kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

足りないもの

2010-07-22 | 陸上競技
水曜日の練習中、様々なことを感じました。合宿中に脚を痛めた者がいるのですが「何がなんでも治そう」という雰囲気を感じませんでした。こちらから言われて初めて何かアクションを起こす。「地区合宿があるからら様子を見ろ」と話をしてはいましたが本当に様子を見ているだけでした…。走れないならケアをするなり補強をするなりできることがあるだろうと。「補強でもやっておけ」と言い放ちましたが本人がどこまで意味を考えて受け止めたか…。

能力的にはかなり高いと思っています。本気になって取り組めば県でトップが取れるくらいの潜在能力があると感じています。が、ガムシャラさが全くありません。他の選手よりも努力をして強くなってやろうという雰囲気が出てきません…。残念ですがこのまま同じレベルのまま終わってしまうかもしれないと本気で感じています。こちらもアプローチをしていきますが、結局は本人がどれだけ本気になるかだけです。今までそれなりに練習してきてそれなりにタイムが出ていましたからそこで満足している部分もあるのでしょう。とにかく今の状態では怪我を繰り返したりして力は出せないでしょうね。最終的に本気になれない者は何も変わりません。本当にそれで良いのでしょうか…。難しいと思いますね。

逆に2年生女子は変わり始めました。今までと比べると数段良くなりました。声を出すようになったのもありますし、一時期の甘えたような顔ではなくなってきました。それに比例して走りも格段と良くなってきました。もちろん今の力では目標には届きませんが可能性が出てきました。しばらく走るのを見ていなかったというのもあるかもしれませんが脚運びがかなりスムーズになってきています。前日退部届けを渡し真剣に考えさせた意味はあるようですね。まだ本物ではありませんが確実に変わりつつあります。これが本物になれば…。

ほんの少しのきっかけで変わる者もいればどれだけ話をしても変わらない者もいます。これはたまたまなのでしょうか?違うと思っています。変わる者は変わる理由があるのです。逆に変わらない者は変わらない理由がある。他者からの話の意味をどれだけ理解しようとするかです。真剣に考えていく事で初めて変わるためのきっかけがつかめる。何もしないで過ごしていてはチャンスはつかめないのです。足りないものは「ガムシャラさ」です。

周りの目を気にしないでひたすら目指すものに向けて進む。それなりにやるのではなく、必死になってガムシャラに汗をかき、涙を流し、倒れても立ち上がる。そういう必死さがあって初めてきっかけやチャンスをつかめるのです。それがない者は強くなるチャンスを逃し続けることになる。

先程の怪我をして練習を見ていた選手、この部分が足りていないのです。何とかして強くなろうという欲があれば練習中の時間は大切なはずです。他の者が目の前で負荷をかけている。それを見ているだけで何が変わるのでしょうか?補強をするにしても何が必要かを考える必要があります。そこが自分で分からないから「甘い」と言われているのです。どれだけ「力」があっても本気になりきれない者、「心」が無い者は決して強くなりません。冷たい言い方かもしれませんが、それが現実です。まだ頑張り方を知らないのだと思いますがこれから先も今のままであれば非常にもったいないですが変化は少ないかもしれません。

練習中の姿を見ていて感じることがあります。上手くできなくてもこちらが求めていることを不器用ながらもやろうとする者には手を差しのべてやりたくなります。私が本人の「意欲」を見るのは補強です。走るのはそれなりにやりますが、補強は本気で「強くなるんだ」と思っていたら自然と補強をします。言われたからやるのではなく「自分のため」にやるのです。分かりづらい表現かもしれませんが、ここに全てが集約されていると思っています。

どこまで理解できるでしょうか。変わるのは自分自身です。足りないものに気づけるか?気づかなければそこまで。チームとして戦うことができるようになるでしょうか。一抹の不安があります…。
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走練習

2010-07-22 | 陸上競技
水曜日、これまたかなり暑くなりました。本当に走れるのかどうか不明なくらい暑かったですね。それによりサーキットは1セットずつにしてセット間にRestを取りました。水運補給をしなければかなり厳しいと思ったので。単純に動かせばいいというだけではなく集中力を保てなければ意味がありません。追い込むだけが練習ではありませんからしっかりと判断をしていかなければ行けないと思います。

