kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

想う

2011-04-21 | 陸上競技
ここ最近色々と想うことがあります。1週間程度blogを更新しませんでした。ここまで更新しないともういいんじゃないかなという気持ちにもなります。特に問題はありませんから。それでも自分の考えをまとめていくため、残していくために継続していこうという気持ちが多少なりとありますから細々と復活しました。

blogは想っていることを全て書くことはできません。それはすごいストレスです。書くことで発散する部分があるのは間違いないのですが、書けないことが多い・・・。当然ですが。以前と比べて我慢する能力が格段にレベルアップしています。怒りを全開にすることはほとんどなくなりました。我慢、我慢です。それで少しずつ変化していけば問題はないのかもしれません。しかし、精神的にかなり辛い。「怒る」より「諭す」ほうを優先していますが、これがかなりキツイ。

楽観的に物事を考えることができないタイプですから、周りの人が思う以上にストレスがたまります。何かあると寝付けませんし、夢でも考え続ける。この性格をもう少し何とかしていかないといけないとは思いますが・・・。めちゃくちゃなことを要求することはありませんし、正論で話ができるタイプだと自負しています。しかし、「おかしい」と思うとそれが頭から離れない。春休みからこの手のことが多くありました。私自身、自由気ままに生きていると思われがちですがこれでも周囲には気を遣って生きている方です。そう思われないでしょうが・・・。

色々とストレスを感じることがあります。それでも前向きにならないといけないのですが。ある程度はできるようになっていると思います。私がしっかりやらないと全ては変わりませんから。私自身が引っ張っていくという気持ちを強く持たないといけない気がしています。

何となく書きました。細かい部分が上手く書けません。もどかしいですね。
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寒さの中で

2011-04-19 | 陸上競技
火曜日、ここ最近になく寒かったですね。朝から雨が降ったり止んだりする状態が続いていました。その上風がかなり強くて最近のコンディションとは全く違う感じでしたね。朝から晴れたらジョグをさせようと思っていたのですが、雨が強く降っていたのでサーキットにしました。運動時間の確保という意味合いが強いですね。とにかく嫌でも運動させないといけません。今後の事を考えると…ですね。

練習は競技場でやることにしていました。雨が激しく降る中でもきちんと練習はしないといけません。雨が降ったからといって試合が無くなるような性質のものではありませんからね。風が強く、体感温度はかなり低くなっていました。この状態で最大スピードを出すのは難しいのは当然です。「走ることに意味がある」と思います。この状態でベスト記録がでるはずはありません。風云々よりも寒さの方が大きいですからね。

これまで刺激の練習が長引いている事が多かったのでこちらで時間を指定しました。身体が温まらない状態ですからとにかく早く動かすというのを意識させました。ダラダラやっても効果は上がりません。かなり急かしてやらせましたがそれでも身体が冷えてしまいます。難しいですね。
バトンはしっかりと合わせておきたいというのがあったのでやりました。先日色々と指導を受けました。戦うための準備をしていかないといけません。本数は絞ってやりましたが感じ的には悪くなかったと思います。スムーズに渡りました。安心、油断は出来ませんからこれからも繰り返しやっていかないといけません。

後半は専門練習。やはり寒さのためスピードが上がりきりません。動き自体は悪くないなと思う部分があります。雰囲気的にも1週間前と比べると劇的に良くなっています。雨降って地固まるといった感じでしょうか。声も出るようになってきましたし、競技に対する発言が前向きになってきました。この状態にもっと早く持ってこれないといけなかったのですが…。前に進んだという事実が大切なのかもしれません。

ある程度の目処はついた気がします。何とか最低レベルまではきたかなと。昨年は県を代表するチームレベルだったと思いますが今はまだまだ届きません。それでも高い目標を掲げてやっていきたいと思います。何人かは目の色が変わりつつあります。それが本物になれば…です。

戦えるか…。どうでしょうか。
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前向きに

2011-04-18 | 陸上競技
少しずつ回復してきています。気分的には復活しつつありますが体調はいまいち。昨日は7時過ぎには寝ていました。前日のダメージが大きかったですね。この1週間精神的な疲労に加えて、毎日6時過ぎから学校で仕事をしないといけない状態が続いていました。帰宅はもちろんかなり遅くなります。辛い。

