kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

天候不良&動きの確認

2014-04-05 | 陸上競技
金曜日、この日はとにかく寒かった・・・。ここ数日間暖かい日が続いていたのでそれが当たり前という感覚でいましたが突然冬に逆戻り。風も強く屋外で部活をする状況ではないのでは?と感じるくらい寒かったですね。それもあったので練習は短い距離でパッとやってパッと終わる予定にしていました。長くやれる天候ではないので。

前日雨が降っていたので練習できるかどうか不安なところもありましたが、朝の時点で何とか問題なく走れるかなという感じでした。選手にはバトン走までやって終わるという感じで話をしていました。さすがにグランドが少し柔らかかったので時間をおいて走れる状況になるまでは動きの確認をしておこうと考えていました。1時間程度待てばグランドが使えるであろう空模様でしたから若干油断していました。

ダイナマックスを使ったアップを行いました。前の記事に書いたように「奇数」なので私も・・・。さすがに投げるのが上手くなってきた気がします(笑)。グランドではできないので校舎の前の駐車場で行います。車がほとんど来ないので安全に練習ができます。毎回ここでもいいのですが移動する時間が2分くらいかかるので時間の節約(笑)。この日は仕方なく移動しましたが、できるだけ近いところでやりたいですね。

グランドで走りたかったので野球部にお願いしたネットを移動させてもらいました。これがあるとなかなか走りにくいので。その間はうちの選手はその場での動きの確認、スティックを使ってのドリルという感じで練習を進めていました。が、この時点から突然の雨。え??と思っていたらとても外でできそうにないくらいの雨が降ってきました。青空が見えているにもかかわらず雨がこれだけ降るって・・・。仕方なく軒下で動きをすることに。すぐに止んでくれたらよかったのですが横殴りの強い雨となってしまったのでグランドで走るのをあきらめました。うーん、計画的に進みませんね。

割り切って動きを中心に。ハードルの連続抜きをやるのですが、「重心移動」を意識させるためにいつもよりも間の距離を長く設定しました。1足長伸ばすだけでずいぶん難しさが変わってきます。それでもある程度対応できていたので問題なし。普段ならどんどん練習を進めていく感じになるのでこの部分が不足します。意図的に距離を伸ばして移動を作るというのは大事かもしれません。じっくり見ていると骨盤のローリングで距離を稼ぐ選手もいます。これでは走りにはつながりません。足をしっかりと前まで持ってきて初めて動きの意味が出てくる。意識させるとできるようになってくるのでやはり「練習は偉大」だと思いますね。

フレキもやりました。これは逆に最初に距離を短くして実施。幅が広いと「速く動く」というのができません。いつもは時間の関係で最初から少し伸ばして設定しています。が、意図的に短めに設定。「速く」を意識した練習です。この速くの中でも意識することは出てきます。油断すると「足先でかわす」動きになってしまって練習の意図が分からないものとなってしまいます。「速く」が重要なのですが股関節からしっかりと動かすことで初めて意味が出てきます。これを2セットやってから距離を伸ばして2セット。まずまずかなという感じです。

この時点で雨が止んだのですがグランドは水浸し。とても走れません。諦めて学校の横の坂道で走ることに。これまで大きなエースは男子と走らせていました。が、ここ最近考え過ぎていて納得できないようです。男子と走ると置いていかれるのでここが「不安」を大きくしているのだと思います。この日は「4継メンバーで勝負」という形にしました。大きなエースと小さなエースを練習で一緒に走るというのはやってきませんでした。12秒20と12秒35ですからすごい勝負になるのですが、小さなエースは練習でめちゃくちゃ走るわけではありません。思うように走れなければ嫌気がさしてしまう危険性もあるので避けていました。が、この日は2人ずつ50mを3本走るメニューとして女子の4継メンバーが1対1で勝負し続ける状況を作りました。1本ずつ相手は交替です。

2年生は強くなってきたとはいえやはり3年生2人には勝てません。大きなエースも走れています。こういう機会を作ることで「自信」を取り戻す必要があるなと感じました。実際は県総体では「決勝」以外で一緒に走ることはありません。同一校が同じ組に入ることはないので。大会で走ることも少なく練習でも走ることが少ないとなるとチーム内の競争ができなくなる可能性もあるのかなと。無理やりにでも走らせないといけない時があると思います。

