火曜日、前の記事にも書いていますが練習はほとんど出れず。選手任せとしました。が、どうしても話をしておきたいことがあったので私が行くまで待たせることに。新1年生も正式に入っていますから「基本的なこと」の確認をしておきたいと思っていました。
練習の管理は私が行っていますが「栄養」に関しては完全に選手任せとなります。どれだけしつこく言っても自分自身が意識しなければ絶対に改善されないのです。上級生は何度も話している内容ですが「確認」のために1年生と一緒に話を聞かせました。こういう話は言われたときは意識するのですが時間がたつと忘れてしまいます。かなり意識しなければ継続でいないと思います。練習でどれだけ良い負荷をかけることができても身体を作る、回復させるという意識がなければ体力的には落ちてきます。そこをどうするかですね。
「練習をする」→「一時的な体力の低下」→「今まで以上に強くなる」という流れがあります。運動選手は体力があると言われますが、それは「通常時」であり、練習終了後は間違いなく体力が低下しています。だから風邪をひきやすい。自己管理がしっかりとできないと体調を崩すことも増えてきます。一般的に使われる「超回復」の図を書いて説明をしました。練習をやればよいというわけではありません。365日ハードな練習を続ければ確実に故障しますし、疲労から走れなくなります。「今まで以上に強くなる」ためには「練習」と同じように「休養」も必要となるのです。
が、休めばそれでいいのかというと違います。練習をするということは「筋肉を破壊している」のです。肉離れは筋肉の断裂です。かなりの数の筋繊線維一度に切れてしまうため、運動を継続するのが難しくなる。痛くて歩くのもままならないという状況ですね。練習によって刺激を与える。トレーニングをするのは「意識的に筋断裂を作り出す」ためです。練習をすると筋肉に刺激が与えられ筋線維が切れていきます。本数的には何本というのは分かりませんが、激しい筋肉痛になるという状況ではかなりの本数が断裂していると思います。分かり易く書くと筋肉の本数が「100本」あるとして「50本」切れれば肉離れ(筋断裂)、「10本」だと筋肉痛という感じでしょうか。
身体に負荷をかけているのですから「回復」させる必要があります。「休養」を取るだけでは「回復」はしません。この傷ついた筋線維を修復するためには「栄養」が必要になるのです。「練習」をして負荷をかけ「休養」を取る。その「休養」の時に「栄養」があればこれまでよりも筋肉が強くなって「回復」するのです。練習のコントロールは私がします。あとは選手と保護者で「休養」と「栄養」のコントロールをしてもらう必要があります。好きなものを好きな時に食べるという食生活では練習の効果は引き出せません。当然のことですが。
この日は図説をしたり資料を用いて「栄養素」の話とその摂取タイミングの話をしました。競技をするのであれば「お腹いっぱいになればよい」というわけではありません。食事が唯一「身体作り」のための栄養摂取になります。必要な栄養素が不足するとどれだけ練習しても身体が回復しないのです。さらにそのタイミングも重要になる。練習が終わってから何時間も経過して食事をしても効果は出ません。食べないよりはましですが大切なタイミングがあるのです。
一般的に身体の回復には「成長ホルモン」が影響すると言われています。この「成長ホルモン」が分泌されるタイミングで「栄養素」が体内にあることが理想。このタイミングは「練習終了後約30分」と「睡眠が始まってから1時間後」だと言われています。この2回のタイミングに合わせて身体の中に「タンパク質」があるかどうかは大きな差となります。また、練習終了後は「タンパク質」だけを摂取するのではなく「炭水化物」と一緒に摂取することで効果が高まると言われています。うちでは「リカバリーパワープロテイン」を練習後に摂取させています。これは少しでも早く身体の中にタンパク質と炭水化物を入れるためです。疲労回復のためにも必要ですね。
このことを保護者にも理解してもらわないといけないので保護者宛の文書も作成し選手に渡しました。自分で何故「栄養」について考えていかなければいけないのかを保護者に説明するように指示をしました。食事に関しては選手がコントロールできる部分とできない部分があります。特にタンパク質は不足しやすいため本人も意識的に摂取するように心がけないといけません。
また、夕食を取ってすぐに寝るというのでは「成長ホルモン」が出てくるタイミングに合いません。取った食事は消化して吸収されるまでに2~3時間かかります。そのため食事をできる限り早めにとってその後、消化を待って睡眠に入るようにする。疲れているのは分かりますがここはしっかりとやらなければいけないと思います。夜更かしをすれば回復する時間が不足るので疲れは取れません。競技をするというのは様々な制約を受けるのです。それでもこういう基本的なことをやるかどうかで「結果」は大きく変わってくると思っています。
特に女子はタンパク質をしっかりと摂取しておかなければ貧血になります。こういう認識を持ってタンパク質と鉄分を取っておく必要があります。自己管理は自分自身の責任です。本当に強くなりたいのであればこういう部分まで自分でコントロールするようにしなければいけません。
「競技者」として何を目指すか?「思い出づくり」として試合に出るだけ?それとも自分自身がどこまで戦えるのかを試す?「競技者」となるためにはこういう基本的な考え方を自分自身で持っておく必要があると思います。これからどこまで進めるか?勝負の時は刻々と近づいてきています。しっかりとやってもらいたいですね。
