kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

最高に楽しい

2016-01-25 | 陸上競技
前の記事が分かりにくいのではないかという気がしています。感覚的なことや考えを言葉にするというのは本当に難しいのです。それでも「あえて言葉にする」ことを選んでいます。頭の整理をしたいと思っていますがなかなか上手くいきませんね。

で、もう少し書かせてください。練習や考え方に対するものを書いておきます。

今の学校のグランドは前から書いていますが決して恵まれてはいないと思っています。他の部活動の理解を得てなんとか60~70mが走れるかなという感じです。大きなグランドはありませんし自分の学校にトラックがあるところと比べると「見劣りする」と思います。ここはどうにもならない部分です。いきなりグランドが広くなるなんてことはありません。前の学校では直線距離で120m程度確保できていましたからそれなりの練習はできていました。今はその半分。横幅も5mくらいでしょうか。

こういう環境で「練習ができない」と嘆いていても仕方ないと思っています。できないことに対して「なんで練習ができないんだ」といってもどうにもなりません。不平不満をグランドが広くなることなんてない。多くの部活動が同じグランドで練習をしないといけないのですからこればっかりは仕方ないと思っています。だから「できることする」という考え方でやっています。ここ最近になって強くこの部分は感じるようになりました。

以前、師匠と話をしたときのこと。東北や北信越の学校の練習について聞いたことがあります。雪深い環境ですからこの時期は思うように練習ができません。コーチングクリニックか何かでそちらの学校の指導者の話を聞いたときに「工夫して練習する」という部分を感じたと言われていました。その指導者だから工夫していたのかその地域の指導者はみんなそのような工夫をするのかは分かりません。しかし、「強くなるために工夫する」という考え方は「環境に恵まれていないからこそ生まれてくる」という話をされていました。この話はほぼ忘れかけていたのですが最近の練習の中で「工夫すれば何でもできるのではないか」と思うようになりました。それで思い出した(笑)。

屋外で走れない。そこは「走る」という意味ではマイナスかもしれません。が、それ以外にもやろうと思えばできることはある。そこをきちんとやっていけば「できないこと」というマイナス部分が「ここだからできる」というプラスに切り替えることができるのではないかと思います。雪が降る環境では外で走ることはできない。だから何をするのか。廊下を使ったり動きながら鍛えるということもやっているでしょう。「速く走るため」に「走ることにこだわらない」という部分がなければそういう地域での練習はできないと思います。可能なら岩手のほうに行って練習の様子を見てみたい。そこから「速くなるためのヒント」を得られるのではないかと思っています。

ショートスプリントでも最低限120mは走れないといけません。リレーのこともありますから。それでも今の環境下では無理。だったらどのようにしてここを補うか。少し時間があった時に何も書いていない用紙にあれこれ書いてみました。60mしか使えない練習の中で課題はなんだろうかと。当然ながら「中間でのスピード持続能力の強化」ができません。トップスピードに乗った時にそれをどうやって維持するかという観点からすれば60mでは短い。維持という感じにはなりません。折り返し走をしたとしても「Stop」と「Run」を繰り返すことになりますから中間でのスピード維持とは少し違うと思います。近くに山がありますからそれを利用しての練習というのもできます。平地でのスピード持続はできないが坂道を使えばそれなりに対応できる。もちろん戻ってきてから別の刺激を入れないといけないと思っていますが。

タイヤ引きとショートスプリントの組み合わせをしてみたらどうだろうか?この練習の狙いはタイヤ引きである程度の負荷をかけておいて「筋疲労」をさせた状態を作る。ほぼ休まずに走ることで疲れている中での動きを作り出すきっかけになるのではないか。また、タイヤで往復してその後並走をしたらどうだろうか?疲れている段階で前を追うと自然といい動きになるのではないか。また、タイヤ引きとトゥトレを組み合わせたらどうだろうか?レジステッドトレーニングとアシステッドトレーニングの組み合わせて疲れているところに速い刺激を入れたらどうだろうか。こうやって考えていると生きていて良かったと思います(笑)。最高に楽しい。

グランドが使えて「今日は300mを5本走ろう」というと簡単にメニューはできます。何を意識しての300mなのか?安易にメニューが提供できるから「細かいことを考えなくてもいい」のです。それはそれで良い練習かもしれません。250m-200m-150mを3セットといえばそれを走っておけば量は追えます。誤解なきように書いておきますが「こういう練習がだめだ」といっているわけではありません。私だって最低でも150mは走りたいと思っていますから。150mや120mを使った練習というのが効果があるというのは私自身知っています。実際短い距離で動きを作ってそれを120mにつなげていくことで結果を残していきました。必要な練習だと思っています。

しかし、今の環境下ではできないのです。「なんとなく走っておけ」で走らせていた練習もあったと思います。120m位の距離を2~3本走れ!という感じでは今の私自身は「楽しさ」を感じなくなっています。走るだけの練習というよりも「違った形」の練習がしたい。もちろん、シーズンが近づいてきて競技場が使えるようになればそちらを使います。土曜日などでタータンの上で走れる環境があれば距離も走ります。今はできないからこそ「なんとか代わりになるような練習はないのか」を模索するのです。

この手の話を真剣にすることはありません。たぶん他の人にとっては「全く面白くない」からです。「どんな練習をやっているのか?」と聞かれることもありません(笑)。これは私の人徳のなさからだと思いますが(笑)。それでも「こんな練習をしてみようと思うんだけどどう思う?」という会話になることはありません。そういう意味では私は「変人」みたいなところがあるのだと思います。変わっているという自覚はあります。それがどれくらいなのかは分かりませんが(笑)。

