県体が終わりました。これによりトラック種目はシーズン終了。これからは来年に向けての準備となっていきます。学校に戻り少しだけ話をしました。今後のことです。今、想いを伝えておかなければ今後できないかもしれないという気持ちがあったからです。
とにかくこれで今シーズンは終わり。終わりです。県新人前に「もう少しだけ指導する」と言ってから約1か月が過ぎました。本人たちは忘れているかもしれませんが、この1か月どのような「想い」でやってきたでしょうか。意欲が感じられなければ本気で指導するのを辞めようと思っていました。私自身のモチベーションがそこまで上がらないからです。嫌々練習する選手にこちらが細かいことまで指導するというのははっきりいって苦痛です。そんな中でやってきた1か月、後半は大躍進でした。複雑です(笑)。
選手にはもう一度考えてみるように話しました。これから先、6か月は試合もなく厳しい冬期練習が待っています。「絶対に強くなってやる」という気持ちがあるかどうかでこの冬の取り組みは大きく変わってくると思います。今の2年生、昨年の冬期練習では「とりあえず練習をする」という感じが強くありました。それなりにやっていたと思いますが「何が何でもインターハイに行く」という気持ちにはなっていなかったと思います。100の練習を求めるのであれば60~65程度の意識レベルだったと思います。少し話を聞くと「きついと聞いていたので最後までやろうと思っていた」というレベル。絶対に強くなってやろうという感覚はそれほどなかったと思います。負けて悔しいという気持ちはあったとしてもその立場を逆転するだけの練習ができたかどうか。
今、うちの選手がそれなりに結果を出しました。しかし、この記録を来年に持っていくことはできません。今シーズン限りでありここで終わりです。どれだけ良い記録を持っていても来年度全く走れなければ勝負にはなりません。「過去の記録」として残りますが来シーズンの記録に直結するわけではないというのを覚えておいてもらわなければいけない。良い記録が出せて満足できるとは限らないのです。今まで負けなかった選手に負けてしまう可能性も十分にある。そんなものだと思います。
自分のこれまでの立場に置き換えてみればわかるはずです。うちのいる選手は個人で全国大会に出場した者はいません(ジュニアオリンピックには出ていますがこれは別物と考えています。)。持ち記録も12秒台は一人もいなくて13秒台。他校には中学時代から12秒台で走る選手がいます。それが気が付くと自分たちの方が強くなっている。相手は「負けるはずがない」と思っていたかもしれません。それでも自分自身が強くなっていけば立場は逆転するのです。13秒台の選手でもインターハイに行けるし県で優勝できる。全員がそうなるとは言い切れませんが「可能性」としてはあるのです。
今回の県体で何度も話が出ましたが4継で1・2年生チームで48秒台が出たというのは「驚異的な記録」だと思っています。インターハイに出場するための「目標記録」が48秒5です。この記録がここ数年目安となっている。そこまであと0.3秒。十分に可能な範囲だと考えています。しかし、その記録が来年も出せるとは限らない。今良い記録を出しているチームが来年も同じ記録が出せるか?それはうちにも当てはまることだと思います。順調に練習が積めれば47秒台も可能かもしれません。あとは選手たちがこの冬期の間、どれだけ高いモチベーションを保っていくことができるかです。本気で勝負しながら練習を積んでいけば間違いなく強くなります。
目標は100mで2人、200mで2人、4継でインターハイ出場。最大目標であり最低目標です。スプリント系に関しては2人とも表彰台に上る。それくらいの気迫と強い思いがなければこの冬期では結果は出ないと思います。大変なレベルを目指しているのですから簡単には到達できません。それを達成するためには4継メンバー全員が「0.3秒短縮」が必要不可欠な条件です。2年生が0.3秒短縮できれば全国レベルの選手になります。まーこれは私が思うだけなので本人たちがどこまで強く願うかは分かりませんが(笑)。
