kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

少しずつ3

2016-01-13 | 陸上競技
前の記事も何の話かわからなくなっていましたね~。内容的にどうかなと思う部分もあったので、事前に親しい人に先に読んでもらって確認してみました。「面白い」という感想だったのでそのままアップしました。責任を取ってもらおう(笑)。

で、もう少しだけ書いておきます。少しずつこちらが考える雰囲気になりつつあります。細かい部分を徹底していかなければなりません。大まかに良くなったといっても本当に大切な部分がきちんとできなければいけないからです。

この時期は検定の勉強が大変になります。そのため放課後の練習時間がそちらにとられてしまうこともある。ここに関しては仕方ない部分だと思っています。「仕方ない」からといってそれだけで良いのか?ここに大切な考え方があるのだと思っています。

火曜日の朝は「ドリル中心」としました。2人組を作って前日にやった内容を踏まえて「走るために必要なこと」をやろうと。与えられた課題を各自が考えながらやる。そういう機会が必要だと思っています。意識して練習するためにはこういう部分はやらなければいけません。うちの選手というか最近の選手たちはこの辺りが足りないなと感じているからです。

午後はトレーニング。が、課外のため参加できない選手もいました。個人が特定されるという批判があるのかもしれません。が、責めるつもりではありませんし直接話もしています。私的には「一般論」として捉えています。たまたま具体例として挙げやすいからその例を挙げるだけです。

上述のように課外があってどうしても練習に出られないというのを批判するつもりは全くありません。しかし、この日の午後にトレーニングが出来ないという状況が事前に分かっているのであれば考えて行動ができたのではないかと思います。動きをやって行くことももちろん大切ですがそれ以上にやらないといけないこともあります。一生懸命になればなるほど、「言われた事だけをやろうとする」傾向が強くなります。その時その時に「自分が優先する事」が考えられなくなる、
本当はその日の朝は「トレーニング」をしておく方が良かったと思います。身体作りには時間がかかる。そしてそれを継続しなければいけない。考えていかなければいけない部分なのです。

高いレベルの事を求めているとは思いません。本気で何かに取り組もうと思えばやはりやるべき事があるのです。そしてそこに関しては「指摘されないと気づかない」と思っています。一生懸命になればなるほど陥りやすいミスです。私自身そこには気をつけているつもりですがやはり失敗する事も多くあります。だからこそ選手たちにきちんと伝えていかなければいけないと思っています。その時その時の優先順位をきちんとつける。一生懸命になっている自分に満足しない事が大切だと思っています。

そういう指摘を素直に聞き入れる事ができる選手であれば強くなると思います。足りないものを素直に感じ取っていく。大切な要素だと思っています。やれば良いとは思いません。やるからにはしっかりと意味を理解させながらやりたいと考えています。

少しずつなのですが、「競技者」として育ってくれていると思います。普通の生活をしてグダグダしていたら絶対に分からない部分だと思っています。大きな事だと思いますね。適度に逃げながら生活をしていたら感じ取れない事が確実にあります。一つの事に全力で取り組むからこそ見えてくるものがあるのです。そのチャンスを与え続けたい。

上述の事はあくまで一例です。何かを真剣にやろうと思えば時間を有効に使う、足りない部分を自分の意思でなんとかしようと思う。それが出てこないと「本物」にはならないと思います。ある程度の「道」は示します。その中で人生が変わるくらいの変化を示す選手もいます。実際に何人も見てきています。進路や将来に対しても影響する部分があります。人は「真剣に物事と向き合う中で変わる」のです。中途半端な取り組みでは変わるチャンスは手にできません。言い訳をしていたり、現実から逃げていたらやはり変われません。それを知っているからこそ厳しく関わる。

まーピーク時に比べると随分甘くなったというか、指導に幅が出来たと思います。その分、余裕も出てきましたし技術指導などの指導にも自信を持てるようになってきました。師匠や先輩がいてくれなければ今の私はないでしょうね。本当に感謝しかありません。

まとまりがない文章です。しかし、少しずつですが私の気持ちの部分も変わりつつあります。周りから否定されようが勝負できるチーム作りをしていこうと思います。きちんと向き合えた選手は本当に変わります。それだけは間違いない事実です。

書きたい事は粗方書きました。でも、水曜日の練習の事を書きたい(笑)。まーこれはまた後日。長々とお付き合いありがとうございました。
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少しずつ2

2016-01-13 | 陸上競技
続き。

前の記事、何を書きたかったのかかなり曖昧になってしまいました(笑)。いつものことですね。こういうのがあるからblogが長くなる。そういえば気がつけばblogを開設してから3852日を過ぎていました。10年以上です。その時々に批判も受けます。こういうことを継続的にやっている人はそれほどの多くないですし。表現の微妙な部分を指摘されることはもちろんあるでしょう。

