阿倍政権はTPP協定を成長戦略の中核と捉え、農業関係者には泣いて貰い無理矢理
にでも成立に邁進して来ました。
処がTPP協定発効の執念を燃やして来たオバマ大統領が任期内に一応合意までは
漕ぎつけたが加入国の事情で発効にまで至らず任期満了となる事の様だ。
それに次期米国大統領のトランプ氏は保護貿易を掲げTPPは米国に不利と称して
早々と撤退宣言をした。
慌てたのが阿倍首相、就任前のトランプに会いに行き懇願したが色よい返事は貰えな
かった様だ。
米国議会もすでにTPPは見限って居るのに何故か日本政府はTPPに執着して
TPP承認案を強行成立させた。
何故なんでしょうね。
日本の意地を見せたかったのでしょか?
発効を見据えて1兆円を超す対策予算を編成しています。
全くムダな事ですね。
参加12ケ国中番目の承認国となったが、他の国は恐らく承認出来ず自然解消と
なる可能性が出てきましたね。
米国抜きのTPPは意義がないので消滅となりそう。
これで米国の権威が墜ち、中国が東南アジアで力を出して来るでしょう。
残念ながらこれに抗する力は日本にはありません。
TPP問題は終わった様です。
反面日本の農業にはよかったのかも知れませんね。
今後日本政府は、米国から無理難題の貿易条件を押しつけられる可能性が出て来た。