kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

短い距離で

2013-03-15 | 陸上競技
木曜日、この日も午前中授業。練習は学校終了後すぐに。翌日から合宿に出るのでこの日は早めに練習開始して時間を作ることにしました。

また卒業生が来てくれていました。こうやって刺激をもらえるというのは本当にありがたいですね。話を聞くと「筋肉痛で身体が重い」ということでした。前日はもっとひどくて歩くのままならなかったとのこと。前日の走練習のダメージが大きかったとのこと。実は卒業生は「体力的な不安」があると判断して3本のうち1本ずつ減らしていました。それでも「筋肉痛」が来たとのこと。確かにスピード的には高いものがありました。ここ最近量を走っていないと言っていたのでその影響もあったのかなと。

他の者もハムストリングに張りがあるという話でした。様子を見ながらやるしかありません。とはいえ「肉離れ」につながるほどのダメージではないと判断。スピード的にはまずまずでした。前日のトレーニングのダメージもあり激しい筋肉痛が残っていたようです。その状態でこれくらいの走りができるのであれば合格点だと思っています。本人たちは感覚的にいまいちだと感じるかもしれませんが。

先週の水曜日からかなりの負荷をかけています。身体が悲鳴を上げても仕方ない部分だと。この部分は自分たちでケアをする必要があります。通常通りの生活ではダメージが残ってしまいます。ここを自覚して取り組むことができなければ取り返しがつかないことになります。自分の身体を管理できるのは基本的に自分自身です。「練習をすればいい」というだけではなく「練習」に見合った休息やケアも必要です。家に帰ってすぐに寝るというのでは身体のダメージは蓄積するばかりです。

この日の練習から少し考えないといけないなと思うことがありました。これは前の記事に書いた通りです。これまでは「量」を追うことが多かった部分があります。しかし、高い「質」を保ったまま「量」を追うというのはある意味危険な部分があるのかなと。考えすぎなのかもしれませんが細心の注意を払わないといけない気がしています。春先に故障する選手が多く出る。これはどこにでもあり得ることです。筋力バランスが悪いというのも大きな原因だと思いますが、高いスピードで量を追うと身体が耐えられないというのもあるのではないかと。

高いスピードが出るということは「筋肉の出力が高い」ということ。この状態で「量」を追うとその大きなダメージに筋肉自体が損傷を起こしてしまう可能性があるのかなと。これは何の根拠もありません(笑)。考えすぎだという気もしますが。「9割のスピードで本数を走る」というのはうちの練習には全くといっていいほどありません。基本的に全て全力(笑)。火曜日は休息を長めに取りました。筋力的な部分と心肺的な部分を回復させてから走ることで「質」を保とうと考えたからです。実際に高いスピードを保つことができました。狙いとしては問題なかったと思います。その分ダメージが大きかったのかなと。

もう一つ考えられるのが「スピードに慣れていない」ということ。暖かくなり普段より身体が動くのでいつもよりスピードが出やすい。この状態で何本も走る。冬期はなんだかんだ言っても筋温が上がりません。筋力の出力が上がりきらない。その状況から暖かくなったことで自然と筋温が上がり出力が上がる。結果、スピードが出る。その負荷に身体が慣れていない可能性がある。これは何度か繰り返していく中で身体が順応していくはずです。

非常に難しい部分ですね。指導し始めて「短短」がチーム内にここまで多くなったことはありません(笑)。そのため私自身ノウハウがない。例年と比べてスピードレベルが上がっていると感じていますから特にその部分が分かりにく。今までと同じスピードレベルであれば「まー大丈夫だろう」と考えておけばよいのですが今回はこちらも慎重になります。

感じ的には良いのは間違いないと思います。これをもうワンランク上げたい。そのために何をするか。しっかりと見極めていきたいと思います。
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考える

2013-03-14 | 陸上競技
練習について書きたいのですがちょっと考えないことがあります。頭の整理のために書いておきます。

火曜日にかなり走りました。その日を振り返ったblogには質と量を追ったと書きました。 実際にかなり走りましたし、スピード的にもこちらが求める水準に近いものでした。かなり手応えがあるなと感じていました。しかし、そのダメージが大きすぎるのではないかという感じがあります。

木曜日の練習は軽めに行おうと考えていました。翌日から合宿を行う予定としていましたからあまり強い負荷をかけると身体が持たないだろうなという感覚があったので。練習には卒業生も来てくれていました。最初の段階で全身筋肉痛と話していました。木曜日はまだ回復したけど水曜日(走り込みをした翌日)は歩くこともしんどい感じがあったようです。話を聞いて正直驚きました。なぜなら卒業生は他の選手よりも本数を少なくして負荷を抑えたからです。その状態でも筋肉痛が激しく出るというのは...。

