kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

水曜日

2013-03-23 | 陸上競技
水曜日は休日。朝から練習としました。この日はしっかりと走っておきたいなという考えがあったのですが・・・。

久々にサーキットから練習開始。そのあと足運びの確認をしてハードルを使ってドリル。いつも通りの流れです。サーキットの時点から雨が・・・。投擲が防府で練習をしていたので聞いてみると「止んでいる」とのこと。大丈夫だろうと判断して外で練習。フレキを使って走り、その後マーク走へ。3本くらい走ったところで大雨・・・。どうなっているのでしょうか。予定が予定として成立しません。

急遽、トレーニングへ切り替え。これを2時間弱行い、その後1時間程度動きの確認。選手たちは「教えてもらったこと」を素直に取り入れようとします。しかし、前の記事にも書きましたが本人の感覚と実際にやろうとしている動きが違ったりします。また、本当はやっていけない動きを取り入れようとする選手も出てきます。この日の動き、数人は「膝から下」の動きを意識している者がいました。これは良くありません。できれば避けたい動きなのです。それを一生懸命に練習するのは・・・。

ここでじっくり時間をかけて動きの説明と確認。どうせ雨で外では走れないのだからトレーニング後は割り切って確認作業です。選手によってはこの時間でかなり感覚をつかんだようです。今までの足運びと違うわけではありません。しかし、下手をすると接地のポイントがずれてしまう危険性がある動きです。「結果的に」という部分を繰り返して話をしました。

また、走りの中で接地が「かかとから着く」者がいます。なかなか改善されません。私なりに「改善方法」を考えて個別にやってみました。この部分が一番難しいと思っています。それでもしつこく「移動」を意識して練習。最後のほうにはかなり良くなりました。スピードが上がっているときに「かかと」から接地して、ドリルなどの移動がないときに「拇指球」で接地しようとする。まーちょっと難しいですね。感覚なのですが。

疲れています・・・。私がですが・・・。
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火曜日

2013-03-23 | 陸上競技
このあたりから色々あって気持ち的に全くblogを書く気になりませんでした。お許しを。

19日の火曜日で平成24年度の授業日は終了。終業式の時、話を聞くのに下を向いている部員が数名見受けられました。これは・・・。私の話を聞くときはそれなりに顔を上げる。他の人の話の時には顔を上げない。最悪は寝ている。このような状況で本当成長があるのでしょうか?誰の話にも耳を傾けしっかりと話を聞く必要があります。その話の中に必ず何かしらの「メッセージ」がある。ここが大事なのです。このことに関しては練習が始まる前に確認をしました。「自分は寝ていない」という部分だけで話をとらえてもらうと困ります。人の話を聞くときには相手のほうを向いて聞くという基本的な部分を話しているのです。伝わらない部分がある気がしています・・・。

練習自体は基本的なことをもう一度。合宿に参加したのでその部分の確認です。他の指導者が話をされるのと私が普段言っていることの「違い」を擦り合わせておく必要があります。同じことであっても感覚的に異なる部分があるでしょう。また、本来は強調してはいけない部分を強調してしまう危険性もあります。中間疾走の部分を意識したのでここに勘違いが生まれないようにしました。「膝から下の動き」を見た目と実際の動きで錯覚してしまう選手が出てきます。「意識していやる」のか「意識しないでなる」のとでは「外見」は同じですが全く意味が違います。その動きをしてしまうと「悪い影響」が出てしまうのです。意図的ではない部分であるということを理解しない限り良いことにはなりません。

この部分を確認。これをかなりの時間行いました。終了後はスタート。これもじっくり指導があったのでその部分の動きの確認を。様々なことが一気に入ってきているので自分の中で整理をしないといけません。全てをやろうとしたりすると情報が溢れすぎて混乱してしまいます。きちんと選んで行わなければいけないと思います。「力の出し方」について話がありましたが、これもその言葉だけをとらえてしまうと良いことにはなりません。結果的にどうなのかというところですね。腰の運び方、足の運び方、一歩目での姿勢など細かいところを繰り返し指示していきました。これだけで1時間はやったのではないでしょうか。かなりの時間やったのでそれだけで疲れていました。スピード的にはかなり良かったと思います。

最後に上半身の補強。階段を使っての上半身の補強で「弱い」と感じる部分があったのでそこは補っておくことに。地道にやっていくしかありません。地道に地道に・・・。
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月曜日

