思う事をつらつらと。
県体、一応中心はリレーだと考えていました。現時点では個人種目で勝負をするのは厳しい部分がある。もちろんリレーでなさーい勝上がれるほどの力もない。だな、こそ、みんなで一つの事をやるんだという意識付けをしていきたいと考えていました。そのため県新人が終わってからはバトン中心。メンバーに入りそうな選手もそれ以外も全員でバトン練習をやっていきました。
県新人の時、20mオーバーゾーン。初めてのことでした。かなり練習をしていましたがやはり練習の適当さがこういう場面で出る。細かい事は書き上げませんが「なるべくしてなる」という感じがありました。終わってから私の所に状況説明にも来ない。ホテルに帰ってから少し何か言ってきたくらいでした。
なかなか分かってもらえないかもしれませんがオーバーゾーンをしないという基本的な指導はかなりやっています。それでもこのようなことになる。なるべくしてなるという典型的なパターン。多分次にやっても同じ事を繰り返すだろうなという感覚がありました。
そこでメンバー変更。故障していた選手がやっと走れるようになってきたので少しはなんとかなるかなという感覚。走力的に上から4人で組めるかなという感じがありました。が、春からきちんと練習が積めない者をメンバーに入れらかどうか悩んでいました。走力的には2番手。が、どれだけ話をしてきてもなかなか伝わらない。自分の行動や置かれている位置が分からない。それでもラストチャンスを与えていたのですが限界。走らせないことにしました。
そのため走力的には6番手の選手を投入。ここの裁量は私個人にあると思っています。普段の練習の様子を見ているのは他の誰でもない。私が見ていないところで明らかに手を抜く選手もいました。これまではそれでも何とかやらせないといけないと考えていましたが我慢の限界も来ていました。マイナスの方向にチームを動かすようでは強くなるはずがありません。
結果的に1組目のトップで走る事が出来ました。45秒7。まータイム的にはどうなのかって感じかもしれませんがこの価値が分かってもらえるか。何だか分かりませんが親しい人たちからは「よく走ったね」と言ってもらえました。最近親しくさせて頂いている長距離の先生からは「あのバトンはどうなのですか?」と質問されました。blogも読んでくださっているようでうちのチームに注目してくださっているとのこと。ありがたいことです。
走力的には厳しい。現時点では分かりきっています。11秒台が1人だけ。平均すると12秒2くらいだと思います。走力だけで組んだらトータルタイムは0.5くらいは上がるかもしれません。それでも今のベストメンバーはこのメンバー。多少走力があったとしてもバトンが渡らなければ全く意味がありません。今回1年間で初めてバトンが渡りました。適当にやっていてもバトンは渡る。渡らなかったのには理由があるのです。もちろん私がそそこまでの細かい指導ができていないからこのような結果を招いていたという部分は背負わなければいけないと思います。
勝ち負けという視点から見ると負けています。しかし、そこだけを見ているわけではない。もちろん選手は勝ちたいでしょう。負けるよりは勝った方が楽しいから。しかし、今はそこだけに注目していたらダメだと思っています。そんなに簡単に勝てるわけではないから。勝てないかもしれないがしっかりとやっていく。その結果少しずつタイムが短縮できていくのです。
同時に女子はバトンミス。失格でした。1週間は体調不良者が出たりして思うようにバトン練習ができていない部分がありました。それでもきちんと渡る練習はしてきたつもりです。それができなかったというのはやはりそれなりの理由があるからだと。レースが終わってから報告に来ました。「走れていなかった事」と「早く出た事」が理由。ある程度の分析はできています。が、それでもきちんと渡す事は出来た。
本人達には話をしました。バトンが渡らなくて悔しかったか?終わってから「仕方ない」と感じなかったか。本当にきちんと練習をしていたら渡らなくて失格した時に「涙が出るくらい後悔する」のではないかと。それだけの「想い」を持って練習が出来ていたか?これは失敗する中で見えてくる事だと思います。練習の中でどこかしら「甘さ」があった。指摘してきた内容がこういう舞台に立った時に分かってくる。分からないまま終わる選手もたくさんいる。しかし、気づくチャンスはある。痛い目に会う事によってわかる事もあるのです。
話をしている時、良い表情をしていました。変われると思います。きちんとやっていけば必ず変わる。そのキッカケをこの大会で手に入れることが出来た。それだけで大きな意味があるのです。
全てが上手くいくわけではない。でもそれが長い目で見た時にプラスになればいい。そう信じてやっています。感じる事はたくさんあります。また書きます。
