休業に入って1週間近く経過しいます。多くの選手がしんどい思いをしているのかなという気はします。逆に「休めてラッキー」と思っている者も出てくるのかなと。この辺りは人それぞれの感覚なので分かりませんが。
前も書きましたがある意味この時期は「チャンス」だと思っています。やる者とやらない者の差が生まれやすい。とはいえ、こういう情勢ですから全体で集まって練習するのは違うかなと。
感染条件としては「換気が悪い場所」「人が密に集まる場所」「不特定多数が接触する場所」というのが挙げられています。屋外で風通しの良い場所で少人数であれば感染リスクは著しく低くなります。まー、リスクが0になるとは思いません。この部分も含めて保護者が「一切運動をしてはいけない」と判断をされた場合はそれに従うべきだと考えています。一歩も外に出ない高校生がいるのかというのは非常に微妙な話ですが。
強制することはありません。元々スポーツは他者から強制される話ではない。それでも高校生が強い意志を持って毎日継続するのは難しくなるかもしれないので「取り組むための工夫」はしておくべきだと思います。ある程度の事を示しながらそこから本人たちがどう捉えるか。やるのも自由、やらないのも自由ではないか。
競技をやる事を考えた「やらない」という選択はなかなかないのかなと。これも価値観や判断基準が曖昧な部分がありますが。blogへコメントがありました。うちの選手の保護者かどうかは分かりません。「身体を動かしに行った際に不要不急の外出はしないように」と言われたと。どのようなかたちでどのように言われたのかは分かりません。が、いきなり大人から言われたら戸惑う部分はあると思います。私学では通常通り練習をしている所もあるようです。この「差」は何か。
小中高生には「外出を控えるように」と言いますが、高齢者の会社に関しては一切の制限がありません。いや、どちらがリスクが大きいのか。「学生は使ってはいけない」と指摘されたグランドの中で高齢者が集まってグランドゴルフをしている。この光景の「異様さ」にどれだけ気付けるのか。
話が逸れていますが。練習は各自でやっていると思います。ここに強制力はありません。「やっている」と思っているだけかもしれませんが。付いて練習を見ているわけではないのでなんとも言えない部分です。
さっきも書きましたが「チャンス」だと思ってはいます。「集まって練習ができない」という部分は「リスク」なのかもしれません。しかし、逆にいうと「自分でやりたい練習をする」という「チャンス」です。練習が偏る可能性はあります。それは仕方ないかなと。自分の中でバランスをとりながら練習について考えていくことができるかどうか。この部分は本当に難しいと思っています。高校生がそこまで練習について理解して行動をとることができるのか。
それでもこの機会は最大限に生かしたいと思っています。練習について理解することもこの機会だからできるという部分がある。自分たちがなにをするのか。何を目指すのかを考える機会になる。「身体を動かさない」という選択肢もあると思います。それが数か月後の自分にとってそのような結果になるのか。ここも難しい部分だとは思います。自分が何を目指して何をするのか。そこまで考えることができる選手になってもらいたいなと。
これまでは「与えられる」ことが大半でした。言われたことだけをやっていたらなんとなく結果が出るというパターンが多くあります。そうではなく「自分に必要なことは何か」を考える機会になる。そうやって自分自身の競技に対する考え方を深化させてもらいたいなと。それができるかどうかは分かりませんが。
またぼちぼち書いていきます。内容がかなり浅くなってはいますが・・・。