2013-03-23 | 陸上競技
この日は雨。学校は午前中で終了でした。

前日まで合宿だったのでこの日の練習はoff。練習疲れに移動疲れも重なりかなり疲労が蓄積しているのではないかという雰囲気でした。前日に全くミーティングを行っていないのでその部分だけを押さえておくことに。何のための合宿なのかを理解しているか、自分たちの取り組みと強豪校の取り組みの違いは何か?この部分をきちんと押さえておかないといけません。

私から20分くらい話をしてあとは選手同士で話し合いと取り組みの見直し。これで終了としました。何を感じ何を実行するか。これが全てだと思います。経験したことが次に生かせないと何も生み出しません。参加したことで満足するのではなく、自分たちの練習の中に生かしていかなければいけないのです。

私は会議・・・。残念。
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気持ち的に

2013-03-22 | 陸上競技
色々あってちょっとBlogを書く気になりませんでした。かなりのエネルギーわ使うので。

書く気はあるのですがそこまでのエネルギーが発生しません。申し訳ないですね。

もう少しお待ちを。書きたい事はあるのですが。
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宮崎合宿~最終日~

2013-03-19 | 陸上競技
日曜日、宮崎での合宿も最終日となりました。感じたことはたくさんあるのですがこれはまた別に(話が長くなるので(笑))。

最初練習は「ウエイトトレーニング」となっていました。前日の色々と話をする中で「やりたいことがあったら遠慮なく言ってほしい」と言っていただきました。最初はかなり遠慮していたのですがせっかくの機会なのでお願いをすることに。図々しいこと限りなしですね(笑)。冬期に行う自重を使ったトレーニングを教えてもらうことにしました。トレーニングについての話を聞く中で「目標設定」の話や、「成長を感じる」という部分の話も出てきました。指導方法の道筋だと思います。

トレーニングを進めていく中でこれまでの取り組みの見直しができました。この冬期はかなり練習をしてきました。体幹の部分も昨年と比べるとかなり強化できたと思います。しかし、miyashoの選手はそれ以上でしたね。特に身体の「軸」の部分がしっかりとしています。どのような動きをしても体幹がぶれない。意識して取り組んでいたのですが大きな「差」がありました。もちろん、初めてやる動きだから「慣れ」ていないというのもあります。それ以上に「弱さ」がありました。「できないから仕方ない」という姿勢です。できないなりに一生懸命に取り組まないといけないのにそこを避けている部分もありました。これではいつまでたっても強くはなれないですね。身体のラインをしっかりと作っていく必要性を感じ取らないといけません。

グランドでスタート練習をしっかりとやってもらいました。細かい部分から見てもらうことができました。私も色々と考えながら感じ取りながら見ていました。基本的な部分はこれまでやっていたことと同じですが、やはり「細かい部分」の差が出ます。特に身体の「ライン」を保つという部分が不十分です。何度も何度も繰り返しやっていくしかないなと感じました。これまでもやっていましたがそれでも不十分。加速段階をしっかりと作り出すためには「軸」というか「ライン」というかその部分を保たなければいけません。スタートの段階で崩れてしまって進みきれないというのがありました。

出だしの部分ももう少し考えないといけないなと。スタートの流れを考えるのは重要です。反応だけではなくそのあとの部分がレースの流れを決めます。しかし、うちの選手はその反応も少し遅れる。これでは焦ってしまって身体が起き上がってしまいます。この状態を改善することも必要ですね。考え方は同じなのですがやはりニュアンスが違う。身体を遠くに運ぶためにはどうしないといけないか。一瞬で終わるのではなく少し長い間に力を加え続けないといけない部分があります。一瞬と言えば一瞬。しかし、その一瞬の中で「長い」のです。微妙ですね(笑)。その前の反応も考える必要があるでしょう。いやーやらなければいけないことがたくさんあると実感しました。

何度も何度もスタートの構えからでの練習を繰り返しました。その前の段階でタイヤを使った姿勢づくりを繰り返しています。やはり「流れ」ですね。私自身感じ取る部分がたくさんありました。これを今後の練習にどのように生かしていくか。今回の合宿の中で学んだことをどのように自分の中で消化して本物にするかですね。

最後にウエイトを。時間の関係でクリーンとクリーン&ジャークだけしかできませんでした。その中でも学ぶことはたくさんありました。地面に力を加える感覚をこのような動きの中でも意識する。とにかくこの手の練習の繰り返しです。全ての動きで「速く走るために」という意識を持たなければいけません。複雑な動きをやる。それができるようになると「速くなった気がする」のですが実際はそういきません。その動きだけが上手くなって実際の走りにつながらない。ここで勘違いすると恐ろしいことになります。共通点が多い。もっともっと見直さないといけない部分があると思います。

