先日書いた日本の財政健全化目標を5年先の2025年に先送りするが、2021年に中間目標を
定める件について政府はGDPの3%以内に赤字を抑える事を検討して居るとか。
因みにEUは加盟国に対して財政赤字をGDPの3%以内にする事を義務付けて居る模様。
日本の内閣府の試算では2018年度の財政赤字は4・4%。
今後経済成長で税収が増加し、2020年には財政赤字は2・8%まで下がる見通しとか。
ただ社会保障費や景気振興の公共事業費が増加傾向にあるので歳出抑制は厳しく、また期待通り
税収増が望めるか、不明なので、この数値は相当楽観的と指摘する向きもある。
この試算によれば中間目標のGDP3%内に財政赤字を抑える目標達成は楽勝となりますね。
ただ2025年プライマリバランスの黒字化実現とは別問題の様な気がしてならぬ。