この状態で精神的に負担がかかっていました。週末に親しい先生方と話をできたので随分気が楽になりました。救われた感じですね。合宿があったのでその中で色々と感じることもありました。今までの甘さを痛感する部分がありましたが、図々しく質問しまくって解消。こういう時間はすごく充実しています。知的好奇心が満たされるというのは大切なことです。

うちの選手の動きを客観的に見ることができました。硬さが見られますがトップ選手と交流を持つなかで自分なりの解決策を見出だしているようです。先週のグダグタの走りから脱却しつつあります。精神的にもかなりありましたし、私もめちゃくちゃ時間を取って選手達と向き合いました。我ながらよく耐えたと思いますね。こういう状態を何度も何度も乗り越えていって成長をするのだと思いますが、かなりしんどかったですね…。

短い文章ですが…。また書きます…。
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なんとか

2011-04-17 | 陸上競技
少し気持ち的に復調してきました。まだ全くですが…。

この1週間非常に微妙な感じでした。陸上競技から少し距離を置きたいと本気で考えていました。そこまでの情熱を持って指導をしようという気になりませんでした。理由は様々な事が重なったためです。疲れ果てていました。

色々な人と話す中で何とかモチベーションを保てるレベルに近づいてきました。こういう時に限ってやらなければいけないことが重なってしまい更に精神的に疲れる。そんなものなのかなと思いますが…。

初めて1週間近くblogを書きませんでした。そういう気持ちに全くならない。そんな感じで過ごしていました。きちんと更新したいなと思っていたのですがなかなか上手くいきませんでした。申し訳ないなと思いますが…。少しずつ更新できればと思います。
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2011-04-10 | 陸上競技
しばらく休みます。
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夢を見る

2011-04-09 | 陸上競技
何故か分からないが以前から何度も何度も同じような夢をる。

大学時代に戻っていて、学務に履修届を出すという夢です。決まって単位を1つ落としていてこのままでは卒業できない。履修届を出す期限ギリギリで慌てているのだが、何かしらの邪魔が入って出しにいけない。このままではマズイ、卒業できない、どうしようというところで目が覚める。気分的には焦っていて目が覚めてもドキドキしている。
繰り返し見るということはこの夢は何かのメタファー(隠喩)なのかもしれない。潜在意識の中に何かあるから同じ夢を繰り返し見るのではないかと。しかし、自分で考えてもよくわからない。フロイトの夢占いではないが、この部分に自分自身を理解する何かが隠されているのかもしれない。この夢を読み解くというのは今の私には絶対に無理。というかこの先も無理(笑)。

心理学の分野では結構こじつけが多かったりする。別に意味がないものに意味を持たせようとあれこれ考える。全てに意味がないとは思わないが、全てが正しいかどうかは誰にも分からない。夢が潜在意識を現しているというのは少なくとも間違いではないだろう。しかし、そこにどんな意味があるのかを考え続けても正解はない。「何か」がある。それしか分からない。

そういえば昨年は陸上の夢をかなり見ていた。リレーや個人レースをリアルに見ていた気がする。マイルのラップまでしっかりと覚えていて選手に翌日話をしていた。寝ても覚めても陸上漬けだった。ここ最近は陸上の夢は見ていない。情熱云々ではなく、何か違う部分があるのかもしれない。それは私にも分からない。思い入れが強くなることが良いのか悪いのか。熱くなり過ぎてはいけない、と自分自身をコントロールしているのかも。夢にまで出てくるというのは日常的に考えているからだと思います。考えすぎは良くない。しかし、考えないと見えてこない。

夢、漠然としています。何かあるのか…。
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始業式&入学式

2011-04-08 | 陸上競技
金曜日、始業式でした。23年度が本格的に始まります。4月1日を迎えたとはいえ年度が変わったという実感はなかなかわきません。やはり学校に生徒が来て初めて新しい年度がスタートするという感じですね。

今年も担任をすることになりました。ミックスホームルームから各科ごとのクラスになります。ある意味非常に難しい部分があります。学科の意識をしっかりと持たせていきたいという想いが強くありました。このクラスを学内で一番良いクラスにしたいと思っています。その事を素直に率直に生徒に伝えました。今回、このクラスの授業が約9時間あります。かなりの責任があると思っています。「こんな生徒になってもらいたい」というイメージがあります。それに近づけるためにはしっかりと生徒と向き合っていきたいと思います。
私は自分が何でもできるとは思っていません。苦手なことがたくさんあります。しかし、誰にも負けないと思えることもある。生徒に多くの価値観に触れさせて、「様々な考え方がある」事を理解させたいと思います。あくまで主体は私ではなく生徒。生徒が成長するのをどうやってサポートしていくかです。自己満足のクラス経営はしたくありません。

