主要7ケ国首脳者会合が5月26日と27日、日本がホスト国として三重県伊勢志摩で
開催されます。
是非成功させたい日本としては安倍首相が伊勢志摩サミットに向けて地ならしのために
欧州を訪問しています。
安倍首相は各国が金融政策だけでなく、公共事業等の財政出動拡大で世界経済を下支え
する事を提唱し賛同を得たいとして居ました。
日仏首脳会談では、フランスのオラン大統領は金融政策と同時に構造改革と財政出動の
必要性に賛同して貰いました。
同時に税金逃れの疑いで今問題になって居るパナマ文書問題もサミットで取り上げる事
を約束したとの事でした。
日英首脳会談では、EU離脱か残留かで国民投票で決する英国では、キヤメロン首相と
話しあいが行われた。
英国も安倍首相に賛同をサミットで討議する事を約束した。
なお安倍首相は英国がEUに、残留・離脱は英国民が選ぶ事だがと前置きし、強く残留
支持を表明したそうです。
問題の日独首脳会談ですが、こちらはメルケン首相からは確約を得られず失敗した模様。
EUを事実上動かして居るドイツの賛同を得られなかった事は大変安倍首相にとっては
手痛い事になりそうです。
中国南シナ海問題・北朝鮮核保有問題・中国経済先行き懸念の問題等重要問題が山積
して居るが、阿部首相果たして良い成果を出して呉れるのでしょうかね?