最後にmiyashoの選手の前で話をさせてもらいました。この内容は割愛(笑)。前日に話を聞いていたことを私なりの解釈できちんと伝えることができればと思って話をしました。何かを感じ取ってもらえたでしょうか。様々な人の話を聞く中で何かしら学ぶことがある。これはすごく大切なことです。特定の人の話だけを聞けばいいというのは大きな勘違い。視野を広くするためには重要です。みんなの目がこちらを向いてい「感じ取ろう」という姿勢がありました。良い選手たちです。

まだ書きたいことはあるのですが、また別に書きます。本当に貴重な経験ができたと思います。心から感謝したいと思います。「出逢い」に感謝。いつの日か私もこのような形で誰かに還元できればいいなと強く感じました。
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宮崎合宿~2日目練習2~

2013-03-18 | 陸上競技
いやー、書くのも大変です(笑)。

午前中の練習が終わってからtakasu先生と話をしました。練習の中で感じていた「差」について質問をしていると「午後の練習を変更してその部分の練習をやりましょうか」という流れになりました。予定していた練習があったのですがその練習計画を急遽変更して我々のための練習に切り替えてくださするとのこと。めちゃくちゃありがたい話です。申し訳ないなと思いながらもお言葉に甘えて「前側で」という動きの部分を指導してもらいました。

この中での指導、全くと言っていいほど我が師匠と同じでした!!色々やるのではなく「シンプルに考える」ということをかなり強調されていました。ここは絶対に忘れてはいけないことですね。私自身気が付くとどこかの部分に力を入れすぎて練習のバランスが悪くなってしまいます。基本的な部分を継続してやっていく。この部分はすごく大切になります。イメージ的に脚の回転を「後ろ」ではなく「前」にしたいと思っていました。そのために膝の引き出しと重心の移動を重視していました。膝を引き出すだけではなく股関節から大きく動かすという感じですね。この部分はかなり改善されていると感じていました。他校と一緒に練習をしても走れるようになってきているなと。

が、今回の練習の中で「後ろ回転」の選手の動きが目立ちました。女子エースでさえも身体の前側での動きが不十分です。これが60m以降の動きが不十分になる。これを見据えて基本的な動きの確認をしっかりとやっておかないといけません。これまで全くやっていない動きであればこれから間に合わないと思いますが、基本的にはやっています。これをもう一度確認をする必要があると考えています。足運びの方法を原点に戻ってしっかりとやる必要があると思いますね。

師匠がいつも言われるのですが「ゆっくり動かして確認をする」という部分をtakasu先生も繰り返し言われていました。速く動かすとごまかせる。ごまかした動きをやるといつまでたっても動きの改善はできない。こればかりに時間を取るのは不可能です。選手にも話をしましたが負荷が高いわけでも場所が必要なわけでもありません。自分でやろうと思えばいくらでもできるのです。それをやるかやらないかは選手次第だと思います。私自身、師匠から教わってきたことの「再確認」という位置付けで話を聞いていました。私自身「新しいこと」という感覚ではなく「確認」です。これはすごく貴重だと思います。

選手と同じですね。いつも同じ指導者から指導を受ける。同じ内容を他の指導者から聞くと「あーあれはこういう意味だったのか」という理解が進み、自分の中にスーッと入ってくる。そんな感覚でした。選手がどのように感じたのかは分かりませんが、意識的にはかなり入ったのではないかと思います。その後、マイクロハードルを使っての練習でした。ここで意識したことが動きにつながるといいのですがすぐにはできません。マイクロハードルを避けるように回転が後ろになっている者もいました。また、リズムが大きく変わってしまっている者も。初めてやる練習ではないですが上手くいかない部分もありました。それはそれで大事なことだと思います。上手くいくように努力することが大事です。

この感じを繰り返していくと随分違ってくると思いますね。1からの練習ではなくある程度のベースがあっての練習です。時間を作ってこの部分の改善を図りたいと思います。できれば改善したいというのではなく「絶対に変える」という気持ちで取り組めば変わると思います。前側でという感覚をつかみかけている選手もいました。無駄な動きが最小限になればもっともっと進みます。午前中の100mが最低レベルの記録と考えれば戦える水準までは来ています。この合宿での経験をいかに練習の中で出していくかですね。

