日々好日

さて今日のニュースは

やっと菅首相退陣・それからどうなるの?

2011-08-27 08:10:36 | Weblog
日本の将来の岐路となるか、公債発行特例法案と再生可能エネルギィー法案の成立を受け
菅首相がやっと退陣を表明しました。

早速今日民主党代表選告示が行われます。

予想通り前原外相・野田財務相の執行部側と小沢派推薦が決定した海江田経産相の対決です。
そして執行部批判が強い馬淵国交相。執行部と小沢派の中間にある鹿野農相この五人です。

立候補予定だった小沢環境相と樽床元国対委員長は今回小沢元代表派の統一候補としての
海江田氏応援にまわり今回は立候補辞退を致した様です。

構図としては脱小沢の執行部対小沢派との対決となった様で残念ながら政策闘争とは程遠い
感じとなりました。

一応小沢派は今でも民主党マニフエストの完全実施と増税反対を掲げています。
しかし現在の日本の財政からはマニフエストの完全実施は大変厳しく、世界的に財政再建が
叫ばれる今一番切実な問題を抱えて居るのがこの日本です。

消費税を含めた税制改革の一体化が求められ、増税はもはや既成の事実とさえ言われる昨今です。

敢えて国民受けを狙って増税反対、実現不可能なマニフエスト完全実施を掲げる小沢派ですが、
是をどう民主党議員が評価し。国民にどう説明するのだろうか?

国民は民主党マニフエストで実現不可能と思われた高速道路料金の無料化とか子供手当の実現
農家所得補償等の恩恵を暫く与えて貰いました。

しかし問題は財源です。
永く持続出来るはずがありません。

それに東北地方の大震災発生おまけに福島原発事故まで引き起こし大きなカネが要る様になった。

当然民主党のバラマキ色が濃くかった民主党マニフエストの全面撤退を迫られて居ます。

民主党代表選はこのマニフエストに対する民主党議員の評価でもあります。

今回の民主党代表選は大きく小沢元代表の力が云々されて居ますが、一部では果たして小沢氏が
それだけの力を今も持って居るか疑問視する声もあるとか。

党員資格停止され、司法の場で裁かれる日も近いと言う政治家に何処まで心中覚悟でついて来るか?

処で退陣する菅首相に対する評価は色々の様ですね。

市民運動家出身の政治家として是までとは違ったタイプで思いつきや独善・独走で回りとの調整を
行わず突き進む遣り方に周りはだいぶん振り回されました。

笛吹け度踊らず政治は停滞。おまけに小沢鳩山派との確執が表面化し党内一本化が出来ず良くまあ
長期間生き残ったのが奇跡です。

菅政権の功罪は人の評価で大変落差がある様です。

本人は一定の達成感があったと評価していますが、世間の目が厳しいものが有ります。

色々組織や機関を沢山作り出して何とかしょうと言う努力は買いますが、余り機能して居ないのでは
と思われます。

今後民主党議員は誰を新しいリーダーに選び、一体日本の國をどうする積もりなのか?

代表選は変わり身の早い政治家が生き残りを賭けた場となる可能性もあります。

果たしてどちらが日本をダメにするのか一つの賭けでもあり結果が待たれます。

遣り方次第では、国民の厳しい評価が待って居る事を自覚して欲しいものです。

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