練習は基本的な動きを繰り返してトゥトレ。オーバースピードトレーニングをしました。この前の段階でかなり動いている者がいましたが更に刺激を加えました。見ていると2年生の女子がこれまでとはワンランク上がった動きをしていました。スピードレベルが上がっています。まだまだ怪しいですがこれが本物になっていけば非常に面白いと思います。動きの無駄がなくなってきています。まだまだ課題はありますが改善していくことが十分可能だと思います。

その後分割走をやりました。最大スピードを出してそれを維持するような練習です。ここ最近無駄に力んでスピードを維持しようという感じがありました。このままでは中盤でのスピード維持ができませんから、この部分を改善するための練習を入れていこうと。400mのバックストレートのようなイメージです。ショートスプリントはパワーで押していくことが可能となりますが、無駄な努力をしているという感じがあります。本当はタイミングだけで十分走れるのですが「力まないとスピードが上がらない」という感覚があるのだと思います。本当は違うのですが・・・。なかなか理解できないですね。走り込みなども同様です。最後まで力んで疲れ果てると良い練習だと思う傾向があります。本当は違うのですがそこの意識はないのだと思いますね。

最後は走練習。短短は120mで。追い風に乗ってしっかりとスピードを上げていきました。動き的にはかなり良くなっています。otaniは体力的に本数が持ちませんでしたが今回はかなり維持できていました。これくらい走れれば面白いですね。1本の質も上がってきました。それにfujinoもなんとかついて行けるようになっています。もちろん離されてはいますがその差はそれほど大きくありません。走力が上がればハードルも戦えるようになります。今後の走りに期待したいですね。
短長は150m。こちらはまずまずです。合宿でレベルの高い練習を見ましたがスピード的には負けていない感じがあります。特に2年生が走れていますね。少しは気持ちを入れ替えたのでしょうか。どれだけ真剣にならなければ強くなれないのかが少しずつ分かってきている感じがあります。今の走りを続けていけば秋には本当に強くなります。60秒切りはそれほど難しくないと感じています。1年生がどれだけ走れるようになるかでリレーは決まってきます。戦いたいのはリレーですが、1年生の大幅な変化がなければ難しいですからね。2年生は個人でも戦えるようになっています。県内のレベルですが・・・。これが中国レベル、全国レベルで戦えるようになっていくことができれば面白いですね。今回の走りではその可能性を感じました。

最後にジャンプ系の補強を。合宿でも投擲がハードルジャンプを普通通りにやっていました。これまで過保護にしすぎていたのかもしれません。怪我をする者は何をしても怪我をする。本人の意識次第なのではないかと感じますね。先日から少しやっていましたがこの夏はしっかりとやってみたいと思います。

「とりあえず書いた」というような内容になってしまいました。もう少し書きたいことがあったのですが・・・。ちょっと頭を整理して書きます。ひとまずやったことを記録として書いておきます。
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身体づくり

2010-07-21 | 陸上競技
携帯でblog更新しようと思っていたら間違えて消してしまいました・・・。若干やる気が減ったのでPCから更新することに。PCのほうがかなり打つの速いので更新しやすいのですが、わざわざ立ち上げるのが面倒で(笑)。

火曜日、終業式でした。避難訓練、大掃除、校納式、終業式と暑い中での行事が続きましたから終業式では数人体調不良になって座り込んでいました。これだけ暑くなれば仕方ないですね。もう少し効率よくなんとか進めていくことができるといいのですが・・・。私は合宿で日焼けしかなり疲れ果てていました。元気はありませんがクラスの生徒とはコミュニケーションが取れたので良かったかなと。