この練習の様子を見ながら私自身すごく感じるものがありました。指導者として学ぶことが多いですね。こういう機会は本当に貴重です。単純に「合宿に参加させてもらう」というだけでなく「今までの取り組みの確認」という意味でも大きい。何も考えずに「指導を受けたい」で終わるのではなく、今まで師匠から学んだことの確認ができる。これは本当に大きい。ぜひ、師匠とtakasu先生に話をしてもらいたいなーと強く感じました。

最後にリレーを。2人ずつでつなぐ形です。miyashoの選手と一緒に走らせてもらいましたがまだまだ勝負できないですね。バトンパスの部分も大きいと思いますし、走力的にもまだまだ「差」があります。冬期が順調に進んでいます。それでも現時点での力の「差」はある。そこを私も選手も認識しないといけないと思います。すぐに「力」が付くわけではありません。地道な練習だけが「力」を生みます。

この日の練習で「少しの差」についてすごく感じました。練習で意識することは8割くらいは同じだと思っています。しかし、最後の詰めの部分が足りない。そこに私自身の指導の「甘さ」があるのだと。それが結果的に「差」となって現れる。実はこの最後の1~2割の部分がすごく大事なのだと思います。最後の「少し」が占めるウエイトが「少し」ではない。表現的に難しいのですが「少し」という部分が動きや感覚をまとめる作業としてはすごく大切なんだと思います。ここを詰めていきたいと思いました。

あー長いですね(笑)。お許しを。
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宮崎合宿~2日目 練習~

2013-03-18 | 陸上競技
練習について書いておかないと(笑)。忘れてしまいますからね。

午前中の練習は前の記事にも書いたようにアップでリレー。その後すぐに各専門に分かれての練習。流れるように練習が進んでいきます。基本的に短短の練習をじっくりとみることに。他の専門も見たいなという気持ちはあったのですが自分自身の中で「ベース」となる部分を固めておきたいと考えていたのでこの機会を逃さずにですね。選手に刺激をという部分もこの合宿時の大きなところですが、私自身も勉強させてもらいたいという気持ちが強くありました。技術的な部分はもちろんですが選手との関わり方も参考になる部分があります。「学ぶ」機会を大切にしないといけないと思っていますから。

この日の練習、前半はマイクロハードルを使った練習でした。この中でうちの選手とmiyashoの選手の動きの違いを探る。単純に見ているだけではなくその動きの理由をしっかりと見つけていかないといけません。マイクロハードルを超えるときに動きが変わってしまう選手が数人いました。アクセントを置くためにマイクロハードルが置いてあるのです。そこは「特別」ではなく「意識する」ためにあるものだと思います。ここで意識しすぎて動きが変わってしまったら実際の走りにはつながりません。ももあげのような動きではなく走りの中でのコントロールです。同じ足の連続と交互に超えていく練習がありました。「特別な練習」ではなくどこの学校でもやっている練習です。これはtakasu先生も言われていました。「この練習をやったら速くなるという特別な練習はない」と。大事なのは「何を意識してやるか」ですね。

うちの選手の特徴として「回転が後ろになってしまう」部分(これは以前に比べるとかなり改善されたのですが)、接地時に踵から着いてしまうという部分がありました。踵から着く。本当はもっと重心が移動できているはずなのに移動しきらないから踵からの接地になるのではないかと思います。「速く動かす」ことがメインになりすぎて越えたらすぐ着くという感じでしょうか。これが普段の走りにも出てきます。接地の感覚がかなり違うなと。また、足首が返ってしまったり乗り切らない動きが多々ありました。かなりの本数をやってもらったので「違い」を認識することができました。1本でも確認できるほどの違いがありますが、繰り返し繰り返し見ていくことでそれが顕著になります。意識する部分は私も何度も言い続けてきましたがなかなか浸透しません。それでもうちの選手も「何とかしよう」という姿が見られました。こういう変化が大事ですね。

その後スタート練習へ。基本的な動きの確認をしてもらいました。我々だけを個別に指導してくださるという形でした。本当にありがたいことだと思います。スタートに関しては師匠から色々と教わっていますが、やはり細かい部分や理解しきれていない部分があります。普段の合宿では専門練習の時間が確保できません。口頭で話を聞くだけではなく実際に自分のところの選手に指導してもらえる機会というのはなかなかありません。じっくり時間をかけて話を聞いたり動きの部分を指導してもらうことで選手自身も大きな収穫があります。微妙な言葉のニュアンスがあるので本当に細かいところまで正確に理解できているかは私自身も分かりませんが(笑)。