部活動とクラスは違います。本質的には同じですが、様々な目的意識を持った生徒がいるのがクラスです。目的意識がない生徒もいます。だからこそこちらの関わり方も考えていかなければいけないと思います。一律の関わり方では難しい。私のやり方が気に入らないという生徒がいてもおかしくない。全員こちらを向かせるというのは困難です。許せるライン、許せないラインを明確にしていきたいと思います。

午後からは入学式。今回は自ら進んで駐車場係になりました。が、狙ったかのように雨…。何なんでしょうか。非常に悲しい気持ちになりながら、雨に負けずに駐車場係をしました。新入生は正式に入学をしました。気持ちが引き締まる部分があるのではないかと思いますね。目標を持って充実した高校生活にしてもらいたいと思います。特に陸上競技部に入ってきた選手は自分の可能性に最大限チャレンジして欲しいと思っています。時間がたっても今の気持ちを持ち続けてもらいたいですね。
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速い動きを意識させる

2011-04-08 | 陸上競技
木曜日、通常なら身体作りに充てる日ですが明日か新年度が始まるのでそれに向けて選手にミーティングをしました。私は朝から会議だったので前日に少し指示を出しておいて自分達でやらせることにしました。

1年生が高校生活に馴染むまでにはやはり時間がかかります。周りの生徒がだらけていればそれに影響を受ける危険性があります。shoko陸上競技部としての自覚を持たせないといけません。まだ高校生活が始まっていませんから実感がわかないかもしれませんが事前に意識させておく必要があります。崩れるのは簡単ですがその前に意識させていかなければいけません。1時間ほどミーティングの時間を与えました。上級生がどれだけリーダーシップを発揮して話をできたかはわかりません。それでも「自分達でやるんだ」という気持ちを持ってやっていかなければ成長はありません。考えられる時間にできたらと思います。

練習はサーキットから始めました。とはいっても私は会議のハシゴの間にサーキット終了前になんとか練習に行けたという感じでしたが…。次の会議が始まる前に動きの指示を出しました。冬期にかなりやっていたのですが、ピッチアップドリルをしました。意識的に速い動きをさせておきたいと思ったので。
距離を踏む練習よりも今年はこの辺りの練習をかなり多く入れました。理由はスピードを上げたいという最も基本的なことです。ハイテクACのフレキハードルを使った練習が注目を浴びました。師事している方が「困る」とかなり言われていましたが(笑)。実際問題、フレキハードルを使えば良いわけではなく何を目的にしているかだけだと思います。結局フレキハードルをミニハードルの代わりに使っているだけというのが多かったりします。少し話がそれましたが目的にあった動きをさせていくことが重要だと思います。流行廃りではなく大切なものを見極めていく必要があります。

久々にやりましたが上級生と下級生の差は歴然ですね。速く動かして処理することができません。ここがきちんとできるようにならないと目的にあった練習にはなりません。女子で数人「これは!」と思うような動きをする選手がいました。面白いですね。体重コントロールをしっかりしていけば間違いなく強くなると思います。それだけのポテンシャルを秘めていると感じました。同じ動きをやらせてもどうしても膝が開きます(これは仕方ない部分がありますが・・・)。速く速く意識させていくと重心移動が小さくなったり、進みすぎて処理できなくなります。この部分をどうするかですね。速く動かして処理する。ピッチアップです。
その流れでスイッチングドリルを。これができません(笑)。どうしてもフォロースイングが遅れてしまう。遅れるので回転が後になる。悪循環です。意識させることしかありません。こういう動きを全力でやるのでかなりエネルギーは使うと思いますが重要な要素です。

最後にショートを数本やって終わり。動きの確認です。スピード的には悪くないなと思いますが、グランドが乾燥して砂が舞うような状態でしたからスパイクを履いても足が滑るようです。本当はもう少し条件が良いところで走らせたいですが・・・。仕方ないことです。