練習はいつも通り昼食をとってから。合宿に参加した者は基本的には「休み」としました。練習の雰囲気がありますから手伝いをさせました。こういう経験も必要になると思います。普段は支えられる経験が多いですから自分の時間があるときには他の者のサポートをすることで学ぶことも多いと思います。練習自体はサーキットをやってからウエイト。なんだかんだ言ってもかなり練習をしていますからあまり無理をしても仕方ないかなという感じがあったので。最近はウエイトは主要種目のみとなっていたので補助種目を加えました。数年前はウエイトだけでかなりの時間を要していましたができるだけ短時間で練習が終えられるようにしようと削っていきました。出来るだけやったほうがいい種目は残していますが、他の種目で補うようにして動的な負荷に変えていきました。これもかなり長い(笑)。とにかく暑かったので室内種目で補うように考慮しました。

ウエイト終了後、軸づくりをやりました。筋肉に疲労がある状態で身体の軸を意識させるための練習です。普段と比べるとどうしても安定しません。人は疲れてくるとなかなか身体を思うようにコントロールできません。そのためいつも練習の初めにやっている練習でも後半に実施すると効果が違ってくるのではないかと考えました。様々なパターンの刺激を入れていくことで感覚が磨かれていくのではないかと思いますね。その後はコントロール系の補強を40分程度。これは選手に任せました。

私はここ最近走れていない選手の動きの修正。走り始めて10日間ですが思うように走れなかったようです。動きを作り込んできたタイプですから故障等で走れない期間が続くと本来の動きに戻ってしまいます。感覚が鈍ってしまうのでもう一度作り直していく作業が必要になるので時間がかかります。それでも「速く走りたい」という気持ちがある者には手を貸します。どんな状態であっても「気持ち」がある者の指導がしたいと思っています。
重心の移動がスムーズではなくなっていたのでこの部分の克服に時間をかけました。ドリルで進みませんから走っても移動しません。地味な部分を繰り返しやっていきました。最後はある程度動きが改善されましたが、もうしばらく時間がかかると思いますね。なんとか納得できる走りまで持っていきたいですね。

とにかく暑いのでそれだけで疲れます。日差しが強すぎる…。
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学校の練習

2010-07-20 | 陸上競技
土曜日、月曜日は学校の練習は選手に任せていました。テスト終了後にこの土曜日、月曜日の練習を自分達で計画するように指示を出していました。これまで私に頼りきっている部分がありましたから自分達でしっかりと「考える」という事をさせてみようと。考えることでその練習の意味も理解できます。単に走るだけではなく目的を持って取り組むことで効果が高まりますし、自分達で決めたメニューですから責任をもってやるはずです。もちろん全て任せるのではなくメニューは私が見ました。修正しましたが、男子は全体的に本数が多くなりすぎてしまうのでそこだけ減らしました。今のチーム状態からすると3年生がいますから手を抜くという感じにはなりませんが、下級生がどれだけ走れるかというのが重要になってきます。

今回の練習メニューで最も心配していたのは女子短長の250m。初めて1年生が走ります。これまで一回も走っていませんし400mの経験がありませんから間違いなく怖がってしまうのではないかと考えていました。合宿に行く前に指示を出しておこうと考えていたのですがバタバタしていたので完全に忘れてしまっていました(笑)。練習の質が落ちてしまうのではないかという心配がありました。
練習終了後の報告で1年生も前半しっかりと逃げたという事だったので安心しました。自分達で「最初から行く」と言っていたようです。まだまだ他の者から逃げ切れるレベルではありませんがこういう意識でしっかりと走っていくと強くなっていくと思いますね。1週間のロスを取り戻すためには必死になってやらなければ無理です。表面上の変化では意味がありませんから様子を見ていかなければいけません。期待はしていますがまだ本物かどうかは分かりません。

3年生男子は自分のためのメニューを考えました。卒業して就職しても競技を続けたいという意志がありますから、そのための準備を少しずつ始めていきたいと思います。自分がやってみたい練習というのもあるようですから色々と試しながら計画してみるのも大切だと思いますね。こちらも計画を自分で立てています。

月曜日は学校で技術的な練習をやりました。もちろんこちらも任せています。考えながらやることの意味を選手自身がしっかりと理解してもらいたいですね。日誌をみるとそれぞれ思うことはあるようです。様々な想いを力に変えていく。考えるから想いが生まれる。しっかりと見据えてやっていきたいと思いますね。

