kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

またも雨&考えさせられる

2013-02-04 | 陸上競技
月曜日、この日は朝から雨でした。予報通りです。これから3日間は雨が続くという事です。大切な時期ですからなんとか練習をしたいという気持ちがあります。選手達も以前と比べかなり意欲的になっていると思います。勝負できる可能性が出てきていると感じています。

朝練ではひたすら動きを。限られたスペースを効率よく使わなければいけません。20mもないであろうスペースの中で動きを確認する。練習スペースは人がすれ違うのがギリギリです。それでもできる事をしっかりとやらせていこうと考えていました。やりたい事はこれくらいのスペースでなんとか出来ます。走ったりは厳しいですが動きの確認だけは十分。

この日は本当にバタバタしていました。結構ハイペースで働いているのですが、やってもやっても仕事が減りません。クラスの生徒達ともう少し話がしたいなという気持ちがあるのですがそこまでの時間が確保出来ません。申し訳ないなという思います。が、私がやらなければいけないであろう事が山のようにあります。どうなんでしょうか。これでもマスコミは我々を叩き続ける。仕事量や精神的な負担からすれば絶対にバランスが悪いと思います。まー言っても仕方ないのですが。

選手の日誌には少し目を通すレベル。見ていると金曜日の練習中に他の先生が声をかけてくれたとの事。こういう先生方の気持ちを感じ取りながら子供達は成長していきます。一生懸命やっているというのは子供の事を思う教員には必ず伝わります。逆も然り。当然だと思います。応援されるチームになってもらえたらと強く思います。

午後は雨が止んでいましたがグランド状態は全くダメでした。とても屋外で走れる雰囲気ではありません。サーキットをやってからドリル。これをできるだけ手早く終わらせました。放課後の練習が始まるのが学校行事の関係で10分程度遅れました。ここを取り戻すためには急ぎ足てやっていくしかありません。ある程度やってから校内の廊下へ。うちは基本的に外廊下ですからそこでは走れません。唯一室内の廊下で60m程度取れる場所があるので一昨年からはそこで走るようにしています。もちろん、廊下で走るというのは原理原則論で言うと「おかしい」かもしれません。しかし、多くの人が応援をしてくれています。遊び半分でやっているわけではないというのが伝わるのだと思います。先ほども書いたようにきちんと伝わるのです。

が、この日は少しだけ違いました。詳しくは書きませんがあまりにもひどい態度を取られました。以前から感じていましたし、生徒も感じている部分です。ここで書くにはふさわしくないと思うので書きません。ここまであからさまに行動されると私も穏やかではありません。でも、我慢です。私があまりにも態度に出すと間違いなく選手もそういう態度になります。感じてはいるの思います。迷惑をかけているとは思います。練習場所として廊下はふさわしくないと言われたら確かにそうかもしれません。それでも人が歩いている時にはぜったいに走りません。危険ですからね。今後は少し考えていかないといけません。重箱の隅をつつくような言い方、行動を見て子供達は何を感じるでしょうか?これ以上書くとこのBlogを読む可能性のあるうちの生徒にも悪影響を与えるでしょうからやめておきます。まー何なんでしょうね。選手はきちんと自分のことをやってもらいたいと思います。

気持ちを取り直して練習はしました。フレキをやってからマーク走。これはかなり良かったですね。これくらい進むと本人達も楽しいのではないでしょうか。無理矢理進むというのではなく楽に速く進んでいる感じがありました。少しだけですが動きが本物になりつつあるのかなと。良かったのでそれほど本数を重ねずに短時間で。

その後は金曜日できなかった加速段階の動きを。タイヤが使えないのでチューブを使って代用。できる事をできる場所でやる。それしかありません。1年生エースのスタートがうまく行っていません。練習中にスタブロの位置を変えて修正をしているのですが気がつくと元に戻っています。これではいつまでも先には進みません。足運びにも癖があります。中間は抜群なのですが加速段階で足だけの動きになります。今のままでは絶対にレースで失敗してしまいます。加速段階の動きを中間につなげていかなければいけない。時間をかけて取り組んでいかなければいけないのです。

かなりの時間をかけました。3年生、めちゃくちゃ動きが良くなっています。驚きました。私にできる事は全てやってから送り出したいと思っています。もう一度一緒に勝負できたらという気持ちはありますが不可能です。新しいステージでしっかりと戦ってもらいたいので今はできる事をしっかりとやっておいてもらいたいですね。廊下なのでスタンディングからのスタートしかできませんでしたがこちらの話している内容を理解しようとしているのが伺えました。こういう部分の成長が見られます。