これも前に書いたことがあるかもしれませんが「芸能人バッシング」がネット上でかなりあります。芸能人が何かをしたらそれに対した叩き方がハンパない。確かに何か言いたい気持ちも分かりますが「その芸能人の行動があなたの人生に大きな影響を与えますか?」という気がします。単に目立つから叩きたくなる。自分のストレスのはけ口を芸能人に求める。それは絶対に違うと思うのです。

鳥も鳴かずは撃たれまい。これは何度も書いていますがこうやってblogを書かなければ批判されることもないでしょう。新しいこと、誰かのために役立つことをやろうと思えば「既得権」を侵害することだってある。「今までと違う」ことをやろうとするとそれなりに批判は受けると思います。ある程度覚悟を決めてやらないとこちらも潰れてしまいます。「これまでこうだったから」というのは「狭いものの見方」だと思っています。そこに対する弊害や問題点については触れずに終わってしまう。これは本当に良いことなのか。かなり真剣に考えています。親しい指導者から「人間として問題児」と揶揄されました(笑)。悪口ですよね?!(笑)

良くも悪くもblogを読んでくださる方々がいます。個人攻撃をするようなblogにはしていないつもりです。一般論や私の考えることを書いている。尊敬する方に対しては「尊敬する」と書きます。ちょっと違うなと思う部分に関しては「かなり」オブラートに包みながら書きます。書き方についても考えなければいけないかもしれませんが。

あー。また全く違う書き出しになってしまいましたね。練習の変化について書こうと思っていたのに話の内容が飛びまくる(笑)。何の話なのか分からなくなりますね。

練習。この日話は寒かったのでいつもと練習の順番を変えました。先にプレートを使った練習をやって身体を温めました。寒いとなかなか身体が動きません。そのため良い練習ができなくなる。シャフト補強は動きを大きくやりたい部分があります。トレーニングをするための準備にアップをする方が良いのかもしれませんがこれまでもいきなりやっていました。こういう部分も「常識的ではない」と言われるかもしれないですね。考え方の部分だと思っています。自分のやり方を肯定するつもりはありません。まー良いかなと。

そういえば昔「そのやり方(練習方法)は強いプロチームがやっているのか?」と猛烈に批判されたことがあります。いや、知りません(笑)。そんな事考えた事もなかったので言われて驚きました。捉え方は人それぞれという事ですね。

シャフト補強を入れているサーキットを1時間程度。バランスよくやっているつもりですがなかなか難しいですね。それでも久々に練習を見た人達からすれば「かなり力が付いている」と感じてもらえると思います。少しずつですが確実に筋力は上がっています。上げるための練習をしているのですから当然といえば当然なのですが。

ここで前の記事につながります。「強くはなっている」がそれが今の時点での「最大限の成果」なのかは難しいと思います。どういう風に動かせば良いかとかどういう動きにつながっているのかを本気で考えながらやれているかといえばやはりまだまだだと思っています。最初に比べれば「強くはなった」のは間違いない事実です。求める「最大限の成果」かといわれるとまだまだだと思います。

不可能な話ですが同一人物が2人いるとする(双子ではダメ)。その同一人物が同じような練習をする。片方は「指導者の話しを素直に聞き、課題となる部分を克服しようと最大限にやる」とする。もう片方は「言われたからやる」という状態。どちらが強くなるでしょうか?比較する事は出来ません。しかし、何となく答えは見えてくると思います。

同じ場所で指導を受けたとしても「捉える側」によって成果は全く変わると思っています。何も言われずにそれが出来る選手はほとんどいない。だからこそ厳しくいう事もある。「褒めて伸ばす」というのがブームになっていたと思います。叱らず、良い部分に目を向けて褒めて「ヤル気」を引き出す指導。まーそういうのもあるのだと思います。が、本当にそれで良いのか?私は疑問だと思いますね。「良くないことは良くない」ときちん指摘する。出来ていれば褒めますが、やるべき事が出来ない時には時として「ダメだ」と言わなければいけない。マイナス発言をするというのは違うと思います。チヤホヤされて育ったとしてもその後、何処かで痛い目にあいます。私は欠点を埋める指導をします。もちろん、長所を認めて伸ばす指導もします。両輪が必要だと考えています。

ある程度終わってからジャンプ系の練習もしました。これまでは取り入れてきませんでした。負荷に耐えられないだろうと思っていたからです。少しずつですが身体も出来てきているのでこの辺りの練習も導入していこうと考えています。そこから数人に話をしました。今考えている事です。どれだけ真剣に捉えてくれたでしょうか。私は軽く見られますが真剣に話す時には誰よりも真剣に話をします。それが出来ないとこちらの「想い」は伝わらないからです。当たり障りのない話をする気にはなりません。こちらが真剣に向き合わなければやはり相手も真剣にはなれないだろうから。

