政策で長期政権を目指し、第3次の
内閣改造と自民党人事を行う。
重要ポストは殆ど留任の様で、麻生副総裁兼財務相・菅官房長官・岸田外相・高市総務相
塩崎厚労相、それに東京都知事選で大敗し責任問題を云々された石原経済再生相も留任。
公明党からの石井国交相も留任。
目玉は自衛官上がりで何かと問題発言が多かった中谷防衛大臣に代わり阿倍首相の秘蔵っ子
と言われる女性の稲田防衛大臣の起用。
女性の防衛大臣は小池氏に続き二人めです。
懸念事項は政治的経験不足と東京戦犯裁判や南京事件に異を唱えて居る事です。
難しい沖縄問題や集団的自衛権行使となる海外派遣等でどう対処するかです。
もう一つの目玉は石破地方創生相が留任要請を断って閣外に出た事です。
ポスト阿倍を狙い地固めに走ったとの噂もあるとか。
他に問題点は東京都知事選の自民党候補大敗の責任で処遇が注目された石原経済再生相
はTPP問題の最終的決着のため留任となった。
また英語が話せない珍しい外務大臣と云われる岸田外務大臣の留任。
人材不足なのでしょうね。
阿倍首相は今日午後臨時閣議を開き閣僚の辞表を取り纏め組閣本部を設置し新閣僚を発表。
夕方には国務大臣人認証式を行う予定との事。
なお自民党人事は注目の幹事長は二階氏に交代・細田総務会長・茂木政調会長・古屋選対
委員長・竹下国対委員長が決定。