kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

軽めに

2014-04-01 | 陸上競技
月曜日、前日の休養をどのように使ったかが問われる日です。この時期本当に何をしなければいけないのかを考えると行動が見えてきます。月曜日からの練習のためにどれだけケアができたでしょうか?とはいえ、3日間で6回の練習をしていますから簡単に疲労は抜けないと思います。練習量を抑えめにするという話をしていたのでその通りに実施。

この日は新1年生は中学校での離任式に行くため不在。久々に少人数での練習となりました。この冬期は6人でやってきましたから特別な問題はありません。準備や片付けに少し時間がかかるかなというレベル。私も若干手伝いました。ハードルの位置をずらしたりというレベルだけですが(笑)。練習自体はテキパキと流れていきました。

いつも通りドリルを進めていってフレキの前にチューブを使った練習をしました。iPadを使いながら動きをじっくり見てみると数人「腰が高すぎる」気がしました。動きの中で力が上に抜けてしまう感じがある。「腰が高い方が速い」と言われるかもしれませんが、通常考えると「高すぎる」のはよくないと思います。間違いなく接地の衝撃に耐えることができません。そのため練習の中にチューブを使った練習を行っていました。最近、すっかりやらなくなっていたのでここはもう一度導入。私自身気が付くと忘れてしまうので危ないですね。この練習では「軸」というか身体の「ライン」を作り出すという意味合いもあります。すっかり忘れていましたがこれから毎回やっておきたいと思いますね。

その後はフレキ。これもいつも通り。フレキを行った後にシザースをしたりするのですがこの部分で力の方向がずれている者もいました。ここも修正。前に進む競技ですから左右に力が逃げるのは良いことではありません。師匠が「わざと大げさにやらせることがある」と言われていたことがあります。シザースなどの動きで狙いとする部分を明確にする。こういう時には多少膝が開くという部分は度外視して考える。最初から細かいところはできないですからね。多少上に抜けても構わない部分はありますが、走るときに抜ける選手もいるのでこれは個別に指導。

最後のマーク走。走り自体はまずまずかなという感じでした。まだ「抜群に動く」というレベルには達していませんがそれなりに走れるようになってきていると思います。最低レベルが上がってきていると実感しています。上の選手が強くなることも必要ですが、伸び率から考えると「弱い者」が伸びる方が間違いなく総合力のアップにつながります。今年はこの部分は実現できていると思います。女子の4継メンバーでいうとエース2人以外の2人がかなり走れるようになってきています。これで昨年と同等ということは絶対にありません。2人だけで1秒は行けるのではないかと考えています。逆にそのレベルまで行かないと上の大会では戦えないんですけどね。

本来であればこれで終わりにしたいところなのですが今週の日程を考えるともう少しやっておかなければいけません。どうしてもトレーニング系が不足してしまうからです。疲れ云々の部分もあると思いますが1時間の走練習後に50分程度シャフト補強。かなり負荷的には高いですがそれでも長い目で見たときには絶対に必要になる練習だと思います。短時間でテキパキと実施しました。これにて終了。予定通り2時間で終了。うちの練習からすると「短い」という感じかもしれませんが(笑)。

最後に少しだけ話をしました。もう2週間後には記録会、その次の週は支部大会、次は織田記念、次は県選手権。あっという間に試合が始まります。連続して試合があるということは「貯金を作る」という練習がなかなかできなくなります。だからこそやるべきことをしっかりとやっておく必要がある。試合前になって慌てるのではなく今しっかりとやっておく必要があるのです。ここの確認は絶対に必要になります。また、これから1年生にしっかりと「自立」させなければいけない。県総体の時に3年生が自分の競技に集中できないというのは絶対に避けなければいけない。ここの担当は2年生がやる必要がある。チームとして成長するためにはこの部分が大切です。

あっという間に練習が終わりました。私は身辺整理。午後はこれで終わり。片付けのコツは「捨てること」だと学ぶ(笑)。

色々あった1日でした。
コメント
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