練習終了後もう一度全体を集めて話をしました。前半にミーティングをしているのでそれの確認という感じです。目標を持って自分のために取り組むことを話しました。これが全てを決めると思っています。誰かに影響されてやるのではなく自分が自分自身のために練習をする。それ以外に強くなる方法はないと思います。目標が明確であればその達成の方補が自ずと見えてきます。本気になることができれば全てが変わってくる。また、学校生活がきちんと送れない者は競技でも成功しないという話もしました。これも当然です。チーム内のルールをどれだけ当たり前だと思って守れるか。学校生活のルールが守れないようであればそれを許してはいけません。チーム内で厳しく指導していくことが求められます。上級生が手本を示さなければ絶対に伝わりません。あいまいにやっていたらチームはあっという間に崩れてしまいます。これも繰り返し繰り返し話していくしかないと思います。

新年度が始まります。目標に向けてしっかりと努力してもらいたいですね。
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気分転換

2011-04-07 | 陸上競技
水曜日、本当であれば少し走りたかったのですが日程的に微妙になってしまったので少し変則的な練習形態にしました。身体を動かしておきたいという部分と少しは練習を落としておこうというのがあったので。

いつも通りサーキットをやってからメディを使った身体作りをしました。普段の練習の中に「楽しくやる」というのはほとんどありません。気持ちの切り替えが上手くできないので常に集中させて取り組ませるようにしています。今回は騒ぎながらでも良いのでしっかりと身体を動かしたいと考えていました。
いつも合宿等でやるメディを使ったアップをしました。メディを落としたら最初からやり直しというものです。これだけでかなりの運動量になりますし、それぞれの性格を把握するのにはちょうど良い内容です。ワイワイ騒ぎながらも動きや取り組む姿を見ることができます。

途中でバツゲーム付の練習内容にしました。真剣勝負を促すためには大切かなと。負けた者は遠くに離れて大きな声で一言叫ぶというものです。こういう事をかなりの選手は嫌がります。当然ですが(笑)。よく考えてみるとうちのチームが大きく変化してきたのはこういう「どうでもいい」と思われるようなことを実施し始めてからです。最初は練習でもほとんど声が出ないような状態でした。勝負をしようという状態になってもこれでは戦えません。男子が非常におとなしく、「バカになる」という事ができませんでした。ムードメーカーというところまでいきませんからなかなかチームに活気がありません。そこで近くの公園に行って全員に大きな声で叫ばせるという練習をしました。それ以後は1年間練習の前に競技場の真ん中で毎日大きな声で「決まり事」を叫ぶということをしました。周りから「なにをやっているんだ」と批判されましたが(笑)。その辺りから大幅に変わり始めました。他の集団よりもとにかく前に出ようとする。こういう姿勢が身についてから強くなり始めたと思います。

選手にはその話も少ししました。陸上競技は1人ずつで戦っていく。周りから注目を浴びても自分の力を発揮できるようにならなければいけない。恥ずかしがって周りの目を気にするようでは自分の最高のパフォーマンスはできない。「大きな声で叫ぶ」という行為はそのための練習です。練習中に大きな声を出す。これも同様。周りの部からなんと思われようと自分達のやると決めたことをしっかりとやる。これが大会でのパフォーマンスにつながっていくのです。まだまだ大人しい。自分達の仲間内ではワイワイできますがこの部分ができるようになれば全く違ってきます。もう一度以前のように何か考えていかなければいけないかもしれませんね。勝負をするつもりならそれくらいの覚悟はないといけません。

あとは外補強を。これはいつも通り。これももっともっと大きな声が出せればいいと思いますね。普通のチームと比べると声が出るようになってきました。しかし、比べるのはそこではなくもっともっと上。比較するだけではなく自分達がどうなのかをもっと考えていく必要があります。もっとできるのに最大限にやっていないというのが問題なのです。1年生は例年と比べるとかなり声が出ます。上級生が負けないようにしてもらいたいですね。

終了後、前日休んでいた1年生を別メニューでドリルをさせました。不足分を補うことが必要です。休んだから終わりでは次にはつながりません。合わせて上級生が「動きをみてもらいたい」というメールを前日に送ってきていたので一緒に練習させました。もともと膝が上がらない走りをします。それもあってか動きの切り替えが遅く、身体が前に進みません。膝が出てこない部分を修正したいのですが感覚的に鈍く難しい。あえて「もっと上げろ」と指示しました。膝を引き出すイメージができないので「とにかく上げる」という意識でやらせたらどうかと。これがうまくはまりました。感覚的なものを言葉で表現するというのは非常に難しい。一律に同じ言葉で通じることはありません。ここをしっかりと選択しないと伝えていくことが重要です。難しいですね。