3本2セットやってから室内で体幹補強をして終わり。予定通りの3時間でした。翌日はスピード練習を予定していたので大きな負荷をかけずに終了。あとはしっかりと疲れを取ってもらいたいですね。

私は久々に投擲の練習を見ていました。結局1日陸上漬け。色々な話ができるので良い時間を過ごせました。
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トレーニング

2014-04-05 | 陸上競技
また、更新が遅れつつあります。うーん、結構バタバタしているのかもしれません。できるだけ早く書かないと忘れてしまうのです。危険な状態ですね。とにかく短い内容でもいいので書いておかないと忘れてしまうという恐ろしい状況です(笑)。

木曜日、練習の日程調整を考えていました。金曜日に走るか土曜日に走るかで大きく変わってきます。水曜日に各方面とやり取りをして土曜日に走ることになったので木曜日はトレーニング中心としました。目標は3時間半。かなりの量となります。それでも今後のことを考えるととにかくやっておく必要があります。身体作りの意識が抜けてしまうとやはり競技量の向上にはつながりませんから。

ここ数か月、アップでダイナマックスを使っています。「正しい負荷」かどうかは微妙なところがありますが、ある程度できるようになってきていると思います。新入生が来るまでは「偶数」だったので基本的には問題はありませんでした。この練習は2人1組で行う練習なので「奇数」ではできません。効率を考えて「奇数」の場合は私が手伝いに入るようになります。授業関係で一人抜けるという場合にのみ手伝っていました。が、新入生が入り今のところ常に「奇数」となっています。そのため毎日のように「ダイナマックス」の練習に私も参加するという流れになっています。この練習、はたから見るのと実際にやってみるのでは全く違います。かなりしんどい。日ごろほとんど運動しないのでこういう部分はきついですね~。特にこの日は「若干の(?)体調不良」でしたからいつも以上にしんどい。ヘロヘロでした(笑)。

その後はシャフト補強とバランス系。これはいつも通りの流れですね。これだけで約1時間かかります。特に新入生を参加させているのでバランス系に時間がかかります。私は「奇数」の選手と一緒にやっていきました。この合間に「練習日誌」を見る。長期休業中はなかなか日誌を見ることができません。無理やりにでも時間を作って行わなければいけない部分です。見ているとそれぞれが思うことがあるように感じます。「上手く走れない」と思い悩んでいる者もいる。マイナス思考になると自分の競技に集中できません。ここは克服しなければいけない部分かなと。大きく成長するためには絶対に避けて通れない部分だと思います。

この日は「股関節に意識を置く」という意味でハードルを使った補強も入れました。足を引き上げる筋力のアップを図ります。リズム系も含めて色々な刺激を入れていくことは重要なことだと思います。ここ最近、「足先だけの動き」になる選手もいるので身体の中心から動かすという意識を持たせたいというのもありました。走りの中だけで意識するのではなくこういう補強の時に意識することで走りにも生きてくると思います。この日はあえて「向い合せ」で練習をさせました。相手とリズムを合わせる、動きを合わせるという練習です。これには声掛けも必要になってきます。数を数えることで声も出ますし雰囲気も変わります。重要なことだと思っています。

これだけで終わらずにジャンプ系の練習も行いました。前日の練習の中で「軸意識」の話をしていました。なぜそのような動きをするのかを理解させておかなければいけません。ここができなければ練習につながりがなくなってしまいます。BOXを使っての簡単なジャンプ。ドロップジャンプでその場で行い、横移動、前に移動という感じでそれぞれの局面で「軸」を作ることを意識しました。途中できない選手に「映像」で示しました。iPadのアプリで2つの動画を比較しながら見ることにしました。これは視覚で分かるので効果が高いですね。

そういえばここ最近は選手の中でも「良い動き」「悪い動き」を見ていて判断できるようになっています。私が見て「あー」と苦笑いをしていたら選手も「あー」という感じで笑っている。こういう共通認識というのは本当に大きいと思いますね。自分たちのやろうとしていることが分かるというのは重要なことです。

予定通り3時間半の練習で終了。落とし目の練習でした。
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