水曜日、この日から学年末考査のテスト週間に入りました。色々と事情があってこの日を考査前の最後の走練習としていました。今まで練習を一緒にやっていた3年生がこの日で高校での練習を終えるということになっていました。下級生からの最後の日は一緒に走練習をしたいという申し出が1週間前にありました。少し変則的な日程になりますが前日の練習を少し早く切り上げ、この日の練習をしっかりとやろうという事にしました。
この日に選手が提出していた日誌に数名気になる事を書いていました。先輩が参加する最後の練習だから良いものにしたいという趣旨の内容が記されていました。これまで一緒に練習をやってきた先輩とこれからは別々の道を進んでいく。だからこそこの日の練習は特別なものにしたいという気持ちがあったのでしょう。
この事に関して私は違うのではないかと感じていました。これまでの私であれば感情移入してしまっていた部分があるでしょう。ほかの者よりも1年間付き合いが長いですし、この子に対する想いはかなりあります。辛い事を何度も乗り越えここまで来ているのです。その選手が高校生活最後の練習をチーム内で行うという状況。普段通りの練習をするというのは簡単ではありません。分かっていることです。
しかし、本当に3年生に良い練習をしてもらおうと思うのであればこの日の練習を感傷的になって涙を流しながら練習をするのは違うと思います。先輩と一緒に練習するのが最後。良い思い出にしたい。その気持ちが前面に出てしまう練習であれば雰囲気も間違いなく暗いものになってしまいます。その日一日だけの感情で練習をするのは違うと思います。これまでの練習が先輩と一緒にやって来た大切な練習であれば最後の日であっても通常通りの練習がきちんと出来ないといけないと思います。日誌のコメントにそういう意味合いの内容を書いて伝えました。どこまで伝わったか分かりませんが感じ取ってもらいたいと思います。
ほとんど口を出さずにやって行きました。技術的な話は何度かしましたが気持ちのコントロールの話は一切言わず。キャプテン、3年生との関係がかなり深かったと思います。他の者よりも思い入れがあるでしょう。頭で感情のコントロールをしないといけないと分かっていても簡単には割り切れないでしょう。力は間違いなくついているのですが最後のひと押しは気持ちのコントロールだと思っています。走練習の2セット目が終わった時点でキャプテンが疲れ果てていました。普段よりもチカラを使っていたのもあるでしょう。更に感情的になり過ぎていたのではないかと思います。過呼吸まではいきませんでしたが通常とは違う様子でした。仕方ない部分だとわかってはいますが他の者も集めて話をしました。
こういう時だからこそ当たり前の事を当たり前にやらないといけないのではないかと思います。特別だというのはほかの者以上に分かっているつもりです。3年生本人もかなり感情的になっていたはずです。全体が雰囲気に流されて感情的な練習をしてしまうというのは良くない。3年生の事を本当に想うのであればここはきちんとした練習を最後までする事が大切だと思います。きちんと練習をする姿勢を示すということで感謝の気持ちを示すことができる。感情的になって普段とは違う練習をしてしまい練習の質を下げてしまうのはお互いにとってプラスにはなりません。
また、特別な場面だからこそ落ち着いてやっていく必要がある。このことを3年生が教えてれているのだと感じていました。この場面で平常心を失って感情的な練習をする。これは間違いなく今後の大会でも同じようなことになるでしょう。本当の勝負になった時、ここで勝ったら上の大会につながる、負けたらお終いだと考えてしまったら本当の力は出せなくなってしまうでしょう。興奮したり通常とは違う場面ではなかなかチカラが出せません。その場面が特別だと自分自身が思い込んでしまうからです。だからこそこういう場面で本当にやらなければいけないことをやる習慣を身につける必要があるのです。
この部分感覚的にも感じています。が、他の指導者よりは心理学の勉強をしてきました。今までの私であれば学んだことは知識として残っているだけで感情が先に動いてしまっていたと思います。これでは自分自身も同じことを繰り返してしまう。冷静にやらなければいけないことを判断できる人間にならなければいけないと思っています。同じようなミスを繰り返すわけにはいきません。経験則だけで物事を言っているわけではなく、多くの情報を自分の中にインプットしてから本当に必要な事をするという部分です。書いていて分からない人には絶対に分からない感覚だろうなーと思ってます(笑)。
最後の最後に3年生が教えてくれたのだと思っています。これから自分達が何をしなければいけないのかを勝負がかかった試合よりも前に身を持って体験させてくれたのではないかと。キャプテン、やはり普段とは違いました。個別にも話しましたかここをコントロールできる冷静さが必要になるのです。力が付いてきてもその力をきちんと出し切れるかどうかでまったく変わってきます。そこを最後の最後に教えてもらったのだと。
このことを心で感じられる選手になってもらいたい。この場面を特別だと感じられない選手にはなってもらいたくない。何も感じずに練習をやるような選手では絶対に強くならないと思います。お世話になった先輩と共有できる時間、高校生活で最後になるということの意味を心で感じられるようになるというのは大切だと思います。そこを感じていながらも冷静になる、難しいことを求めているのは分かります。高校生にそこまで求めるのは求め過ぎなのかもしれません。それでも本当の勝負をしようと思ったら必要になるのです。それを考える機会を与えてもらえたというのは最後の最後まで3年生の存在は大きかったなと思います。
書きたいことはたくさんあります。今はこの辺りまででお許しください。