練習の管理は私が行っていますが「栄養」に関しては完全に選手任せとなります。どれだけしつこく言っても自分自身が意識しなければ絶対に改善されないのです。上級生は何度も話している内容ですが「確認」のために1年生と一緒に話を聞かせました。こういう話は言われたときは意識するのですが時間がたつと忘れてしまいます。かなり意識しなければ継続でいないと思います。練習でどれだけ良い負荷をかけることができても身体を作る、回復させるという意識がなければ体力的には落ちてきます。そこをどうするかですね。
「練習をする」→「一時的な体力の低下」→「今まで以上に強くなる」という流れがあります。運動選手は体力があると言われますが、それは「通常時」であり、練習終了後は間違いなく体力が低下しています。だから風邪をひきやすい。自己管理がしっかりとできないと体調を崩すことも増えてきます。一般的に使われる「超回復」の図を書いて説明をしました。練習をやればよいというわけではありません。365日ハードな練習を続ければ確実に故障しますし、疲労から走れなくなります。「今まで以上に強くなる」ためには「練習」と同じように「休養」も必要となるのです。
が、休めばそれでいいのかというと違います。練習をするということは「筋肉を破壊している」のです。肉離れは筋肉の断裂です。かなりの数の筋繊線維一度に切れてしまうため、運動を継続するのが難しくなる。痛くて歩くのもままならないという状況ですね。練習によって刺激を与える。トレーニングをするのは「意識的に筋断裂を作り出す」ためです。練習をすると筋肉に刺激が与えられ筋線維が切れていきます。本数的には何本というのは分かりませんが、激しい筋肉痛になるという状況ではかなりの本数が断裂していると思います。分かり易く書くと筋肉の本数が「100本」あるとして「50本」切れれば肉離れ(筋断裂)、「10本」だと筋肉痛という感じでしょうか。
身体に負荷をかけているのですから「回復」させる必要があります。「休養」を取るだけでは「回復」はしません。この傷ついた筋線維を修復するためには「栄養」が必要になるのです。「練習」をして負荷をかけ「休養」を取る。その「休養」の時に「栄養」があればこれまでよりも筋肉が強くなって「回復」するのです。練習のコントロールは私がします。あとは選手と保護者で「休養」と「栄養」のコントロールをしてもらう必要があります。好きなものを好きな時に食べるという食生活では練習の効果は引き出せません。当然のことですが。
この日は図説をしたり資料を用いて「栄養素」の話とその摂取タイミングの話をしました。競技をするのであれば「お腹いっぱいになればよい」というわけではありません。食事が唯一「身体作り」のための栄養摂取になります。必要な栄養素が不足するとどれだけ練習しても身体が回復しないのです。さらにそのタイミングも重要になる。練習が終わってから何時間も経過して食事をしても効果は出ません。食べないよりはましですが大切なタイミングがあるのです。
一般的に身体の回復には「成長ホルモン」が影響すると言われています。この「成長ホルモン」が分泌されるタイミングで「栄養素」が体内にあることが理想。このタイミングは「練習終了後約30分」と「睡眠が始まってから1時間後」だと言われています。この2回のタイミングに合わせて身体の中に「タンパク質」があるかどうかは大きな差となります。また、練習終了後は「タンパク質」だけを摂取するのではなく「炭水化物」と一緒に摂取することで効果が高まると言われています。うちでは「リカバリーパワープロテイン」を練習後に摂取させています。これは少しでも早く身体の中にタンパク質と炭水化物を入れるためです。疲労回復のためにも必要ですね。
このことを保護者にも理解してもらわないといけないので保護者宛の文書も作成し選手に渡しました。自分で何故「栄養」について考えていかなければいけないのかを保護者に説明するように指示をしました。食事に関しては選手がコントロールできる部分とできない部分があります。特にタンパク質は不足しやすいため本人も意識的に摂取するように心がけないといけません。
また、夕食を取ってすぐに寝るというのでは「成長ホルモン」が出てくるタイミングに合いません。取った食事は消化して吸収されるまでに2~3時間かかります。そのため食事をできる限り早めにとってその後、消化を待って睡眠に入るようにする。疲れているのは分かりますがここはしっかりとやらなければいけないと思います。夜更かしをすれば回復する時間が不足るので疲れは取れません。競技をするというのは様々な制約を受けるのです。それでもこういう基本的なことをやるかどうかで「結果」は大きく変わってくると思っています。
特に女子はタンパク質をしっかりと摂取しておかなければ貧血になります。こういう認識を持ってタンパク質と鉄分を取っておく必要があります。自己管理は自分自身の責任です。本当に強くなりたいのであればこういう部分まで自分でコントロールするようにしなければいけません。
「競技者」として何を目指すか?「思い出づくり」として試合に出るだけ?それとも自分自身がどこまで戦えるのかを試す?「競技者」となるためにはこういう基本的な考え方を自分自身で持っておく必要があると思います。これからどこまで進めるか?勝負の時は刻々と近づいてきています。しっかりとやってもらいたいですね。