最後にどうしても外で走りたかったので少しグランドが緩いですがスタブロからのスタートをしました。外は真っ暗でしたがやらなければいけない事はしっかりとやりたいと思います。練習が部分的なもので終わるのではなく次につながっていかなければいけません。可能な限り実際の動きを行っておきたい。形を重視するだけではなくきちんとレースにつながる練習をしなければいけないと思います。
スタブロからの出も少しよくなっていました。まだまだ足りない部分は多々ありますが改善はできつつあります。何度も何度も繰り返しました。私もできる限り近くで見続けました。少し意識が緩むと加速段階で身体が起きてしまいます。実際のレースの事を考えるとこれは許されない事です。部分的な練習ではダメなのです。試合を意識した練習をしなければいけない。スタートして潰れてしまう選手もいます。それでもその状態から走らないといけない。実際のレースでも上手くいかずに潰れてしまう事もあります。そこで諦めてしまうというのではレースにはなりません。崩れても走るという意識派持たないといけませんね。

雰囲気も良くなりつつあります。まだまだできると思います。前に進んでいきたいと思います。色々と考える事はあります。目立つように成れば応援してくれる人も批判する人も増える。そこは忘れてはいけない。全ての人が応援してくれるということはあり得ないのです。何をしても批判する人はいる。だからこそきちんとした姿勢で競技と向き合わなければいけない。そう思います。私自身も前を向いてやっていきたいですね。誰のためにやっている事なのかを考えてやっていきます。
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自分達での練習2

2013-02-04 | 陸上競技
土曜日、前日に引き続き選手は自分達での練習を進めていく事に。前日かなり雨が降ったようなのでグランドが使えるかどうか分からない状態でした。朝の段階で確認するしかありません。基本的にメインのグランドでは他の部活動の試合が開催されていたので使えません。下のグランドで走るつもりでした。その前の段階でドリルをするスペースが確保できないかもしれないという危険性がありました。

最悪は坂道で走ろうかと考えていました。前日が室内で30m程度しか走れていません。どうしても平地で走りたいという気持ちがありました。ぬかるんだグランドで走るのは個人的には好きではありません。私自身高校3年生の時にズルズルのグランドでシューズで走って肉離れした経験があります。これでインターハイ路線は棒に振りました。同じことを選手にはさせたくないという気持ちが強くあります。確認をすると何とか走れそうという事でした。少し時間が経過したら走れるようになるだろうという期待もありました。

サーキットから始めてドリルへ。時間がいつもより確保できるであろうと判断していたのでドリルも1本ずつ追加。後半の走練習につなげるためです。前日、かなり感覚が良いという事でした。どこまでなのかは動きを全く見ていないので何とも判断できません。今やろうとしている事がきちんと動きにつながってきているのだと信じています。見ていないのですから信じるしかないですよね(笑)。

ある程度動きを確認してから下のグランドへ移動。この段階で電話をしてくるように指示をしていました。グランド状況の確認のためです。少し緩いが走れるとのことだったのでフレキとスキップ、フレキとシザースを組み合わせて動きを作りました。これがどの程度うまくかみ合っているのかは分かりませんが感じ的には悪くないと思っています。昨年は私の認識が甘かったと深く反省しています。上手く持って行けたら間違いなく大幅なレベルアップにつながっていたはずです。

マークをやってからバトン走、スタート練習へ。スタートは気になっています。ある程度スムーズになってきているのですが選手の3分の1は動きが変わりません。ここを克服できないと戦えません。しつこく動きに関しては話をしてきています。強制的に動きを作っている部分がありますがまだまだ身についていないですね。まー見ていないですが。話を聞くとあと一歩といった感じのようです。

走練習は短短と短長に分けて。短短は150と120で。久々に距離を伸ばしました。短長は同じく150と120の組み合わせで。本数的にはそれほど多くないかもしれませんがしっかりと走れたようです。失速してダラダラ走るのではなく集中して高いスピードを保てるような練習ができると良いなと考えていました。後で確認をするとかなり良かったようです。動きの練習は全て走りにつながるものでなければいけません。ドリルが上手くなることが目的ではない。しっかりと走れなければ意味がなくなってしまうのです。やっと走れるようになってきたかなというのが最近の感想です。本人達もそれなりの手応えを得ているのではないかと思います。

少し離れた休んで午後からはトレーニング。ここは一切の妥協をしません。本来であれば1月に入って全ての土曜日を二部練習にして身体づくりをしたかったのです。検定があるため午前中で終わらせて勉強時間の確保をしました。不足分を絶対に補わなければいけないのです。練習終了は16時過ぎだったということです。集中していい練習ができたと報告がありました。私がいなくてもある程度の練習が出来るようになってきているのかなと思います。最低限のレベルは越えたのかなと。これは特別ではなく当たり前なのです。誰のための練習なのかを考えたら見えてくることです。

こういう練習がきちんと積めていくと大きく変わると思います。見ることは出来ませんでしたが良い練習が出来たというので一安心。もうしばらく負荷をしっかりとかける時期が続きます。目標値をもって進んでいきたいと思います。
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