これまでの経験上、普通の走練習でここまで激しい筋肉痛が残るというのはありませんでした。ケア不足といえばそうなのかもしれませんが、それだけでは説明がつかないほどの状態ではないかと感じました。冬期練習の中ではこれよりも走った日があります。だからといって翌日、もしくは翌々日にこれほどのダメージが残るということはなかったと思います。負荷に対しての回復の時間が不足しているのかもしれませんが、ここまで身体に痛みを訴える事はありませんでした。もちろん、選手が主張してきたわけではなく気になったから確認をしたら筋肉痛だったという感じです。

これに関しては真剣に考えていかないといけないと思います。これまでとおなじみ展開で練習を進めていく事はできないのではないかと感じています。今までは「追い込みきれない選手」をどうするかというのを考えていました。女子は色々な感情を捨てきれないので力を使い切る事が出来ません。だからこそ本数を追う必要があると考えてきました。そのため火曜日のような練習形態になるのです。疲れてきたからといって力を抜く選手というのはほとんどいません。最後までこちらが求めた事をやります。手を抜いて走る事がないのでこちらが想像している以上にダメージが残っているのかもしれません。分かりませんが。

卒業生を含めて張りがあったりするのが内転筋とハムストリングでした。土のグランドで走っているにも関わらずハムに張りが出るというのはかなり良い動きが出来ていたからではないかと考えています。高いスピードが出てそれで本数を追う。肉体的なダメージが大きいのかもしれないなと感じました。当たり前といえば当たり前な話なんですが、これまでの経験上このようなことはほとんどありませんでした。

追い込んだから精神的にダメージが残ってよく実に全く集中が保てないということはよくありました(笑)。が、今回は違う気がしています。走れるようになっていているからこそこちら側も少し神経質にならなければいけないのかもしれません。万が一のことがあったら話にならないですからね。これが本当に良い負荷がかかったから来た筋肉痛であれば今後の練習の組み立ても良く考えないといけないと思います。やりすぎるとケガをしたり回復しなくなってしまいます。それだけは絶対に避けなければいけません。

初めての経験です。選手の様子を見ながら考えていきたいと思います。これは良い方向に進んでいるから発生した問題点だと考えたいと思います。前に進んでいるから感じている部分だと。もう少し選手と対話をしながら考えていきたいと思います。

日々勉強だなと思います。新しい世界が見えてくるのかしれません。本当にありがたいことですね。私自身しっかりと成長して判断ができるようになりたいと思います。
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雨、そしてトレーニング

2013-03-14 | 陸上競技
水曜日、予報通り雨でした。これは前日考えていた通りなので全く問題なし。午前中は模試でした。これが3時間。本当に勉強して臨めたかは大きな疑問がありますね~。

雨が酷すぎてとても外で練習するレベルではありませんでした。そのため校舎内でトレーニング。雨のため床が濡れいていますがそれでも練習はやっていくしかありません。いつも恵まれた環境の中で練習ができるとは限らないからです。できるだけコンクリートの床の上でやるようにしましたがかなり滑ったようですね。ここで故障するのだけは避けたいですからしつこく言い続けました。

また、トレーニングに入る前には「集中する」ことを確認しました。正しい動きをしなければどれだけ練習をしても効果はありません。「自分ではできている」と思っていても実際はできていないことが多い。これでは練習になりません。見ている者がしっかりと指摘してあげる必要があります。この言葉かけにも注意をする必要がある。他者をバカにしたような言い方をすると人間関係が崩れます。自分は悪意がなくても受け取った側が「嫌だ」と思うこともあるのです。

シャフト補強とプレートが終わってからBOX系とハードルジャンプ。跳躍選手、フレキハードルを使ってですがついにハイハードルでジャンプができるようになりました。この冬の目標としていましたから実際にこのレベルまで跳躍力が増すというのは本人の「目標意識」の部分だと思います。正直驚きました。これまであまりハードルジャンプは行っていませんでしたからできなかっただけなのかもしれません。女子も一番下の高さですがかなりの者がきちんと跳べるようになってきました。継続は力なりですね。

最後に武道場で体幹補強。しっかりとやりました。この日は確認できなかったのですが後で聞いてみるとほとんどのものが「全身筋肉痛」になっていたようです。前日のハイスピードでの走り込みが効いているようです。質も量も追いましたから当然と言えば当然かもしれません。しっかりとやらなければいけない時です。

比較的早めに終わりました。私はやらなければいけないことを地道にやりました。結構大変です(笑)。
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走り込み

