中国が7~9月期のGDPの発表を10月に入り20日頃6・7%プラスで目標の7%に0・3%足ら
なかったと発表しました。
これは中国経済の減速を自ら認めた事で世界中に大きなショックを与えました。
中国経済の減速は、現実のものとなり世界経済に大きな影響を与えています。
中国は貿易面でも8ケ月連続で前年比で大きくマイナスとなって居ます。
金融政策でも迷走が窺えます。
是まで人民元の基準値を何回にも亘り引き下げたかと思うとのIMFのSRD通貨入りを狙い再び
人民元の基準値を引き上げました。
狙い通りIMFの6番目のSRD通貨に内定されました。
中国政府は減速する経済の底上げに金融緩和を打ち出し金利の引き下げを断行した。
中国は段々経済に不安を覚え、なりふり構わなくなって来て居るとも云われ始めました。
実は中国のGDPの6・8%プラス成長にも疑問が持たれています。
余りにも早いGDPの発表は早急に作成された作文の疑いがあると云う事です。
通常7~9月期で各国が発表するのは米国で10月末で日本では11月16日頃です。
あれだけの規模の中国経済の実態から推察した余りにも早いと云うのが理由です。
かねがねから中国のGDPには疑惑が向けられていました。
確かに成長期の中国経済の2桁成長にはウソがなかったかも知れないがGDPの
計算の仕方が、先進国の遣り方とは異なって居る事は前から指摘されて居た。
この様な指数はデーターの取り方次第でどうにでもなる物です。
近頃英国では中国のGDPは大体各国と同じくらいの3%前後ではと云う極論さえ出て
来たらしい。
将か其処までは行かなくても米国並みの5%くらいではとの考えもある。
1・6%のサバを読んで居ると云う事はあり得ない事ではない。
しかし中国経済が世界経済を引っ張って居る事には変わりはありません。
GDP2%の目標値達成に四苦八苦して居る日本には夢の様な話ではありますが・・・