昨年の秋の話をしました。大きなエース、実は中国新人に出場していません。県新人で5位となり4位まで出場できた中国新人に進んでいないのです。小さなエース、昨年の県体では予選落ちです。他の同学年の選手にも差をつけられてしましたし、100mのシーズンベストは13秒13でした。この選手たちが「それなりに冬期を越した」という状態で大きく飛躍したのです。本気で冬期を越えればどうなるでしょうか?筋力は意識レベルに比例する部分があります(体重にも比例しますが・・・)。絶対に強くなってやるという意識があれば大きく伸びます。技術的なことも高い意識で取り組めば間違いなく変わっていきます。その取り組みがどうなるかで結果は大きく変わります。
2年生が0.5秒伸びることは難しいと思いますが、1年生が冬期を越えて0.5秒伸びるのは十分可能だと思います。2年生が0.3秒、1年生が0.5秒がインターハイへの条件となると思います。そのことをどれだけの選手が自覚してくれるか。自分たちの意志で「インターハイに行くんだ」という練習をしてくれるかです。
ここまで多くの選手がうちの学校でインターハイを目指してきました。その卒業生たちが果たせなかった「夢」をこういう形でつないていく。私自身、選手たちとインターハイを目指す中で多くのことを学ばせてもらいました。失敗してしまったことも数えきれないくらいあります。選手には申し訳ないことをしていますが、それが今やっと形となりつつある。時は流れますがその時の経験が今のチーム状況を作っているのだと思います。「リレーでインターハイ」。これを目指してやってきました。まだ一度も達成できていません。どれだけの選手が本気でそこを目指してくれるか。2年生が中心に個人でインターハイに行くという強い気持ちを持ってくれれば全体のレベルも上がると思います。今なら失敗しない冬期が迎えられると思っています。これまでの「失敗」を力に変えていけると。
かなり話をしました。もう少し話をしたのでそのことも思い出せたら書きます。本人たちがどこを目指すか。そこが全てだと思います。選手が真剣に取り組むのならどれだけでも力を貸す。やらされる練習なら私は練習に出ない。それくらいの覚悟は持っておきたいと思います。良いチーム状況になったからと言ってこれがずっと継続できるわけではありません。慢心せずに取り組めるかです。
見ていきたいとおもいます。
とにかくこれで今シーズンは終わり。終わりです。県新人前に「もう少しだけ指導する」と言ってから約1か月が過ぎました。本人たちは忘れているかもしれませんが、この1か月どのような「想い」でやってきたでしょうか。意欲が感じられなければ本気で指導するのを辞めようと思っていました。私自身のモチベーションがそこまで上がらないからです。嫌々練習する選手にこちらが細かいことまで指導するというのははっきりいって苦痛です。そんな中でやってきた1か月、後半は大躍進でした。複雑です(笑)。
選手にはもう一度考えてみるように話しました。これから先、6か月は試合もなく厳しい冬期練習が待っています。「絶対に強くなってやる」という気持ちがあるかどうかでこの冬の取り組みは大きく変わってくると思います。今の2年生、昨年の冬期練習では「とりあえず練習をする」という感じが強くありました。それなりにやっていたと思いますが「何が何でもインターハイに行く」という気持ちにはなっていなかったと思います。100の練習を求めるのであれば60~65程度の意識レベルだったと思います。少し話を聞くと「きついと聞いていたので最後までやろうと思っていた」というレベル。絶対に強くなってやろうという感覚はそれほどなかったと思います。負けて悔しいという気持ちはあったとしてもその立場を逆転するだけの練習ができたかどうか。
今、うちの選手がそれなりに結果を出しました。しかし、この記録を来年に持っていくことはできません。今シーズン限りでありここで終わりです。どれだけ良い記録を持っていても来年度全く走れなければ勝負にはなりません。「過去の記録」として残りますが来シーズンの記録に直結するわけではないというのを覚えておいてもらわなければいけない。良い記録が出せて満足できるとは限らないのです。今まで負けなかった選手に負けてしまう可能性も十分にある。そんなものだと思います。
