月曜日、この日は朝から雨。こうなるであろうという予測は出来ていましたが思っていた以上に雨。こんなもんでしょうね。朝練の時点で「走れたらいいな」とは思っていたのですがそれどころではない雨でした。選手の一部が「タイヤ引きをしたい」と言っていたのでぜひやろうと思っていたのですが・・・。
朝はちょっと時間をかけて基本的なことを。同じ動きの繰り返しです。面白くないでしょうね。これまでやってきたことと同じことをやっていますが、感覚的に少し違ってくる部分もあるかなという感じです。本人たちがどれだけ意識してやるかだと思います。
この日は3年生の登校日でした。久々にクラスの生徒に会います。近況報告を聞いたりあーだこーだ話をしていました。この時間も本当に貴重な時間です。2時間で終了ということになっていて2時間目はLHR。これは私が思うことを話しました。これは「価値観の押し付け」なのではないかという気もします。自分が思うことを生徒に話す。部活動も同じ。しかし、これは「自分の価値観を他者に押し付けているだけだ」と批判を受けるのかな。非常に難しいなと思います。それでも「何かしら伝える」ことが我々の仕事です。「大切なもの」を伝えていくことが出来なければ意味がない。「小学5年生の自殺」の話や「命の大切さ」について話しました。3年生のこの時期にこのような話をするのがふさわしいのか?分かりません。でもこの子達もいつしか親となる。そのときに自分の子供に何を教えていくのか?そこに到達するまでに何を感じ何を考えるのかが重要だと思っています。
午後は会議。練習は基本的なことをしました。雨が止む気配がないのであきらめて「出来ることをやる」という形で進めました。いつもとは違って「20分程度時間を与える」という指示を出しました。今うちでやっている練習の確認を自分自身でしてみなさいと。普段はある程度こちらの指示で動きをやります。特に考えなくても意識しなくてもなんとなく時間が流れる。しかし、「自分でやってみなさい」と振ると周りに合わせるわけにはいきません。実際のレースのアップでは各自でやります。自分に必要な感覚を自分で呼び起こす作業です。こういう時間があると集中力が保てます。そして、互いに動きの確認をしたり他者の動きをみて改善しようと工夫します。非常に貴重な練習時間になった気がしています。
途中で跳躍選手と話をしました。動きの感覚についてです。昨年6月くらいには100mが11秒8くらいでした。それが9月には11秒0になっていました。驚くべきことです。動きを見ていてこちらがやろうということをしっかりと出来ています。「何が変わったのか」と確認すると時間があるときにネットで動画を見続けたと言っていました。どうすれば速く走れるのかを知りたくて何度も何度も動画を見たと。それで動きを真似してみたら走れるようになったということでした。見ているだけで走れるようにはなりません。普段やる動きの中に自分でその感覚を入れていたのだと思います。劇的に動きが良くなった背景には「自分のためにやる」という行為があったのです。
指導する者、教育に携わる者は「自分の指導で生徒が変わった」と思い込みがちです。しかし、本当は教育主体である生徒自身が何かしらのきっかけを得て「自分で変わった」のです。勘違いしてはいけない部分だと思います。技術系の種目は指導が入ると目に見えて動きが変わることがあります。それが一時的なものなのか本当に変わったのかは分かりません。本当に大事なのは「指導をする」ことではなく「生徒に気づかせること」なのだと思います。生徒が気づけば「行動が変わる」のです。なぜなら自分自身が「上手くなりたい」「強くなりたい」と思うからです。自ら欲した行動というのはどこまででもできます。なぜなら変わっていく自分が楽しいからです。モチベーションが高ければ人は動く。それをプラスの方向変えていくことができるのが教育活動なのではないかと思います。
そのきかっけを与えるのが我々の役割。そう強く感じました。
話がそれました(笑)。ドリルを行った後に少し走りました。感じ的には良かったですね。マークを置いている距離が詰まってしまう選手も複数いました。移動し始めたらやはり詰まる。無理やり大きく動かすのではなくそれが自然と出来るようになる。これが狙いです。少し長引いたので最後の集合はなし。「早く帰れ~」という感じでバタバタ終了。少し話をしたいこともあったのですが。まー仕方ないですね。
