kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習~土曜日~

2013-02-24 | 陸上競技
忘れないうちにとにかく記録しておきます。怪しいので(笑)

土曜日、この日は勉強をしっかりとさせたかったので練習開始を早くしました。平日は朝練をやりますから7時45分には身体を動かしています。土曜日とはいえ平日と同じ流れでやることは全く問題はありません。練習開始を少しだけ遅くして8時からとしました。

アップでサーキットをやらずにハードルを使った動きとしました。雨の日にやらせると汗だくになるくらい身体が温まっていたこともあり、準備などの手間も考えてこちらの方が効率的かなと。本当はしっかりとサーキットをやりたいのですが(笑)。そのままの流れで通常のドリルに入りました。これもしつこくしつこくやっています。本人達がどれだけ意識をしてくれるかで効果が変わってきます。

流れ的には通常と同じで。フレキやったあとにマーク走をしました。この動きの中で前日感じていた話をもう一度行いました。全体的にこの部分の意識が弱い気がしています。一つの走りの中で多くの意識は不可能です。しかし目線をどのように持っていくかである程度の部分は改善できると思っています。ここの流れをマーク走で意識させておきたいなと考えていました。

その後そこのつなぎの部分を意識したままタイヤを。60m程度の距離ですがここでも同じことを意識させました。身体が起きてくるのを我慢する練習です。中間に来た時には身体の前側でさばくという意識を持たせています。ここにくるまでに足が流れで後ろで回転しているようでは走れません。練習の中でしっかりとやっていかなければいけないと思っています。中間に入るまでの流れができていないとどれだけやっても走りにつながらなくなります。
身体が完全に起きないように我慢をさせる。繰り返し繰り返しやっていきたいですね。

この練習とタイヤ引きを組み合わせて行いました。ん?前日と同じ流れになってますね。ひょっとしたら金曜日の練習と土曜日の練習の記憶が入り混じっているんじゃないかという不安がありますが、土曜日の練習は覚えているのでこちらは正しいはずです(笑)。タイヤをやって動きを作ってからそのまま走る。バトン走をやると離れなうにしようとして普段よりも身体が起きてしまうのが早くなります。そこを自分の動きに集中して我慢する。

全体的にかなりいい走りができていました。疲れも多少は抜けているのかもしれません。自分の動きを作っていっていつでもこの走りが出来るようになってもらいたいですね。

ここで終わらずにウエイトをやることにしました。今週は1回しかウエイトができていません。この部分を補うためにはやはりやっておきたいと思います。通常は補助も合わせて数人のグループでやっていますが2人人組で回すことにしました。何人かはジャンプ系のトレーニングを。最低限必要なことはやっておかなければいけません。2時間半位かかったでしょうか。それでもまだ10時半、しっかりと勉強はできます。

午前中2時間程度、午後からは5時までひたすら勉強をさせました。以前と比べて集中して勉強ができるようになってきた気がします。ダラダラするところがなくなってきました。成長です。当たり前といえば当たり前なのですが、これまで勉強をするという習慣があまりなかった選手にとってはここまでくるのは大変なことです。家でやれといってきちんとできるのであれば前からできていたでしょう。練習が休みであった投擲選手達も一緒にやっていました。

勉強会終了時に帰宅してからも勉強をやること、不足している補強をする事をしつこく言っておきました。ある程度出来るようになったとはいえ、不安要素はあります。見えないところで努力が出来るようにならない限りは勝負はできない。頭で分かってもそれを行動に移すというのは本当に難しいことです。だから我々が言い続けていくしかない。根気がいる作業です。言われなくてもやるのが理想、簡単なことではありませんからこちらもサポートしていきたいですね。

私は投擲選手に頼まれてマンツーマンで勉強を教えました。昼食を取る時間が確保できませんでした(笑)。まー仕方ないですね。目の前で教えて欲しいと言っている子がいればやはり対応しなければいけませんから。食べようと思ったら食べられたかなーとは思いますが、買いに行く時間が惜しかったのでコーヒーを飲んで過ごしました。

長いような短い一日でした。
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練習~金曜日~

2013-02-24 | 陸上競技
日が過ぎていくにつれて劇的に記憶がなくなっていきます。金曜日の練習について書こうと思ったら何をしたか思い出せませんでした(笑)。キャプテンにメールで確認したらまったく記憶がないメニューが送られてきました~_~; そんなことやったかどうか不安になって何度か確認してみるとやはり打ち間違いだったようです。この手のことを選手に頼るというのは良くないですね~。できるだけ早く書くようにしないといけないですね。

この日は午後から中学校に生徒が発表に行くことになっていました。生徒任せにしていた部分があるのですが信頼がおける生徒を選んでいます。全く問題はないと思っています。色々とあって私も発表を見に行くことになりました。発表を聞くと私達が聞くと分かる内容なのですが中学生が聞くというにはちょっと話が難しいかなという気がしました。もともと課題研究の発表会というのは下級生向けにおこないます。それを簡略化したものを発表するのですがある程度専門的な知識があって初めて分かる内容です。私達の考え方が甘かったと反省しました。生徒は一所懸命にやってくれたのですが、私が方向性を少し見誤った気がしています。次の水曜日にもう一度発表があるのでちょっと趣向を変えてやってみようと思います。もっとシンプルにして分かりやすい内容にしたいと思います。

それが終わって学校に戻りました。既に練習はある程度進んでいました。私が到着した時にはドリル系が終わっていたと思います。すぐにスパイクを履いて走ることに。フレキをやってすぐにタイヤ引きを。ここ最近はひたすら短い距離のタイヤ引きをやっています。私が云々というより選手がやりたいと言っているのでそれに合わせている感じでしょうか。感覚的に良いのでしょう。タイヤ引きとバトン走を組み合わせながらやっていきました。数本タイヤをやってそのままバトンへ。バトンは併走にしています。これは単純にスピードを緩めないための意識です。しっかりと高いスピードを出すためにやっています。

見ているとタイヤ引きで身体か起きてしまう感じのある選手が数人いました。ここでもう一度やらないといけないことを話しました。短い距離で練習をしている意味を考えないといけません。加速段階から中間につなげていく感覚をつかまないといけないと思います。キーパーソンと考えている選手、加速段階は抜群に良いのですが中間に入るところのつなぎがめちゃくちゃ悪い。膝を引き出す意識をひたすらしていたようですから、身体の起こし方に意識を変えさせました。ドリル等でかなりやっているのである程度自然に動きはできるはずです。変に意識し過ぎてしまって思うような動きができないのかもしれません。難しいところですね。

加速から中間へのつなぎの意識を確認して走るとかなりスムーズに走れました。本人は「膝が出ていましたか?」と心配していました。その部分には意識をおいていなかったようです。それでも良い走りができる。ここはひたすらドリルをやらせている効果だと思いますね。

練習自体は少し引っ張って整備も含めて6時前となりました。この日は勉強会はなし。家で自分でやるように指示を出しました。少し意図的な部分もあります。勉強会という場所を設定されているから勉強ができるというのでは意味がありません。自分のために自分でやるという意識を持たないといけないと思います。本当に強くなりたいのであればこの辺りの基本的なことが自分でできなければいけません。「任せる」という話をしました。これを感じ取って本当にやってくれるかどうか?当たり前のことなのですが、「勉強会だからできる」という選手もいるでしょう。進学校であれば「当然」と言われるかもしれません。が、まずは物事に取り組む姿勢をしっかりと身につけさせる必要があると思っています。これが間違いなく競技につながるのですから。

誰のための練習か、誰のための勉強か。ここをしっかりと考えてもらいたいですね。
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