かなりの時間を基本的なスタートの部分に割き、その後30mと60m。この段階でなんとか勝負できているなという手応えがありました。お互いに本数をこなしていますがmiyashoの選手たちに大きく離されず走れていました。その後ほとんど休息を取らずに100m。SDから100mを走りました。今シーズン初めての100mです。県外でそれも「強豪校の選手」と走りという機会は大きな刺激となります。選手はかなり緊張していましたが(笑)。それもありでしょう。2本走りましたが上位3人は12秒5、13秒0、13秒2とこの時点ではまずまずの走りかなという感じでした。手動計時とはいえ昨シーズンのベストタイムを更新しています。

が、手放しには喜べないのです。女子エース、60mまでは12秒1の選手とほぼ同じでした。しかし、ここからの40mで大きく引き離されたのです。後半が武器になると考えていたのですが今の段階では「前半型の選手」ということになります。焦ってしまって身体が前に突っ込んでしまうことと足の動きがこちらが思っている通りにはいきません。60m以降の走りも練習してきたつもりでしたが「何か」が足りないのです。これは一人ではなく他の者も同様。大きな課題が浮き彫りになりました。今のままでは間違いなく「勝負」することはできません。もうワンランク上がらないといけない。そのためにはこの部分の動きを改善していく必要があります。

あーまた長くなっています。今後の記録として残しておかないといけないのでちょっと長くなることをお許しください(笑)
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宮崎合宿~2日目~

2013-03-18 | 陸上競技
土曜日、宮崎での合宿2日目でした。この日は朝からかなり天候に恵まれていました。気温自体はそれほど高くないのですが日差しが強い。日向と日陰の体感温度の差が激しいですね。寒いという感じは一切ありません。半袖でも十分練習ができるくらいの暖かさ。かなり良い感じです。

練習は学校のグランドではなく競技場で行うことになっていました。学校から5キロの辺りに一つ、10キロくらい離れたところにもう一つあります。今回は「県営総合運動公園」での練習でした。話を聞くと関東・関西の大学生や実業団も3月は宮崎に来るとのことでした。この暖かい気候の中で練習をしたいというのがあると思います。この日も某有名大学の選手が合宿をされていました。この日が最終日とのことでしたがかなりの人数が参加していました。

また、とにかく施設がすごい。敷地の中に野球場が2つありました。「陸上競技場」がメインとなる競技場が1つ、サブトラックが1つ。サブはタータンが数レーンあって土のグランド。タータンの部分がかなりあるので全く問題なしですね。その隣には「投擲練習場」もありました。これもめちゃくちゃ広い。どれだけ充実した施設なのか・・・。維持管理費はかなりのものだと思いますが(笑)。更に聞いてみるともう少し奥に「サッカー場」があるとのこと。基本的には通常の陸上競技場と同じ。8レーンタータンだそうです。「サッカー場」として位置づけられているとのことですが当然のように陸上の大会も開催できます。九州地区の冬のブロック合宿は宮崎で固定しようという話にもなっているようです。様々な面で充実していますからそういう話になるのでしょうね。運営する側は大変だと思いますが。

この日の午前中練習は「専門練習」となっていました。最初は全体でリレー形式でアップ。ジョグはほとんどしないですぐに走り出すという感じでした。もちろんスピードを抑えてのウインドスプリントという感じですが、うちの選手の数名はついていくだけで一生懸命です。「慣れ」という部分も多々ありますが普段と違う練習形式でやっていくというのはそれだけでストレスになります。それも良い練習となりますね。

実はこの日一日の練習の一番の課題は「物応じしない」という部分でした。全国で活躍をしている強豪校との練習ということで間違いなく「身構え」てしまいます。他県で練習をする。これだけではなく「存在感を示す」という部分で今までの一歩下がってしまう部分から抜け出したいと考えていました。そのためこの日の練習は全員同じTシャツで練習をするように指示を出していました。それも学校で作成したオリジナルTシャツです。ものすごい派手(笑)。選手たちも普段は絶対に着ません。「恥ずかしい」という気持ちが強くあるのだと思います。これが「一歩引いてしまう」部分です。こういうTシャツを着ると注目を浴びる。それだけで普段の自分とは違う行動になりがちです。県外で強豪校と一緒に練習をするというだけでも「緊張感」があると思いますが、それで終わらずに「注目を浴びる」という普段とは違う「緊張感」の中でどれだけ「自分」を保てるか。この場でしか試せないと思いました。

