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12月の日銀短観更に悪化か?

2014-12-16 07:40:49 | Weblog

日銀が12月の企業短期経済観測調査、所謂「短観」を発表しました

この短観は企業の責任者が感じる景況感を数値化した大雑把なデーターですが、是が意外と的中
するので、経済状況判断の重要なものとして重視されます。

最近の景況感を示す業況判断指数「DI」は大企業製造業でプラス12でした。
前回比で1ポイント悪化です。
大企業非製造業はプラス16。


中小企業製造業はプラス1。
これは3期振りで改善です。
中小企業非製造業はマイナス1。
此方は3期連続で悪化です。

大企業製造業では木材等素材業種を中心に悪化。
住宅市場が影響か。
石油・石炭製品は原油価格急落で27ポイントマイナスの大幅悪化。
ただ生産用機械の設備投資増で少しは改善された。
大企業非製造業では長引く消費不振で小売は3期連続悪化。

中小企業は円安でコスト増で小売・卸しが悪化。

相対的に円安の原材料価格の高騰や、急激な原油安が響いて居るとの事。

なお同時に行われた先行きDIは大企業製造業がプラス9。
大企業非製造業はプラス15。

中小企業製造業はマイナス5。
中小企業非製造業はマイナス4。
何れも悪化を予測。

政府は景気が回復し、直ぐにでもデフレ脱却出来そうに宣伝して居るが、現状は
まだまだ先の話の様に思えますね。



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