夏休み、何度か今回のような形態でやってみようと思います。考えるのは自分達です。何のために何を目指してやるのかを考えさせていきたいですね。
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強化合宿最終日

2010-07-20 | 陸上競技
合宿最終日、これまた朝から日差しが強かったですね。暑さだけで体力が削られていく感じがします。

練習は午前中だけだったので短時間で実施するようにしました。2日間、ある程度走っていますから走練習は最低限にしようと考えていました。前日までのダメージを確認しながらやろうと。インターハイまであと10日ですから強めの負荷をかけられるのはこの合宿が最後になります。心肺機能にもきちんと刺激を与えておかなければいけません。バランスが難しくなります。rinaに確認すると「疲れているけど脚は元気」という事だったので短い距離で負荷をかけることにしました。

軸作りを最初にやってからフリーアップ。練習始めはは最大スピード時のコントロールにしました。カーブから内傾を開放してスピードが上がった所でのスティック。中間で意識的に刻む動きです。最大スピードでのコントロールというのは難しい。大きくなりすぎてしまうのでそこを意識させたいと思ってやりました。前日は少し長い距離を走っていますから上手くコントロールしていく部分が必要になります。気持ちストライドを小さくしてピッチを上げる感じですね。速く走ろうというよりもきちんと上がってきた膝を落とすという方に意識を置かせました。脚が流れる選手はフォローのタイミングが遅くなりますから上手く刻めません。少し上に抜けてごまかしてしまう感じがあります。もう少し時間があれば本人としっかりと話し合いをしてどうすれば改善できるかを一緒に考えられるのですが時間が足りません(笑)。

最後に短い距離での走練習をしました。高いスピードの中での練習として位置付けました。120mから少しずつ距離を短くしていく練習です。スタートのタイミングが合わないのがあってrinaは若干出遅れましたがきちんと走ることができました。最後まで動きが鈍ることなく走れたのでこちらの狙い通りの練習ができました。力的にはかなり上がってきている感じがありました。

走練習後はトレーニングルームを借りてウエイトを実施。帰ってからやろうかと思っていましたが助かりました。設備がかなり整っていてクーラーも効いていました。ありがたい。

今回の合宿では大学の施設をお借りして練習をさせてもらいました。このような環境で練習ができるというのは恵まれています。当たり前ではありませんからしっかりと感謝したいと思いますね。こういう合宿で指導をさせてもらえるというのも指導の幅が広がっていきます。自分がやっていることだけが全てではありませんから目の前の選手を見ながら練習で指示する内容も考えていかなければいけません。良い勉強になりました。
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強化合宿2日目

2010-07-19 | 陸上競技
強化合宿2日目、朝から快晴でした。練習会場のタータンはブルータータンだったのですがそれと同じくらいの真っ青の空。雲一つないというのはまさにこの事だなと。前日までは何とか我慢できる暑さでしたがこの日からは肌がジリジリ焼けているのが分かるくらいの暑さでした。この中で一日練習するというのは難しいと判断して午前中に走って午後からは軸作りと補強にすることにしました。

ハードルは前日と全く同じメニューにしました。一気に覚え込ませてしまおうという感じですね。これまであまり(全く)ハードル練習をしていませんから、動きの感覚をしっかりと身に付けさせようと。2日目はfujinoの最大のライバルになる選手が一緒にハードル練習をすることになりました。この手の合宿では自分の力と同じくらいの選手が一緒に練習をしますから、互いに意識していくので自然と質が高くなります。お互いの走りを見たりしながら自分はこうやって動かそうという感じになりますから効果が上がります。
しっかりとハードル練習をしてから120mを走りました。これはマンツーマンですから競争になります。fujinoはこれまでの数ヶ月、走力のアップを課題として取り組んできました。ハードリングを磨く前にスピードわ上げなければ戦えませんから。その中で16秒0までいっていますから今度しっかりと取り組んでいけば早い段階で15秒中盤に届くのではないかと見ています。今回も一緒に走ったライバルよりも少しスピードが高いのではないかという感じでしたから今後が楽しみです。