あまりの暑さに全員がTシャツで練習。派手なシャツが揃うとかなり目立ちます。宮崎の先生方も「いいですね」と褒めていただきました。後で「Tシャツの理由」を聞かれました。上述のことを説明させてもらい納得をされていました。この「取り組み」が何を生み出すかは、分かる人にはすごく分かる内容だと思います。「無意味」と考える人もいるかもしれませんが、こういう場だからこそ「チーム」を意識して取り組む必要性も出てきます。「一人ではない」という想いが多くのことを生み出します。注目を集めることで「自分自身」の行動に意識を置ける。すごく重要なことだと思いますね。

あー長くなりましたね。短い記事に抑えるようにしようと思っているのですが・・・(笑)。練習内容にまで到達できず(笑)。また書きます。
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宮崎合宿へ

2013-03-17 | 陸上競技
金曜日、この日は公立高校の合格発表でした。多くの中学生が喜びと悲しみを感じたのではないかと思います。

私はこの日の朝から宮崎に行くことにしていました。昨年、図々しく練習に参加させて頂いたmiyashoに今年も参加させて頂くためです。2月に行きたいなと思って連絡をしたのですが様々な予定と重なって実現出来ませんでした。調整をしていく中で15日からの日程であれば何とか行けそうということになりました。前回は4人だけの参加でしたが今回は男子も連れていくことに。レンタカーを借りていこうかと考えていたのですが優しいogawa先生がマイクロバスを運転してくれるということで一緒に宮崎に行くことになりました。

8時半に徳山を出発、なんだかんだで到着は16時前。練習にはギリギリ間に合うという感じでした。時間的に余裕があると思っていましたが危なかった。こちらが無理を言って練習に参加させてもらうにも関わらず遅れて行くというのは絶対に許されません。慌てましたがなんとかかんとかという感じです。

本来であれば金曜日はmiyashoは練習休みだったそうです。私たちのためにわざわざ練習をしてくださるとのこと。何から何まで申し訳ないです。この日は「身体を動かす」という感じの内容でした。この中でも多くの部分を学ばせていただきました。これまでうちがやって来たこと、選手に話しているような事を実践されていました。この部分は自信になります。が、細かい所の差がありました。ここだなーと感ましたね。同じような事をしていてもこの最後の少しの部分の差が大きな違いを生むんだなと。

基本的な身体の使い方であったり股関節の動かし方であったりと勉強になる部分がありました。きちんと軸を作ること、動きの中で「間」を大切にすること。当たり前の部分なのですが時間が経過するにつれて疎かになってしまっている部分ですね。初心に帰るという所、すごく大切だと思います。普段から徹底しておかなければいけないのです。やりたいことが多くなりすぎていつの間にか忘れ去られてしまう。危険なことですね。

股関節からしっかりと動かそうという取り組みをこの冬期では中心に据えて取り組んで来ました。股関節から大きく動かす。重心を大きく動かす。この辺りが最大の課題でしたし、ある程度克服できてきたという手応えはありました。が、この日の動きを比べてみるとやはり動きの中の股関節の使い方や柔軟性が不足しているなと痛感しました。

股関節を動かす中で付け根が「詰まる」という言い方をされていました。これは学校でもしつこく言っていました。これも感覚の部分だと思いますね。ハードルを使ったリズムスキップをやる時に腰が抜けた状態だといくらでも脚が上がる。しっかりと腰が入った状態だと脚は上がらない。これがベストの状態なのです。高くあげることを意識し過ぎて本当にやらなければいけないことを見失う。今回その部分の話を他の指導者からしてもらえたのは大きいですね。常に意識させておきたいと思います。

また、タイミングを合わせる動きというのも大切だなと感じました。学校での練習でも腕と脚のタイミングが合わないのでここを合わせるというのは常々言い続けていました。また、中間での動きで移動を待てない。「間」を作ることができないのです。移動を待てずに脚を先についてしまう。だから脚は動くが身体は進まないという状態を生み出す。悪循環です。この辺りのことも選手が感じ取ってくれたらと思います。

普段やっていることと全く違うわけではない。全く違うことであれば選手も混乱しますが、方向性が同じであればあとは細かい所を修正していくだけです。刺激をもらうということができる。本当に感謝ですね。

あと2日間、少しでも多くのことを学びたいと思います。
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合宿

2013-03-16 | 陸上競技
現在、宮崎県に来ています。目的は「合宿」です。大きな刺激を受けることが出来ます。

また書きます。とりあえず本当に現状報告ですね(笑)
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