中国は今まで急激な人口増を恐れ厳しい一人っ子政策を断行して来ました。
違反者は刑罰を科して取締徹底的人口統制を行って来た。
何しろ人口13億人で世界の人口の4人に1人は中国人とも云われる状況です。
処がこの政策野遣り過ぎで少子化問題が起きて来た。
今後5年先の2021年以降は20~34歳の若者労働人口が急減する事が予測される。
2030年には2010年より1億人以上が減少する事が予想される。
このままで行くと2020年以降男性の1割が結婚出来なくなる。
因みに2014年出生人口男女比は男115%に対し、女100%です。
日本と同じ様中国も2030年以降は高齢者社会となり、高齢者1人を現役世代2人で
支える時代となる。
中国は一人っ子政策を止めても、多産を奨励する訳でなく2人りっ子政策に踏み切った
との事。
ただこの2人っこ政策は既に2014年から夫婦のどちらかが一人っ子であれば第2子の
出産が認められて居たので中国では余り関心がないとの事。
それに中国でも子育ては大変で日本と違い國からの支援がないので負担増を懸念する
人が多いとか。
第2子出産可能に夫婦は9千万組で年間出生人口は最高は2千万人。
日本の年間出産数は100万人前後です。
流石中国はケタが違いますね。
兎に角中国政府は人口の減少は困るが急激なベビーブームも懸念して居る様だ。
中国は計画出産を大きく変える積もりはなく、人口の統制は変えないが少し緩和したと
云う処ですね。