朝はちょっと時間をかけて基本的なことを。同じ動きの繰り返しです。面白くないでしょうね。これまでやってきたことと同じことをやっていますが、感覚的に少し違ってくる部分もあるかなという感じです。本人たちがどれだけ意識してやるかだと思います。
この日は3年生の登校日でした。久々にクラスの生徒に会います。近況報告を聞いたりあーだこーだ話をしていました。この時間も本当に貴重な時間です。2時間で終了ということになっていて2時間目はLHR。これは私が思うことを話しました。これは「価値観の押し付け」なのではないかという気もします。自分が思うことを生徒に話す。部活動も同じ。しかし、これは「自分の価値観を他者に押し付けているだけだ」と批判を受けるのかな。非常に難しいなと思います。それでも「何かしら伝える」ことが我々の仕事です。「大切なもの」を伝えていくことが出来なければ意味がない。「小学5年生の自殺」の話や「命の大切さ」について話しました。3年生のこの時期にこのような話をするのがふさわしいのか?分かりません。でもこの子達もいつしか親となる。そのときに自分の子供に何を教えていくのか?そこに到達するまでに何を感じ何を考えるのかが重要だと思っています。
午後は会議。練習は基本的なことをしました。雨が止む気配がないのであきらめて「出来ることをやる」という形で進めました。いつもとは違って「20分程度時間を与える」という指示を出しました。今うちでやっている練習の確認を自分自身でしてみなさいと。普段はある程度こちらの指示で動きをやります。特に考えなくても意識しなくてもなんとなく時間が流れる。しかし、「自分でやってみなさい」と振ると周りに合わせるわけにはいきません。実際のレースのアップでは各自でやります。自分に必要な感覚を自分で呼び起こす作業です。こういう時間があると集中力が保てます。そして、互いに動きの確認をしたり他者の動きをみて改善しようと工夫します。非常に貴重な練習時間になった気がしています。
途中で跳躍選手と話をしました。動きの感覚についてです。昨年6月くらいには100mが11秒8くらいでした。それが9月には11秒0になっていました。驚くべきことです。動きを見ていてこちらがやろうということをしっかりと出来ています。「何が変わったのか」と確認すると時間があるときにネットで動画を見続けたと言っていました。どうすれば速く走れるのかを知りたくて何度も何度も動画を見たと。それで動きを真似してみたら走れるようになったということでした。見ているだけで走れるようにはなりません。普段やる動きの中に自分でその感覚を入れていたのだと思います。劇的に動きが良くなった背景には「自分のためにやる」という行為があったのです。
指導する者、教育に携わる者は「自分の指導で生徒が変わった」と思い込みがちです。しかし、本当は教育主体である生徒自身が何かしらのきっかけを得て「自分で変わった」のです。勘違いしてはいけない部分だと思います。技術系の種目は指導が入ると目に見えて動きが変わることがあります。それが一時的なものなのか本当に変わったのかは分かりません。本当に大事なのは「指導をする」ことではなく「生徒に気づかせること」なのだと思います。生徒が気づけば「行動が変わる」のです。なぜなら自分自身が「上手くなりたい」「強くなりたい」と思うからです。自ら欲した行動というのはどこまででもできます。なぜなら変わっていく自分が楽しいからです。モチベーションが高ければ人は動く。それをプラスの方向変えていくことができるのが教育活動なのではないかと思います。
そのきかっけを与えるのが我々の役割。そう強く感じました。
話がそれました(笑)。ドリルを行った後に少し走りました。感じ的には良かったですね。マークを置いている距離が詰まってしまう選手も複数いました。移動し始めたらやはり詰まる。無理やり大きく動かすのではなくそれが自然と出来るようになる。これが狙いです。少し長引いたので最後の集合はなし。「早く帰れ~」という感じでバタバタ終了。少し話をしたいこともあったのですが。まー仕方ないですね。