8月1日SMBC日興証券が上場企業585社を集計した処純利益合計が前年同期比で
30・3%も減少して居る事が判明した。
因みにSMBC日興證券は日本三大総合証券の一つで三井住友フィナンシャルグループ
の一員です。
純利益の激減は、想定を越える円高進行・新興国や中国経済景気減速・国内個人消費
の低迷が原因と見られる。
そのため4四半期連続の減益続きとなった。
日銀は上場投資信託を倍額拡大と云う追加金融緩和を打ち出したが、円高に歯止めは
かからなかった。
英国EU離脱関連で世界経済の不透明さは益々広がって居る。
それに伴い国内企業は賃金・設備投資の抑制に走り国内景気は益々減速する懸念が出て
来ました。
製造業の純利益合計は42・1%の減です。
業種別では、鉄鋼が赤字・円高で機械や自動車等の減益が酷かった。
非製造業は21・5%の減。
国際的荷動き低迷で海運関連が赤字、小売り業の不振・マイナス金利で業績悪化の銀行。
株式市況低迷で證券関係も減益。
そんな中前年同期比で増益確保したのが、33業種中に医薬品・不動産等7種目あった
そうです。