自分のこれまでの立場に置き換えてみればわかるはずです。うちのいる選手は個人で全国大会に出場した者はいません(ジュニアオリンピックには出ていますがこれは別物と考えています。)。持ち記録も12秒台は一人もいなくて13秒台。他校には中学時代から12秒台で走る選手がいます。それが気が付くと自分たちの方が強くなっている。相手は「負けるはずがない」と思っていたかもしれません。それでも自分自身が強くなっていけば立場は逆転するのです。13秒台の選手でもインターハイに行けるし県で優勝できる。全員がそうなるとは言い切れませんが「可能性」としてはあるのです。
今回の県体で何度も話が出ましたが4継で1・2年生チームで48秒台が出たというのは「驚異的な記録」だと思っています。インターハイに出場するための「目標記録」が48秒5です。この記録がここ数年目安となっている。そこまであと0.3秒。十分に可能な範囲だと考えています。しかし、その記録が来年も出せるとは限らない。今良い記録を出しているチームが来年も同じ記録が出せるか?それはうちにも当てはまることだと思います。順調に練習が積めれば47秒台も可能かもしれません。あとは選手たちがこの冬期の間、どれだけ高いモチベーションを保っていくことができるかです。本気で勝負しながら練習を積んでいけば間違いなく強くなります。
目標は100mで2人、200mで2人、4継でインターハイ出場。最大目標であり最低目標です。スプリント系に関しては2人とも表彰台に上る。それくらいの気迫と強い思いがなければこの冬期では結果は出ないと思います。大変なレベルを目指しているのですから簡単には到達できません。それを達成するためには4継メンバー全員が「0.3秒短縮」が必要不可欠な条件です。2年生が0.3秒短縮できれば全国レベルの選手になります。まーこれは私が思うだけなので本人たちがどこまで強く願うかは分かりませんが(笑)。
昨年の秋の話をしました。大きなエース、実は中国新人に出場していません。県新人で5位となり4位まで出場できた中国新人に進んでいないのです。小さなエース、昨年の県体では予選落ちです。他の同学年の選手にも差をつけられてしましたし、100mのシーズンベストは13秒13でした。この選手たちが「それなりに冬期を越した」という状態で大きく飛躍したのです。本気で冬期を越えればどうなるでしょうか?筋力は意識レベルに比例する部分があります(体重にも比例しますが・・・)。絶対に強くなってやるという意識があれば大きく伸びます。技術的なことも高い意識で取り組めば間違いなく変わっていきます。その取り組みがどうなるかで結果は大きく変わります。
2年生が0.5秒伸びることは難しいと思いますが、1年生が冬期を越えて0.5秒伸びるのは十分可能だと思います。2年生が0.3秒、1年生が0.5秒がインターハイへの条件となると思います。そのことをどれだけの選手が自覚してくれるか。自分たちの意志で「インターハイに行くんだ」という練習をしてくれるかです。
ここまで多くの選手がうちの学校でインターハイを目指してきました。その卒業生たちが果たせなかった「夢」をこういう形でつないていく。私自身、選手たちとインターハイを目指す中で多くのことを学ばせてもらいました。失敗してしまったことも数えきれないくらいあります。選手には申し訳ないことをしていますが、それが今やっと形となりつつある。時は流れますがその時の経験が今のチーム状況を作っているのだと思います。「リレーでインターハイ」。これを目指してやってきました。まだ一度も達成できていません。どれだけの選手が本気でそこを目指してくれるか。2年生が中心に個人でインターハイに行くという強い気持ちを持ってくれれば全体のレベルも上がると思います。今なら失敗しない冬期が迎えられると思っています。これまでの「失敗」を力に変えていけると。
かなり話をしました。もう少し話をしたのでそのことも思い出せたら書きます。本人たちがどこを目指すか。そこが全てだと思います。選手が真剣に取り組むのならどれだけでも力を貸す。やらされる練習なら私は練習に出ない。それくらいの覚悟は持っておきたいと思います。良いチーム状況になったからと言ってこれがずっと継続できるわけではありません。慢心せずに取り組めるかです。
見ていきたいとおもいます。