県体、一応中心はリレーだと考えていました。現時点では個人種目で勝負をするのは厳しい部分がある。もちろんリレーでなさーい勝上がれるほどの力もない。だな、こそ、みんなで一つの事をやるんだという意識付けをしていきたいと考えていました。そのため県新人が終わってからはバトン中心。メンバーに入りそうな選手もそれ以外も全員でバトン練習をやっていきました。
県新人の時、20mオーバーゾーン。初めてのことでした。かなり練習をしていましたがやはり練習の適当さがこういう場面で出る。細かい事は書き上げませんが「なるべくしてなる」という感じがありました。終わってから私の所に状況説明にも来ない。ホテルに帰ってから少し何か言ってきたくらいでした。
なかなか分かってもらえないかもしれませんがオーバーゾーンをしないという基本的な指導はかなりやっています。それでもこのようなことになる。なるべくしてなるという典型的なパターン。多分次にやっても同じ事を繰り返すだろうなという感覚がありました。
そこでメンバー変更。故障していた選手がやっと走れるようになってきたので少しはなんとかなるかなという感覚。走力的に上から4人で組めるかなという感じがありました。が、春からきちんと練習が積めない者をメンバーに入れらかどうか悩んでいました。走力的には2番手。が、どれだけ話をしてきてもなかなか伝わらない。自分の行動や置かれている位置が分からない。それでもラストチャンスを与えていたのですが限界。走らせないことにしました。
そのため走力的には6番手の選手を投入。ここの裁量は私個人にあると思っています。普段の練習の様子を見ているのは他の誰でもない。私が見ていないところで明らかに手を抜く選手もいました。これまではそれでも何とかやらせないといけないと考えていましたが我慢の限界も来ていました。マイナスの方向にチームを動かすようでは強くなるはずがありません。
結果的に1組目のトップで走る事が出来ました。45秒7。まータイム的にはどうなのかって感じかもしれませんがこの価値が分かってもらえるか。何だか分かりませんが親しい人たちからは「よく走ったね」と言ってもらえました。最近親しくさせて頂いている長距離の先生からは「あのバトンはどうなのですか?」と質問されました。blogも読んでくださっているようでうちのチームに注目してくださっているとのこと。ありがたいことです。
走力的には厳しい。現時点では分かりきっています。11秒台が1人だけ。平均すると12秒2くらいだと思います。走力だけで組んだらトータルタイムは0.5くらいは上がるかもしれません。それでも今のベストメンバーはこのメンバー。多少走力があったとしてもバトンが渡らなければ全く意味がありません。今回1年間で初めてバトンが渡りました。適当にやっていてもバトンは渡る。渡らなかったのには理由があるのです。もちろん私がそそこまでの細かい指導ができていないからこのような結果を招いていたという部分は背負わなければいけないと思います。
勝ち負けという視点から見ると負けています。しかし、そこだけを見ているわけではない。もちろん選手は勝ちたいでしょう。負けるよりは勝った方が楽しいから。しかし、今はそこだけに注目していたらダメだと思っています。そんなに簡単に勝てるわけではないから。勝てないかもしれないがしっかりとやっていく。その結果少しずつタイムが短縮できていくのです。
同時に女子はバトンミス。失格でした。1週間は体調不良者が出たりして思うようにバトン練習ができていない部分がありました。それでもきちんと渡る練習はしてきたつもりです。それができなかったというのはやはりそれなりの理由があるからだと。レースが終わってから報告に来ました。「走れていなかった事」と「早く出た事」が理由。ある程度の分析はできています。が、それでもきちんと渡す事は出来た。
本人達には話をしました。バトンが渡らなくて悔しかったか?終わってから「仕方ない」と感じなかったか。本当にきちんと練習をしていたら渡らなくて失格した時に「涙が出るくらい後悔する」のではないかと。それだけの「想い」を持って練習が出来ていたか?これは失敗する中で見えてくる事だと思います。練習の中でどこかしら「甘さ」があった。指摘してきた内容がこういう舞台に立った時に分かってくる。分からないまま終わる選手もたくさんいる。しかし、気づくチャンスはある。痛い目に会う事によってわかる事もあるのです。
話をしている時、良い表情をしていました。変われると思います。きちんとやっていけば必ず変わる。そのキッカケをこの大会で手に入れることが出来た。それだけで大きな意味があるのです。
全てが上手くいくわけではない。でもそれが長い目で見た時にプラスになればいい。そう信じてやっています。感じる事はたくさんあります。また書きます。