続き。
体育祭終了後、学校に戻り練習。多くのメンバーは部活動対抗リレーと色別対抗リレーで200mを走っています。女子4継メンバーは両方です。そのためアップは最小限にすることに。もう少し動いたほうが良いかなという気はしていましたが時間的なこともあり、動的柔軟をやってから壁、チューブという流れにしました。最小限ですね。
練習をしたかった理由のメインはバトンです。全体的に走れてきているので4継できちんと結果を出しておいたいと考えていました。正確にいうと先週の土曜日の練習の時にバトン練習が上手くいかなかったというのが大きな理由なのですが・・・。スピードレベルが上がってきているのでその状況でバトンが渡せない。テスト週間などもあったのでバトン練習が不足しています。この状況で4継にでるのは不安(笑)。
前の記事にも書きましたが春先は49秒49を出しています。その時と比べると各個人のタイム自体の合計が1秒以上上がっています。そう考えるとかなりのタイムが狙える。まー狙って狙ってやると良いことはないので「出せるよね」というレベルで話を終わらせていますが(笑)。なかなか全員の調子の波が合わないので記録自体は出ていませんが本当に上手くいけば48秒台です。「目標タイム」としてはちょうどいいレベルだと思っていますが、最低でも49秒48は出しておきたい(笑)。
バトン練習が終わってからスタート練習も少し。高跳び選手は別メニューで高跳。よく考えたら県新人で4位となってから一度も高跳び練習をしていません。4継メインで考えていたので仕方ないところです。県体にぶっつけ本番で出すのは可哀想、というか器用な方ではないので絶対に飛べません。この日にやっておかなければ大変な事になります。案の定、大変でした(笑)。スピードが上がっていることを完全に忘れています。今までの感覚で踏み切ろうとして踏み切れない。当然です。やはり練習しておいてよかった。不安でしたから。
他のメンバーはスタート。スタートの動きに修正を加えたい選手がいたので。後ろ足の運びが悪い。何度か指摘していましたが修正できません。冬期の大きな課題だとは思いますが少しでも修正できたらと思い取り組ませました。小さなエースはお疲れ気味だったので指導させることに。教えることで自分の動きの確認になります。実はチーム内で一番上手い。一冬かけて改善してきました。直接見せることでできない選手のイメージも変わると思います。大きなエースは「復活」という感じのスタートをしていました。良い走りです。
18時前に終了してそこからシャフト。通常であればやりませんが、先のことを考えてです。県体も大事。シーズン最後の大会ですからそこを適当に迎えるのは今のうちにとってはプラスになりません。登り調子の時に走っておくというのは大事です。しかし、練習量が不足しているときに「調整練習」をしても貯金がないのですから単純に「練習不足」となるだけ。ここは考えないといけません。強めの負荷をかけておきました。県体のためだけを考えるのではなく「来年のため」です。そこは選手も理解しておかなければいけません。目の前のレースだけではなくもっともっと先のことを見据えてやらなければいけないのです。
記録などが出ると雰囲気が良くなります。単純です(笑)。指導する側として忘れていはいけないことです。楽しくないことを楽しくできる。簡単なことではありません。いつもいつも記録が出るわけではありません。我慢しないといけない時期もある。それでも少しずつでも記録が出ると選手たちは自分たちで盛り上がっていく。そういうチームにしなければいけないと思います。まだまだ私の力ではすぐにそこに持っていくことはできませんが・・・。
目標意識を明確に。ここが全てだと思います。しっかりと取り組んでいきたいですね。