kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

廊下で走る

2011-11-23 | 陸上競技
水曜日、この日は休日だったので午前中に練習を行いました。この日からいちおう期末考査の1週間前という事もあり、8時から開始としました。朝からかなり気温が低く、天気も怪しい。家を出る前には小雨が落ちてきて、練習開始時にはとても外では出来そうにはない感じになっていました。そのうち止むかもしれないと甘い考えでいましたが全くそんな感じはありませした。諦めて室内でできる事をやろうと思っていると何故か今日も野球部がいした。練習試合があると聞いていたのですがサーキットまだは一緒にやるようにと言われたようです。ヘトヘトになった状態で本当試合が出来るのか非常に疑問がありますがやれと言われたのならやるしかありません。

うちはいつも通りやります。野球部がいたとしても内容を変える必要はないですから。基本、野球部に細かい事は教えませんでした。これからどれくらいの頻度で参加するのかは分かりませんが、継続的にやるのならその時に教えればいいだろうと。短時間でやるのですからどうせ覚えられません(笑)。ひたすら身体を動かさせました。それだけで十分な負荷になるでしょうから。終わった時にはぐったりしていましたが、この子達には良い経験になったのではないかと思いますね。しかし、いつ戻って来いと言われなかったようでその後も参加する事に。私は良いですが野球部の子は不安だったでしょう。何をやるか予想もつかないでしょうから。

予定では走るつもりでしたが外を見るとかなり強い雨。とても走れそうにはありません。仕方ないので廊下を使って走る事にしました。午後からは天気が少し持ち直しそうな雰囲気がありましたがせっかく早く始めたのですから待つのは無駄だと。うちの学校はほとんどが外廊下です。1個所だけ少し長い室内廊下があるのでそこを片付けてから走る事に。いつものように1歩ハードルから始め、走るための準備をしました。かなり狭いので速く動いているような気になります。目の前を一瞬で過ぎていくの若干目が回ります(笑)。野球部にもやらせましたが普段から速い動きをそれほどやらないのでなかなかできません。まーやることに意味があるかなといった感じなので問題はないですが。いつまでやれば良いのか分からなかったので確認をすると試合が中止になったので適当な所で終わらせて良いと言われました。ハードルを使った練習まで参加させてから帰らせました。これ以上は集中力が続かないでしょうから。

ここからはマークを使っての練習。室内ですから普段よりは距離を狭くしないと動きがおかしくなります。微調整をしてからかなりの本数を走らせました。本来なら走り込みをしようと考えていたのである程度の本数をこなしておかないといけませんから。1セット走った後、少し休んで同じ練習をもう一度。こちらは課題を変えました。1セット目は走る事に意識がいっていましたが、次は接地ポイントを探りながら走ることに。単に走るだけなら問題はないかもしれませんが、これでは動きを意識するのは難しい。マークを利用してポイントに入れるようにしておきたいと考えました。速く動くことを意識し過ぎて前接地になっていると感じたので。
そのまま休まずに別のことを。速くだけでは前には進むことはできません。身体を前に進めるためにあえて負荷をかけてやってみることに。何だかわかりませんが思いついたので、すぐにチューブを持ってこらせて負荷をかけてみました。距離は短かったですがかなりキツかったようです。その後走らせてみると前に進み始めました。同じことばかりではなく、刺激をいれながらやっていくことで感覚を身につけられるのではないかと思いますね。やはり色々と考えながら見ていくのは大切なことですね。
2時間程度で終わらせました。もう少し走っても良いかなという気はしましたが、勉強時間を確保しておきたいという気持ちがあったので。廊下で走ったので全員に掃除をさせました。何回も言っていますが練習だけをやれば良い訳ではありません。感謝の気持ちを持たないと成長はありませんから。

練習終了後は女子に継続的にやっていく事の大切さを理解させるために視覚的に見て分かるデータを渡しました。体重管理は女子にとって死活問題です。昨年と同じような失敗は繰り返したくはありませんからね。事前に何回も話をしていく必要があります。実際に自分のデータを見ると危機感を感じるはずです。試験週間とはいえ、一切の油断は許されません。一度の甘えが取り返しのつかないことになります。しっかりと意識させていきたいですね。

しかし、スマートフォンでblogを書くというのはスゴく大変な作業です。PCで打てば速いのですが、慣れないといつまで経ってもはやくならないですからね。努力します(笑)。
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野球部と一緒に

