引き続き。こういう状況ですから「練習場所の確保」というのが大きな問題になります。身体を動かすためにはある程度の「場所」が必要になります。これを確保するのは本当に難しい。
ある者が「身体を動かそうと公園に行ったら子供たちが遊んでいたので使えなかった」との報告をしてくれました。現実問題だと思います。「休業」ということで「不要不急」の場合を除いて外出ができない。身体を動かすために「密閉空間」ではない公園に行く。そこには小学生たちが集まって遊んでいる。小学生が単独で遊ぶことは考えにくい。そうなると・・・。ですね。
また、ある者は「前日使えたグランドが使えなくなった」と。「学校が休業になっているので学生には使わせることができない」と断られたそうです。そのため家の近所にある不整地で走ったと。整備されているわけではないデコボコの広場。それでも「身体を動かせる」という意味では「できないよりはまし」という感じになるのかもしれません。
「中学校のグランドで高校生が遊んでいる」というのが県内であったそうです。何をしていたのかの詳細は不明ですが本当に遊んでいたのかもしれません。サッカーをしたり野球をしたり。複数人で何かをしているとそこに対して「不謹慎だ」という話になる。この状況からすれば「予想できる範囲」かもしれません。一人二人で練習をしている姿と複数人で何かをやっている姿。外側から見れば「目的をもって練習をしている」ことと「単純に遊んでいること」に「差」はないと思います。
「身体を動かす」ことが「悪」としてみられる。その現状は間違いなくあります。室内種目で道具を介する種目と屋外で自分で身体を動かす種目がで感染拡大のリスクは圧倒的に違うと思います。しかし、それは私の意見であって実際は違うのかもしれません。そういう部分をどうとらえるか。自分の視点からだけ物事を見ているといいことはないなと思っています。
トレーニングジムで感染拡大したというニュースが出ます。卓球で年配の方が集団感染したという話が出ていました。小中高の学生は「他の人に移す危険性がある」の集まってはいけないと言われる。が、年配の方にはそういう「強制力」は一切存在しません。重篤化するのは一般的に「高齢者」であり、「持病」がある方です。こういう部分に対してどのように考えるのか。集まることが「悪」のようになるのであればこういう部分も制限をする必要が出てくるのかもしれません。
高校生が「身体を動かす」という部分。実は集団でなければ「高校」でやるほうが安全なのではないかなという気はします。これは希望的観測なのかもしれませんが。中学生が公園で野球をしているので小学生が危ないという話を聞きました。中学生と小学生が同じ空間にいて何かをすることになればやはり危険が伴います。それぞれに「場所」と「条件」を与えてあげることで色々な部分が変わってくるのではないか。そう感じます。
これは私の「一方的な視点」でみている。それは分かっています。とはいえ、色々な立場から問題がをとらえていく必要があると思います。競技場が使えればそこでやるのはいいのか。そうなると多くの人間が一か所に集まるのでリスクが大きくなるのではないか。ある程度のルールを決めて何かをやるほうがいいのではないか。本当に「一切外出を禁止する」ということができるのか。
本当にジプシーのような感じですね。どうするのか。