政界編成・野党大連合の起爆剤に民主党と維新の会が合流する事で合意し新しい党
として発足する事が決まった。
そこでさて新党名はとなって、民主党から「立憲民主党」維新の会から「民進党」が
出され世論調査にかける事となった。
両党とも2千サンプルの世論調査を行いました。
結果民主党では民進党が24%で立憲民主党は18・7%。
維新の会は民進党25・9%で立憲民主党は20・9%。
由って新党名は「民進党」に決定し27日新党結成となる。
世間の反応は覚めた目で見て居る様です。
自民党は全く無視で、肝心の野党も関心はなさそう。
民進党は台湾の政党民主進歩党の略と同じになった様だが、関係者はミンシュ・イシン
の両方からミンシンを取ったグッドアイデアと自画自賛の向きもあるとか。
民主党は誕生し20年が経過します。
鳩山由起夫氏・菅直人両氏により結成され、念願の政権の座についたが、何しろ慣れぬ事
ばかりで失政続きで民衆から見放され人気がなくなり弱小政党となってしまった。
一方維新の会は大阪を根拠に橋下氏が中心に日本維新の会を結成した。
橋下氏は大阪府知事や大阪市長等と二足のわらじで党運営をすると言う新しい方式でした。
しかし政党は烏合の衆でやがてバラバラになり現在は大阪維新の会と国会議員団と間で問題
発生し係争中で維新の会消滅は時間の問題と囁かれていました。
そこへ降って沸いた様な美味しい話が岡田民主党代表から提案されそれに飛びついた。
しかし吸収合併はイヤだと言う維新の会の主張が通り合流と言う体裁にした。
実際は集中合併です。
岡田代表としても鳩山・菅氏が作り国民の信用をなくした民主党のイメージからなるだけ
早く離れたいと言う願いがあったのでしょう。
しかし一度政権の座についた面目があるので、あっさり民主党を無くし事に抵抗を感じる
人も多いと思います。
国会議員120名程の新党結成が出来るか少し疑問です。
岡田代表は小沢生活の党代表の参加を望ん居る様ですが、壊し屋の異名を持つ小沢氏を
参加させるかどうかですね。
民進党と言えば戦前の大隈重信の立憲改進党・戦後の重光葵の改進党を思い出しますね。
戦後の改進党はその後民主党の元になりました。
私はどうもこの民進党は変わり映えがしないので好きになれませんね。
民主党の方が余程良い様な気がします。
果たしてこの民進党国民の間に根付くか?
一瞬のあだ花にの様に思えてなりません。