気分転換になったかもしれません。たまには・・・ですね。
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追い風での練習

2011-04-06 | 陸上競技
火曜日、久々に競技場に行くことにしました。年度末の人事異動により長距離担当のhirayama先生がご栄転されました。そのため長距離が練習する間は競技場で一緒に練習をするという形態を取ることに。競技場の使用に関して様々な話があり、指導者不在で競技場内に入ることはダメだということになったので・・・。長距離の練習はポイント練習だったようで短時間で終わりました。走るのを遠くから見ているだけでしたが・・・。エース格の2人が抜けて厳しい状態です。一人でも多く県総体に出場できるようにしてもらいたいですね。

練習は久々にコンディショニングから入りました。ここ最近全くやっていませんでした。新入生が入ってきたこともありますし、本アップの前にしっかりと身体をほぐしておく必要があります。レース前に自分の身体が一番動く状態に持って行かなければいけません。静的な柔軟だけではなく動的な柔軟をしっかりと行っておく。ドリルとは全く別の問題です。動的柔軟性を高めることでパフォーマンスは高まると思います。この辺りを意識させながら肩胛骨周り、股関節周りを動かし続けました。それなりに動くようになったのかなと思いますが、もっと大きく動かせるように日頃から意識させなければいけません。

前日にできなかったドリルを重点的に行いました。接地ポイントにしっかりと入る。その感覚を繰り返し繰り返しやりました。上級生は少しずつ幅を広げ、1年生は狭いままで。ここを急ぐと動きが完全に崩れてしまいます。上級生のリズムに合わせてやろうとすると速く動くことがメインになってしまって開いてしまう。これでは何の目的でやっているのか分かりません。慌てず丁寧に。そのままの流れでもも上げからランへ。重心移動を身につけさせるための大切なポイントです。特殊なドリルをやると速く走れるような気になりますが本来の狙いとする動きが不明瞭になります。何を目的にやっているのかをしっかりと理解させなければいけません。加速ドリルも少しやりました。新入生は本当にやるだけ。細かい部分よりもしっかりと身体を動かすことで十分だと思います。まだ目的意識が明確ではない状態で走りながら意識はできない部分があります。見ていて上級生で動きが鈍い者がいました。これでは走れないだろうなと個別に指示。1歩目が上手くいきません。もっとスムーズな加速ができるようにしなければいけません。

この日ももう一度トゥトレで数本引っ張りました。前日のスピード刺激が不足していると感じたので。動きが崩れても構わないので神経系に刺激が入らなければいけません。無理矢理でも重心移動を生み出し、それを実際の走りに活かしていく必要があります。前日のトゥトレはそれなりに走っているという感じでした。もっと走らせれば良かったのですが・・・。オーバースピードを入れてからショートへ。前日から比べると少し動きが良くなっています。スピード感もあったかなと。試合用のスピードレベルまで到達はしていませんがしっかりと準備をしていけばいいかなと。ちょうど追い風も吹いていたのでそれに合わせてしっかりと走れたと思います。

最後に刺激として120mと250mを走りました。セット走の形です。本来であればもう少しスピード持続系の負荷をしっかりとかけておきたかったのですが、ここ最近は短短に偏ったメニューになりつつあります。もっと走らないといけないなと思いながら・・・。1週間前に中国合宿があり、ほとんどの者がそこでかなりの量を走っています。疲れが抜けきらない状態になるのは怖いので、意図的にコントロールしてしまいました。
追い風が強くなってきたのでそれに合わせて走りました。120mもある程度はスピードが出るようになっていました。250mも同様。250mは最後のスピード持続ができるようになってきていました。体重の減少も少なからず影響しているのかなとは思います。本来のスピードを全員が取り戻さない限りうちのような普通のチームが戦える事はありません。厳しいようですが今の状態ではギリギリ中国大会に行けるかどうかのレベルです。もっともっと全体が緊張感を持って取り組まないといけないと思います。波がある間は絶対に強くなりません。記録会が終わったらもう一度かなりの負荷をかけて追い込みたいと思います。中途半端な負荷ではいけませんから。

もうワンランクレベルが上がらないと戦えないですね。もっと真剣に自分の身体に目を向けて取り組んでいってもらいたいと思います。
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