短長女子はフリーアップの後に短い距離を何本か走りました。スピード練習を前半に入れておきたかったので、ショートの後は下り坂走をしました。競技場の中にタータンで傾斜を付けた走路が作ってあります。オーバースピード練習をしておきたかったのでちょうどいい刺激になります。下り坂を走ると怖がるので接地のポジションが前になりますから意識的に身体に近付けるように指示をしました。また回転数を上げなければ間に合わなくなるので自分で意識的に動かさなければいけません。400m系の選手はリズムで走る部分がありますからギアチェンジというか動きを切り替えるという部分があまり得意でなかったりします。意識的に動きを変える練習をしておきたいなと。3本くらい実施して平地に戻りまたショート。暑い中ですからこれだけでかなり疲労したのではないかと思いますね。

ちょっと休息してから今度は直線からカーブに入る部分の練習。前日は前半の練習をしていますが、その時にはカーブから直線に入るための練習をしています。前半で流れを作るための練習でした。今回は疲れが出始める200mから300mの部分をどう走るかという練習にしました。直線からカーブに入る時に上手く減速しないで走れると後半のための準備ができると思います。

走練習は250m+150m+150m。前半からMAXで入ってどこまでスピードを保てるか。150mは動かない中でどれだけ動かせるか。全員に怖がらずにrinaに付いていくようにと話しましたが、前半からかなりの差がつきました。rinaの強さはこの辺りにあります。かなりスピードが出ていました。他の2人わ10m以上引き離していました。本当に強くなったと思いますね。2分程度しかレストをとりませんでしたからさすがに150mは動きませんでした。そういう練習ですから問題はありません。2セット目は250m+150m。ここもしっかりと走れました。rina以外の2人は来年のインターハイが狙える有望な選手です。こうやって自分よりも強い選手と走ることで様々なものが引き継がれていきます。rinaの57秒40、かなり現実味を帯びていると思っています。楽しみです。過剰なプレッシャーをかけないようにしたいですね。

午後は軸作りと補強。とにかく暑いので日陰でやることにしました。基本的な部分に時間をかけました。普段あまりやらないでしょうから重心の移動感覚を身に付けさせようと思いやりました。体重を乗せることがなかなかできません。軸足が曲がってしまい身体を支えられません。感覚的なものを繰り返しました。飽きてしまう可能性がありますがやるしかありません。ある程度はやりたいことを分かってくれたのではないかと思います。あとは補強を2時間くらい(笑)。追い込むだけではなく色々な形の補強にしました。補強の取り組みは選手の意識に比例します。やはり差がありますね。

暑い中でしたが一日良く動きました。ハードルと短長は練習場所が真反対でしたからずっと歩いていました。かなり日に焼けました(笑)。ヒリヒリします。良い練習ができました。
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強化合宿

2010-07-19 | 陸上競技
17日の土曜日から北九州で合宿が始まりました。インターハイ出場選手と国体の強化指定選手が中心となって実施される合宿です。私が見ている選手は3人が選ばれました。ありがたいことですね。当初は「参加しても良いよ」というレベルの話だと思っていたのですが、途中から「絶対参加」となったので行くことになりました(笑)。7月ほとんど家に居ないのではないかという気がします…。

今回の合宿では障害を見るように言われていました。ショートハードル&400mHを担当です。加えてインターハイに出場するrinaがいたのでメニューをそれに合わせてもらえることになり、短長女子も見ることになりました。短長は60秒を切っている者3人での練習でしたからかなり質が上がります。ありがたいことです。

今回、久々にショートハードルの練習を見ました。うちのfujinoが参加していましたが、よく考えたら入学してきてからまともにハードルを教えたことがなかった気がします(笑)。まずはスピードを上げるというのを優先してきましたからハードルはまだいいなという感じがあったので。短長がアップをしている間にじっくり時間をかけて基本的なことを見ました。ドリル的な動きを繰り返しやることでイメージが変わってきます。なかなか面白いですね。最終的にはミドルハードルの高さで5台目まで跳ぶというところまでやりましたがリードのスピードが上がってきました。元々ハードルに関してのセンスはあります。専門練習をほとんど(全く?)やっていない中で16秒0までいっていますからね。本格的にやればかなりの所まで行くと思います。国体のユースハードルに出場させる事が今年の目標ですからなんとかそこまでの走力に引き上げていきたいと思います。

