2016年度予算もいよいよ決定の段階に入って居る様ですね。
今朝の新聞では沖縄振興予算で概算要求された3429億円から減額する方向に動いたと
云うニュースと翁長沖縄県知事に対する冷遇だと一斉に書いています。
是は当たらないと思います。
翁長沖縄県知事は沖縄振興より基地問題優先で振興費に惑わされないと云う理想論を
振りかざし國に楯突いて来たのですから当然の事と思われます。
確かに沖縄には基地問題で過剰な負担がかかって居る。
そのため他の自治体と違い沖縄振興費と云う形で政府は支払って来ました。
日本は現在、何処も米軍に占領された状態で、立川も岩国も横須賀も大きな
米軍基地がふんぞりかえっています。
日本が米国の核の傘の下で保護されて居ると云う現実では仕方ない事だ。
日本政府は米軍基地に対して思いやり予算を今年も増やして居ると云う。
平和ボケした日本政府が遣れる精一杯の思いやりなのかも。
そんな中、沖縄だけは基地はいやだ、即時退去せよと國に迫り対決姿勢を露わに
して来ました。
基地提供の代償に支払われて来た沖縄振興費は要らぬと云った手前、國も当然
減額するでしょう。
沖縄県民が其れを選んだのだから、ヤムを得ないのではないか?
國も財政逼迫して居る折からムダなカネは削ぐのが道理。
ただ政府も唯一の味方と目される宣野湾市長選が来年1月控えて居るので、この点も
微妙な感じですね。
本当に沖縄県民は翁長知事を立て、國相手に喧嘩を挑んで来る積もりなんでしょうか?
地方と国との初めての大きな対決です、どうなるのでしょう。