最後に股関節周りの補強と体幹をやって終了。少しずつですが声も出始め雰囲気の変化があります。3年はかかる。これは多くの人に言われてきたことです。経験者の言葉には重みがあります。が、私は3年間も待っていられない(笑)。生きている時間は限られています。どうせやるなら真剣にやれる雰囲気を1日も早く作りたい。それは私のためではなく、選手自身のためです。基本的なルールを守る事は出来るようになってきたかなという気はしてます。まだかなり甘いなと思うこともたくさんありますが。それでもこちらのやりたい事に近づいてきています。

「本当の意味の楽しさ」を知ってもらう。一つの事に一生懸命になる事の「楽しさ」です。友達と一緒に部活の時間を過ごすから楽しいというレベルでは生きている時間を最大限に使えているとは言い難い。だからこそこちらも本気になりたい。

まとまりのない話です。もう少し書きたいのですが(笑)。お付き合い頂けますか?!(笑)
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少しずつ

2016-01-13 | 陸上競技
火曜日、この日はトレーニングとしました。こちらは計画通りにいっているとはなかなか言いにくい部分もあります。限られた時間の中でどうやって強化していくかを考えてきました。2年間かけて身体作りをしていきたいところなのですが実際にそれほどの時間の確保はできません。練習時間が足りないという意味ではなく単純に「年数」が足りない。余程の覚悟を持って取り組めるのであれば違うかもしれませんが簡単にそこまでの水準には達しません。

練習の初めにも言いましたが「何のためにやっているか」を明確にする必要があります。そこの部分が抜け落ちていたらどれだけ練習しても効果はないからです。赴任当初からずっと言い続けてきました。今考えてみれば「この人は何を言っているんだ?」という感じだったでしょうね。こんなにキツイことをやっているだから問題ないじゃないか、と。異国語を聞いている感覚だったかもしれません。完全なる異文化交流です。これに関しては私自身も考えさせられる部分がたくさんありました。

あれこれ考えていましたが「間違っていない」と思えるようになりました。少しずつですが確実に変化が見られるからです。これは言葉ではうまく表現できませんが「確実な成長」だと捉えています。もちろん、本当に目指す部分からすればまだまだ距離があります。やっと競技者としてのスタートラインに立てる可能性が出てきたかなという感じでしょうか。

この日はトレーニング。前日にも少し話をしたのですが「どのように時間を使うか」だと思っています。一本やってその帰りの時間の使い方。ここに「意識の差」が出てくると思います。先日も走ってから戻るときにとりあえず帰ってくる選手が多い。バトンが上手く渡らないのであればそこに対して工夫をする必要がある。何度も何度も徹底して確認しなければいけない。これを「言われてやる」のではあまり意味はない。自分達で必要だと思ってやらなければいけないからです。

例えばダイナマックスを使った練習をする。数年前からかなり流行っています。強豪校が実施しているためそこから一気に広まりました。実際にそこの学校に訪問させて頂き練習を見学させてもらいました。様々なところで「同じような練習」をやっているのを見かけます。何を意図してやっているのか全く分からない練習をする。ここなんだと思います。私はその意味をきちんと理解できるまで話を聞きます。どうせやるなら細かいところまで理解してやらなければ意味がないからです。しかし、多くの人は「良い練習」だと聞いたからやる。この差は「歴然」だと思っています。形を真似ることに意味はない。

これは同じチーム内でも言えると思っています。同じメニューをやる。しかし、きちんと意識してやる選手と決められた距離と回数をこなすだけの選手。見た目は同じかもしれませんが「効果」は明らかに異なると思います。ここの理解。哲学的だと言われるかもしれませんが明確な違います。「何でこんなことをやらないといけないのか」と思って不平不満を抱えながらやっている選手では「やらされている」という感覚が強くあるでしょうから最大限の成果を求めることはできなくなる。単純な話ですね。

最後は選手自身が「どれだけ本気になれるか」だと考えています。もちろんこちらの指導する力や意識も大きく影響してくると思いますが。選手が勝手にそこまでの意識にいくというのはほとんど考えられません。余程の選手でなければそこまでの届かない。だからこそこちらがある程度牽引していかなければいけない。ある程度勢いがつけば自分達で考えてできるようになるからです。そこまで行くのにどれだけ時間と労力がかかるかですね。

うーん、なんか書きたい内容と異なってきた気がします(笑)。まー良いや。ひとまずここまで書いておきます。また書きます。
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