短長は400mの前半の入りの練習が中心。スタブロからの入りを確認。中国以降タータンの上で走る機会自体があまり無かったのでここの部分を大切にしておこうと。全体的にも400mのイメージを話しました。どこまでスピードを上げないといけないのか、流れがどうなっているのかを説明しました。加速段階でどこまで持っていく必要があるかを理解しておくと違ってくると思います。80mまでを何本か繰り返していき最後に2本200mの感覚走をしました。rinaはひたすらじゃんけんで負け続けて外レーンからのスタート。バックストレートが追い風だったのもありますが1本目は27秒0くらいできました。速すぎです(笑)。本人にも速かったという自覚はあったようです。MAXではないのですが、目標とするタイムから考えると若干速い気がします。2本目も少し速いかなという感じで27秒2くらい。スピードが上がってきている感じはありますから何とか対応できるかもしれないとは思いますが57秒40を出すために組み立てていきます。
他の選手は全員rinaに引っ張られてオーバーペース(笑)。1本目はMAXに近い感じで入っていました。自分よりめ力がある選手と走ると知らないうちにスピードが出すぎてしまいのだと思います。インターハイでのrinaの走りを考えると同じことが言えます。冷静になりながらもしっかりと引っ張ってもらうことでタイムが上がると思います。
初日はこちらが必要だと思う練習ができました。質も高かったと思います。まー途中でバケツをひっくり返したようなどしゃ降りになったことだけが問題だと思います…。考えられないくらい降りましたから。辺りが急に暗くなったかと思うと遠くからどしゃ降りの雨が近づいてくるのが見えました。慌てて倉庫に逃げ込みましたがしばらく身動きが取れないくらいの雨でした。いやー何事もなくて良かったという感じですね。とりあえず初日は無事に終わりました。
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軽めに&これから

2010-07-17 | 陸上競技
金曜日、平常授業でした。いやー気分的には全く向きません。ここ最近の天候不順も大きく影響していますが、何か今更…みたいな感じが強くあります。それでも午前中授業だったので何とか救われましたが(笑)。
昼過ぎから一気に暑くなりました。日差しが強くなりジリジリ焼けるような暑さでした。私は練習の初めはいませんでしたが自分達で判断して日陰で軸作りをやったようです。臨機応変というかこの辺りをきちんと考えるというのは大切なことだと思いますね。まー単純に暑いから嫌だったんだと思いますが(笑)。
インターハイに向けて、秋の大会に向けての強化週間に入っています。前の記事にも書いたように3日間は強めの練習をしています。感じ的にはまだ筋肉痛が残っているだろうなと思ったのと翌日から私が合宿のため不在となるのでもう一度基本的な動きの確認をしておこうと、その部分に時間をかけました。一番基本となる上から下への動きとそれに合わせた腰の移動を何度も繰り返しました。「繰り返す」とはひたすらやることです。延々と同じ動きを繰り返しました。段階を追いながらですが実際の走りに近づけていきました。やはり1年生は動きが変わってしまいます。まだ身に付いていません。スティックを使った動きなども強制的に脚運びを意識している区間を過ぎると普段の動きに戻ってしまいます。感覚的にも筋力的にもまだ足りない部分です。夏休みの課題ですね。ここが出来るようになってきて実際の走りに結び付いてくれば間違いなくスピードが上がるんですが。

スティックを使ってのもも上げからのラン、最近はかなり重視しています。理由は割愛しますが見ているとここが出来てくると走りがスムーズになります。出来ないものは腰の移動が足りません。。だから後半動きが大きくなってしまい膝が開く。ここを更に加速するようなイメージでやっていくと実際の走りも変化してきます。脚だけの動きにならないように見ていきたいと思います。

最後にショート。ここは後ろから見ていました。周りを意識するものは隣の選手に近づいていきます。自分の動きだけでなく勝とうとするのでそうなるのだと思います。普段は横から見ますがこういう辺りも見ていかなければいけません。スピード的には問題なさそうです。

