欧米が金融緩和の出口に向け動く中、日本だけはまだデフレ脱却の目途
が立たないと、当分金融緩和政策を続行する事としています。
日銀総裁続投が決まった黒田日銀総裁は所信聴取で金融緩和の出口戦略
は大体2019年頃と説明したそうです。
経済は生き物で、昔の様にデフレでないと、インフレと単純なものでなく
なって来た。
デフレともインフレとも判らないゾーンが出来て混乱を来して居る。
いざない景気以来の好景気と言われながら、物が売れない、カネが巧く
まわらない、でもバブル寸前と言われる所も出て来た。
金融政策の難しい処なんですね。
今回のトランプ氏の鉄鋼25%関税声明で途端にドル売り円買いが
始まり株が下落すると言うアクシデントが起き、一層混迷を深める。
日銀は禁じ手の日銀ゼロ金利政策を行って居るがこれが体した効果が
なく却って金融機関を苦しめて居るようです。
諸外国は金利引き上げに向かう中、日本だけはゼロ金利続行です。
デフレ脱却の目安となる物価上昇率2%の目標達成次々に延ばされて
だれもそれは無理ではと言う考えが多いとか。
日本は経済低迷のまま、アブナイ剣の刃渡りを強いられて行くのか?