上手く書けないことが多いです。思いつくままに書きました。練習中に自分自身で自分の感情をコントロールすることの大切さも感じました。この辺りのことはまた書きたいと思います。3年生のことも。
今は私自身寂しい気持ちが強いです。頭を整理してから書けたらと思います。御許しを。
この日に選手が提出していた日誌に数名気になる事を書いていました。先輩が参加する最後の練習だから良いものにしたいという趣旨の内容が記されていました。これまで一緒に練習をやってきた先輩とこれからは別々の道を進んでいく。だからこそこの日の練習は特別なものにしたいという気持ちがあったのでしょう。
この事に関して私は違うのではないかと感じていました。これまでの私であれば感情移入してしまっていた部分があるでしょう。ほかの者よりも1年間付き合いが長いですし、この子に対する想いはかなりあります。辛い事を何度も乗り越えここまで来ているのです。その選手が高校生活最後の練習をチーム内で行うという状況。普段通りの練習をするというのは簡単ではありません。分かっていることです。
しかし、本当に3年生に良い練習をしてもらおうと思うのであればこの日の練習を感傷的になって涙を流しながら練習をするのは違うと思います。先輩と一緒に練習するのが最後。良い思い出にしたい。その気持ちが前面に出てしまう練習であれば雰囲気も間違いなく暗いものになってしまいます。その日一日だけの感情で練習をするのは違うと思います。これまでの練習が先輩と一緒にやって来た大切な練習であれば最後の日であっても通常通りの練習がきちんと出来ないといけないと思います。日誌のコメントにそういう意味合いの内容を書いて伝えました。どこまで伝わったか分かりませんが感じ取ってもらいたいと思います。
ほとんど口を出さずにやって行きました。技術的な話は何度かしましたが気持ちのコントロールの話は一切言わず。キャプテン、3年生との関係がかなり深かったと思います。他の者よりも思い入れがあるでしょう。頭で感情のコントロールをしないといけないと分かっていても簡単には割り切れないでしょう。力は間違いなくついているのですが最後のひと押しは気持ちのコントロールだと思っています。走練習の2セット目が終わった時点でキャプテンが疲れ果てていました。普段よりもチカラを使っていたのもあるでしょう。更に感情的になり過ぎていたのではないかと思います。過呼吸まではいきませんでしたが通常とは違う様子でした。仕方ない部分だとわかってはいますが他の者も集めて話をしました。
こういう時だからこそ当たり前の事を当たり前にやらないといけないのではないかと思います。特別だというのはほかの者以上に分かっているつもりです。3年生本人もかなり感情的になっていたはずです。全体が雰囲気に流されて感情的な練習をしてしまうというのは良くない。3年生の事を本当に想うのであればここはきちんとした練習を最後までする事が大切だと思います。きちんと練習をする姿勢を示すということで感謝の気持ちを示すことができる。感情的になって普段とは違う練習をしてしまい練習の質を下げてしまうのはお互いにとってプラスにはなりません。
また、特別な場面だからこそ落ち着いてやっていく必要がある。このことを3年生が教えてれているのだと感じていました。この場面で平常心を失って感情的な練習をする。これは間違いなく今後の大会でも同じようなことになるでしょう。本当の勝負になった時、ここで勝ったら上の大会につながる、負けたらお終いだと考えてしまったら本当の力は出せなくなってしまうでしょう。興奮したり通常とは違う場面ではなかなかチカラが出せません。その場面が特別だと自分自身が思い込んでしまうからです。だからこそこういう場面で本当にやらなければいけないことをやる習慣を身につける必要があるのです。
この部分感覚的にも感じています。が、他の指導者よりは心理学の勉強をしてきました。今までの私であれば学んだことは知識として残っているだけで感情が先に動いてしまっていたと思います。これでは自分自身も同じことを繰り返してしまう。冷静にやらなければいけないことを判断できる人間にならなければいけないと思っています。同じようなミスを繰り返すわけにはいきません。経験則だけで物事を言っているわけではなく、多くの情報を自分の中にインプットしてから本当に必要な事をするという部分です。書いていて分からない人には絶対に分からない感覚だろうなーと思ってます(笑)。
最後の最後に3年生が教えてくれたのだと思っています。これから自分達が何をしなければいけないのかを勝負がかかった試合よりも前に身を持って体験させてくれたのではないかと。キャプテン、やはり普段とは違いました。個別にも話しましたかここをコントロールできる冷静さが必要になるのです。力が付いてきてもその力をきちんと出し切れるかどうかでまったく変わってきます。そこを最後の最後に教えてもらったのだと。
このことを心で感じられる選手になってもらいたい。この場面を特別だと感じられない選手にはなってもらいたくない。何も感じずに練習をやるような選手では絶対に強くならないと思います。お世話になった先輩と共有できる時間、高校生活で最後になるということの意味を心で感じられるようになるというのは大切だと思います。そこを感じていながらも冷静になる、難しいことを求めているのは分かります。高校生にそこまで求めるのは求め過ぎなのかもしれません。それでも本当の勝負をしようと思ったら必要になるのです。それを考える機会を与えてもらえたというのは最後の最後まで3年生の存在は大きかったなと思います。
書きたいことはたくさんあります。今はこの辺りまででお許しください。
上手く書けないことが多いです。思いつくままに書きました。練習中に自分自身で自分の感情をコントロールすることの大切さも感じました。この辺りのことはまた書きたいと思います。3年生のことも。
今は私自身寂しい気持ちが強いです。頭を整理してから書けたらと思います。御許しを。