何のために？？

今日の昼は驚くくらい暖かかったですね。寒がりの私が「暑い」と感じるくらいでしたから、かなり暖かかったと思います。

練習は予定通り。いつもの流れで実施しました。サーキットの前に少しだけ話をしました。負荷のかけかたを間違えないように指示を出しました。何のためにやっているのか？と選手に問うと「人間的に成長するため」とか「目標に近付くため」と難しい答えが返ってきました。私が求めているのは…もっとシンプルな答えです。見失ってはいけない「大切なモノ」があるのです。そこをもう一度確認しました。それから練習開始！！普段よりもさらに負荷をかけていました。この時期ですがかなりの汗をかいていました。途中から女子は呼吸が荒くなっていたので体調が悪いのではないかと心配になりました。ここ最近会議や治療に連れていってサーキットを見ていなかったので…。自分達の意志で負荷をかけていたようでした。この時点で「強くなるんだ」という気持ちを感じましたね。

ドリルに移行してあまりにもサーキットがきつそうだったので少し時間をとるためにまた質問。何故ドリルをするのか？さっきと同じ答えですが、より具体的にそしてシンプルに答えなければいけません。前に進むことをしっかりと考えていかなければいけませんね。それからドリルでのポイントを各自に意識させました。これまでの指導と変えるつもりはありませんが、「目的は何か？」をしっかりと理解させていきたいと思います。

「精神論」でチームを作るつもりはありません。間違った方向への「努力」をしたくないと思ったからです。最近感じていたのは、サーキットやウエイト、補強でかなりの負荷をかけていますがそれが「何のためか」が分からなくなっているのではないかという部分です。「ウエイトで重たい物を挙げる」「サーキットでひたすら動かして追い込む」という部分が強くありました。目的がいつの間にか変わってしまっている。「追い込み選手権」ではありませんから…。スプリント練習も同様です。何の事か分からない人もいると思いますが、そこは流します（笑）。

もう一度「やること」を確認しました。難しいことを考えすぎたり、伝えようとしても上手くいかない。この辺りが大切なんじゃないかと思います。楽しいことをやるわけではありませんから、「目的意識」がどれだけ高いかで成果は変わってくると思いますね。

かなり意識が変わってきています。「負荷をしっかりかける」や「練習をきちんとやる」というレベルではありません。ある程度のレベルまで上がってきたからこそ、「間違った努力」はさせられません。目的が変わってしまわないようにしなければ…。その部分が今日のポイントだったと思います。

長くなりました。記事を変えます（笑）