2011-11-23 | 陸上競技
火曜日、朝からかなり寒くなっていました。寒さに極端に弱いのでかなり辛いですね。朝練は武道場でやることにしていたのですが、足が冷たくて泣きそうになりました(笑)。選手は身体を動かすので温まりますが、私は見ているだけなのでめちゃくちゃ寒い。なかなかこの現実はわかってもらえないんですよね。やっているものは汗をかいていますが私は震えている。かなりのギャップがあります。この時間はバランスボードを使ってのBOX補強。まだまだ軸が作れていないのでバランスを崩してしまいます。慣れもあると思いますが狙った負荷がかけられるようになっていかないと。先は長そうですね。

午後は身体作り。先日から依頼されていた野球部のレギュラー陣が練習に参加しました。普段の練習よりもキツイことを体験させたいとのこと。本当に良いのか(笑)。私としては全く問題はないですから快く引き受けました。たまにはいつもと違う事をしたほうがうちの選手にとっても刺激になります。普段は10名弱で練習をしてますが野球部が5人参加していたので少しにぎやかになりました。グループを分けて練習をしているのでそれに入れました。女子のグループに入る選手は少し恥ずかしそうでしたが、やっていくうちに女子のほうが基礎筋力が強いのではないかということに気が付いてショックを受けている部分がありました。基本的なトレーニングは必要だと思っています。球技だから技術系の練習だけをやればいいわけではない。プロ野球選手やメジャーリーグの選手のように筋肥大をかなりするようなレベルまでは必要ないと思いますが、自分の身体を動かすのは筋力ですからやはり地道に筋力を上げていくしかないと思います。特に体幹、軸づくりの辺りは間違いなく共通すると思います。

他の部の批判をするわけではありませんが、どのような練習が必要かは考えていかないといけないと思います。目先の技術にばかりとらわれて基礎体力の向上を怠ると絶対に勝負では勝てません。サッカーやバスケットなどは運動量が勝負を左右します。それなのにパスの練習やシュートの練習だけをやっても実践では使えないのではないかと思います。誤解がないように書いておきますが、技術的な練習が必要ないと言っているわけではありません。そのスポーツに必要な技術・技能は習得しなければゲームになりません。そのための練習時間を設定することは否定しません。選手はそういう練習は大好きです。動きがありますし、肉体的な負担というよりは小手先の技術で「上手」「下手」が判断されますから。リフティングがどれだけ上手にできても試合中に疲れて身体が動かなくたったらその技術は生かされません。基本は基礎体力だと思っています。サッカーなどでは1試合の走行距離が10キロ近くなる。それもダラダラ10キロ走るのではなく、ダッシュとジョグの繰り返し。インターバル的な練習が必要になるのです。その基礎体力があって初めて戦略も立てられますし、シュートの成功率云々が影響してくるのだと思います。

野球部の監督にお願いされて練習に参加してもらいました。この中で選手が何を感じるかだと思います。やはり、こういう基礎的なトレーニングは好きではないでしょう。だから足が速くても陸上ではなく野球をやる、サッカーをやるという部分があると思います。偏見かもしれませんが。本当に大切なのは自分の身体を動かす基礎筋力なのです。それを身に付けるためにはかなりの時間と努力を要する。たんに走る、投げるだけで基礎筋力が向上することは少ないと思います。その動作を支える部分にしっかりと目を向けてもらいたいと思いますね。

うちの選手はいつも通り。分からない部分を野球部の子に教えながら自分たちのペースでやっていました。初めて練習に参加する者がいると練習の効率はかなり落ちます。必要としない時間を使うのですから大きなメリットはありません。しかし、やろうとしている動きを説明するというのは自分自身の動きと意識の確認になります。自分がきちんと分かっていなければ説明はできないですからね。こういう機会に自分がきちんとした動きの理解、確認ができればと思います。武道場での中補強になったときには野球部がロープ登りに手間取っていたので女子は時間を持て余して倒立の練習を始めました。この冬の課題であるバランス能力、身体のコントロール能力の向上に自主的に取り組んでいました。見てみると女子で2人はその場の倒立がある程度できるようになっていました。目標は倒立で10m程度進むことです。重心を捉える感覚をyしなっていくことができれば可能になるのではないかと思っています。

思った以上に時間がかかりました。これもいい経験だったと思ってもらいたいですね。
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