練習について「どうだろうか」とか「つながり」を考えていくことは楽しい。今の私にとってそれは最高に楽しいことかもしれません。「速い選手の練習を見る」というのももちろん楽しい。が、それだけではない。持っている力を最大限に引き出せるようにやっていくことに対して「楽しい」と感じる。

指導できる環境があることを幸せに思います。本当に。
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見ながら考える

2016-01-25 | 陸上競技
すぐに続きを書こうと思っていたのですがそこまでたどりづけず。大したことを書きたいと思っているわけではありません(笑)。基本的に自分の頭の中を整理したいなと思っているだけです。意図的な練習をどのように組み立てていこうかという部分です。

土曜日の練習を見ているときにあれこれ浮かんできました。砂浜での練習は初めて。実際に来てみないと理解できないことがあります。砂浜で走るという部分ですが多分関東や九州で行われている部分とは異なると思います。判断材料がありませんが明らかに「砂の質」が違います。知識としては多くの情報を集めるようにしています。砂浜練習はここまで砂が「緩くない」と思います。もう少し足がとられないような状況になるはずです。靴が完全に埋まってしまうほどの緩さというのはちょっと柔らかすぎるのではないかと思っています。

練習というのはその場でしっかりとみることでしか分からないものがあります。ある程度の計画は立てますがそれは実際の現場でないとできるかどうか分からない。見ながら「どうするか」を考えるというのが多い気がします。決まりきった練習形態というのも必要だと思いますが、時として「思いつき練習」をすることも必要なのではないかと思っています。そこの部分は判断が難しいですが。

この砂浜で走る。負荷的にはそれなりにかかります。前に進みませんから大変です。この砂浜を見て「長い距離を何本も走る練習」には適していないなと判断しました。動きを見たり様子を見たりする中で「ちょっと違うな」と感じたからです。例えばこの砂浜で100m程度の距離を走るとする。これは「疲労感」という意味では効果はあると思います。「練習をがんばった」という感覚にはなります。実際にきついですから。砂浜の練習の「マニュアル」はない。だからこそ「正解」というのは分かりません。もっというと普段のグランドの練習に関しても「これが絶対に正しい」というような練習は存在しないのではないかと思っています。

もちろん、練習の意図が「キツイことをして精神的な壁を乗り越える」というところにあるならいいと思います。時としてそういう練習が必要になる。他校と一緒に「追い込み練習」をすることで見えてくるものも当然あります。きつい練習の中で身体が楽に走ろうとする。パワーを使うのではなく「感覚」を身に着けることができるのだと思います。毎回毎回そのような練習をするのは少し違うかなという気はします。これも今の私が思うだけなので来年は「とにかく走ろう」という練習をするかもしれません。

タイヤ引きをする。これも同じだと思います。「タイヤを引けばいい」という感覚で練習をする。これでは意味がなくなる。これは聞いた話ですが種目特性が全く異なるのですが、強豪校の短距離系のタイヤ引きの重さを長距離種目の先生が聞いてきて取り入れている(取り入れようとした?)という事が依然あったようです。どこで聞いたかは覚えていませんが(笑)。それは何を意味するのか?「強豪校がやっているから取り入れよう」という部分なのかもしれません。インターハイで入賞する選手が「重いタイヤを引っ張っている」という話を聞いたらとりあえずやってみる。「これは○○という強い選手がやっているメニューだから強くなるぞ」と導入するとまた違ってくるのかもしれません。

重いタイヤを引く。これも意味があるかもしれません。パワー系の練習として。正確にいうと「筋力トレーニング」という意味合いとして。大型トラックのタイヤを引っ張ったりするところもあると聞いています。それにはその意味があるのだと思っています。表面的に「重いタイヤを引いている」という部分にだけ着目してそこだけを実施すると間違った方向に進んでしまうと思っています。なぜその練習をするのか?ここはすごく大切な部分だと思います。「目的が明確」であれば効果は違ってくると思います。

これも師匠からよく聞く話なのですが「ミニハードル」を使った練習。師匠は当時流行っていたその練習に疑問を持ったそうです。「ミニハードル」を使うと狙った動きにならない。どうしても「やりたくない動き」が出てくるので高さを少しずつ低くしていって最終的に今のように「垂木」を使うようになった、と。流行っているからいい練習だとは言えません。実際に目で見てやってみて「やりたいことと一致しているか」を考えないといけない。だからといって「ミニハードル」を使った練習を否定しているわけではありません。繰り返しになりますが「意図のある練習」として位置づけている指導者も多くいると思いますし。それは決して「足運び」ではないというのだけは確かだと思います。

砂浜で練習をしていて「この練習と別の練習を組み合わせると面白いな」と感じました。走りの中で「切り返し」を速くしようと思っているのでそこに適合する練習だと思います。これも「意図できるかどうか」で効果は全く違ってくると思っています。強い選手というのは自分なりの感覚を持っています。それは生まれ持ってのものかもしれません。それでも「感覚」を作り出すことで強い選手と戦っていけるのではないかと思っています。次回はスパイク持参で行こうと思っています。砂浜でスパイク?イメージがつかないですよね(笑)。

うーん、考えをまとめるつもりが散乱してますね(笑)。もう少し考えながらやっていきたいと思います。
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