特別な練習はしていませんし、ないと思っています。地道にやっていくことだけが強くなる唯一の方法だと考えています。私はかなりしつこいですから延々と同じことを繰り返させます。自分で何のためにやっているのかを考えられるようになってきた者はかなり効果が上がります。1本1本の質が変わってきますから。そのために意識改革と雰囲気作りに時間を割くのです。一見遠回りのように思えますがそこを無視していたら「たまたま強い」選手が育つかもしれませんが、チームとしてのレベルは上がりません。
先日からのチーム内のゴタゴタ、多くの方にご心配をおかけしました。師事している方からも電話をいただきました。「恩師からkanekoを何とかしろと言われた(笑)」と話されておられました。非常にありがたい事ですし、様々な方に支えていただきながらやっているのだということを改めて感じました。自分の信じた道をしっかりと進んでいきたいと思います。一時的に強いチームではなく「強豪校」と戦い続けるチームを作りたいですね。そこまで行けば選手も今までとは違う世界が見えてきます。しっかりと進んでいきます。
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本当にやるの?!

2010-07-15 | 陸上競技
木曜日、昨日からの雨の影響により山陽本線は上下線共に完全に運休でした。早い時間帯に選手から連絡がありました。学校携帯サイトの緊急情報を見てみると「公共交通機関で学校に来る者は基本的に自宅待機。自力で来れる者は来るように。」と書いてありました…。いやーそこまでしないといけないのかって感じです。自家用車で来ることは可能かもしれませんが帰る時にはどうするのか?大いに疑問を感じましたが、どうにもなりませんでした。危機管理とは一体何なのかを考えさせられました…。

学校は最初から午前中授業でした。午後からは普通に練習をしました。こういう面では全く問題はありませんが。ニュースを見ると県内の数ヶ所では川が氾濫して危険な状態になっていたようです。まだ雨が降るようですから細心の注意を払わなければいけません。自然の力には勝てません…。めったにあることではないですが、昨年もこういう状態になりましたから今後も何が起きるかわかりません。

3日間、かなり練習負荷を上げていたので木曜日はサーキットとウエイト中心にしました。全身筋肉痛になっていたようですからここ数日間良い負荷をかけることが出来たということだと考えています。ウエイトをしたら回復という位置付けにはならないかもしれませんが基礎的な部分は抜くことはできませんからね。
私は会議があったので練習はほとんど見ていません。ウエイトの後に軸作りと不足分の補強をするように指示を出していました。2時間位して練習に顔を出すとほぼ終了していました。まだ時間に余裕があったので普段できないようなバランス系の補強を中心にプラスアルファで練習をしました。最近は追い込む事が多かったですから、少しリラックスした中で補強をしてみるのも必要かなと。
メディシングボールを使って様々な補強をしました。楽しみながらもしっかりとした負荷をかけることができました。選手も真剣に楽しみながらやっていました。上手くできなくてひたすらやっている者もいました。こういう姿勢を見てもらいたいですね。それぞれの取り組む姿勢がよく分かってきます。

軽めにしましたが良い練習になったと思います。
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走る

2010-07-15 | 陸上競技
水曜日、練習はしても良いということだったので普通にやりました(笑)。どうかと思いますが許可が出ていたので問題なし。電車は不通でしたからどちらにしても待ち時間を潰さないといけませんからちょうど良かったのかもしれません。

最初は大雨の予報でしたから走るのは不可能ではないかと思っていました。しかし、さすがにほとんど走練習が出来ていませんから雨が降っても坂を走るようにしようと考えていました。幸い編めばほとんど降らずなんとか走れる状態になったので走ることにしました。いくらなんでもインターハイがありますからこれ以上走らないで過ごすのは無理ですからね。後日談になりますが、どうも水曜日の練習開始時点ですでに筋肉痛が酷かったようです。誰も一言も言いませんでしたから全く気にしていませんでした(笑)。聞いたところで何も変わらないので同じなんですが(笑)。これだけやってきていてもまだまだ筋肉痛になるんだなと思います。まーよく考えてみると2日間でかなりの負荷をかけていますから筋肉にダメージがあるのは当然なのですが。

練習は久々に時間が取れたので基本的な動きの確認からやりました。脚運びからもも上げにつなげていく流れで実施。スティックを使って膝の運ぶ方向を変えていく部分を少し多目にやりました。不足している部分ですから時間をかけました。テスト等があって十分な練習時間が確保できていませんでしたから長くなっても確認したい部分はきちんとやっておく必要があると思ったので。これまでは動きが鈍る部分がありましたが少しずつ改善されてきている感じがあります。

そのままの流れでスティックを使っての投げ出しからの動きを確認。ここはほぼ任せてからトゥトレを2本実施。走っていませんからスピード感覚が鈍っている可能性があるのであえてスピード刺激を入れました。ここまでは動きが鈍かったが以後動きが良くなった者が多かったですね。速い動きをする部分がなかったですから良い刺激になったのだと思います。本当はもっとフレッシュな状態でやりたかったのですがこの天候では仕方ないですね。走れただけでも違いますから。
スピード刺激を入れてからはショート。ここまででかなり走りました。rinaは最大スピードが上がってきている感じがあります。12秒台は出せると思います。それでもインターハイでは置いていかれてしまうのかもしれません。スピードを上げていってなんとか戦える状態を作りたいと思っています。ショートでのスピードが次につながっていきます。持久系の練習だけでは不十分ですし、まずはスピードを上げて戦うしかありません。今後もしっかりと意識していきたいと思いますね。

少し長めにレストを取って。短短は150mから距離を少しずつ短くしていくセット走。150mはここ最近走っていませんから徐々に負荷を増やしていくための距離設定をしました。夏休みに入ってしっかりと走れれば良いなという感じです。基本的に短短は男子しかいません。男子は比較的力を使いきれますから本数が持たない傾向にあります。ここ最近はガンガン走り込むのは避けています。使い切るので2セット目以降の質がガクンと落ちてしまいます。今、1年生のfujinoが走れるようになってきています。練習では全くハードルを跳んでいませんが長期的な視点に立って考えてスピードを磨こうと思っています。ユースハードルで国体出場を狙わせたいと考えていますから夏には少しハードル練習をしていくつもりです。全体的にまずまず走れるようになってきている感じがあります。

女子は150mをリレー形式で。150mを走ること自体が中国大会以来です。今回から1年生の短長志望の者も練習に参加させました。初めての短長練習です。短短の者もいますがマイルを考えていますから本数の調整をして一緒に走らせることにしました。3人で同時に走る形にしましたが走力を考えてのグループ分けにしました。1つのグループは県内の200mの決勝レベルですから1本1本の質が高くなります。本当ならこのグループで走れるようになりたいと上を狙った練習をしていかなければいけません。まだまだです。
ある程度の練習が出来たとは思いますがまだまだ不満です。1年生、まだ先を見て怖がっています。目の前の1本で力を使い切ることができていません。これまでと比べると意欲的に走っているかもしれませんが、それは前と比べてでしかありません。目標に必要な練習ではありません。また、rinaが爆発的に力を出しますが持続が出来ません。一緒に走ったakaneとmihoと1本目で差を付けることが出来ますが3本目以降は負けていました。この2人に差をつけるというのはかなりスピードが出ているということですが、57秒中盤を狙うためには後半の持続も必要になります。今の走りでも57秒台は出せると思いますが目標としている57秒40には届きません。これからが重要になります。
4月以来になるでしょうか。mikiが他の者と全て同じメニューを消化しました。やっとスタートラインに立てた感じです。これは指導する私も感慨深いものがあります。もう一度積み上げさせます。決して諦めない姿は他の者に与える影響が大きい。全体的にここが最低ラインになれば面白くなると思いますね。

久々に走りました。更に久々に下半身の補強もやりました。これからはジャンプ系のトレーニングも導入していきたいと思います。怪我が怖いと避けていましたが温室育ちのように少し過保護になっていたかもしれません。週に何回かは取り入れていきたいと考えています。ハムストリングの補強もやらせます。走るだけ、軸作りだけでは足りませんからね。走る練習ができたのは大きいですね。勢いに乗りたいと思います。
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