2013-03-13 | 陸上競技
火曜日、この日は本当に暖かかった・というかもう暑かったですね。この天候がいつまでも続いてくれると良いのですが週末は少し気温が下がるみたいですね。体調管理には最大限に気を付けないといけません。風邪をひいたりすると今後の練習に大きな影響を与えます。常に細心の注意を払いながらやっていかないといけないですね。

この日も午前中授業。テスト返却授業で終わり。この日は私も返却がありました。返却は5分もかからず終わったので残り時間は「話」をしました。普段こういう話はしません。まー授業ですからそこまでは・・・ですね。それでも他の教員よりは間違いなく「話」をします。ごく一般的な話ではなく「深い」内容を伝えています。関心を持てるかどうかは別ですが。何度も書いていますが我々の仕事は「何を伝えるか」だと思います。授業内容をひたすら教えるだけでは塾の講師と同じ。「大切なこと」は物事の丸暗記ではなく「考える」ことであり、物事の善悪を考えられること。そう考えています。

内容としては「命」です。前日は東北大震災からちょうど2年でした。本当はこのタイミングで話ができると良いのですが授業はありませんでしたから。自分たちに何ができるのか?テレビで見ている「どこかの風景」でしかない「現実」。ここは「悲しめ」という指導はふさわしくないと思います。この辺りのこと、私自身が感じることを話しました。これを「受け止める」のは話を聞いた本人たちです。聞き流すことも本人、きちんと聞いて何かを感じ取るのも本人。ここに強制力はありません。それで良いと思っています。100人に話を聞かせることができるのは「宗教」かもしれません。私の考え方に心酔してそれだけを信じるというのは違うでしょうから。受け止め方も千差万別です。何かを感じ取ってもらえたらと思いますね。

練習は午後から。水曜日の予報は雨だったので火曜日にしっかりと走っておくことにしました。連続の走練習になるのでしんどいかなというのもありますが、ここできちんと走れないようでは今後の勝負はできないですからね。この日はこの3月に卒業した選手が練習に参加しました。大学が合宿に行ったということなので練習に参加したいということでした。これはうちの選手にとって大きな刺激になりますね。久々に一緒に練習するのでお互いに気は抜けないでしょうから(笑)。

この日も14時半から会議が入っていたのでそれまでに基本的な部分を終わらせておきたいと考えていました。前日に「動きが重い」という選手もいましたし、「脚だけの動きになってしまっている」という者もいたので基本的な部分を押さえておきたいと思いました。が、予定外の出来事が。練習場所にはいたのですが全く練習を見れず。これは・・・どうなんでしょうか。この辺りのことを私が対応するとうのは全く違うと思うのですが・・・。動きが目に入ってはいましたが声掛けができませんでした。

同じタイミングで卒業生が来てくれました。気を使って助けてくれませんでした(笑)。助けろよ~。この3月に専門学校を卒業し就職。福岡の整骨院に就職が決まったそうです。近辺でかなり有名な先生のもとで働くことができるようでした。こういうのは「つながり」ですから良い先生のもとで勉強させてもらえれば力も付きます。このチャンスを最大限に生かしてもらいたいですね。10年くらいは大変だと思いますがこの時期が一番伸びる時期だと思います。「夢」に向けてしっかりと進んでもらいたいと思います。

この辺りで14時半前になったので、短い距離の練習がほとんど見れませんでした。うーん、辛い(笑)。会議をできるだけ早く終わらせて練習に戻る。ちょうどバトン走でした。前日と比べると(見ていないから比べられないのですが)かなり動いていたのではないかと思います。並走をしてあまり離れずについていくことができていました。全体的にですね。卒業生、良い動きをしていました。もともと本数を追う練習が向いているタイプではありません。今も「自分で練習計画を立てている」感じだそうです。今後もこの形になるでしょう。自分に合った練習をやってもらいたいですね。無駄に長い距離を走ることがないように重々話しておきました。もう手を離れているのですがやはり気にはなります。

最後に走練習。かなり強めの負荷としました。暖かいのもあり高いスピードが出ます。そのスピードで走り込みをするとダメージは大きいと思います。そこでいつもよりもRestを長く取ってしっかりと走ることにしました。短短は150と120、短長は150と120、60mを組み合わせて「乳酸系」と「心肺系」を重ねたような練習。

ある程度のレベルで安定して走れるようになってきましたね。これが大事。一日良くて次の日が走れないというのでは困ります。毎日の練習で良い悪いはあります。それでも「一定水準」で走れないといけません。疲れていても最後までしっかりとです。暖かいのもあり高いスピードで走ることができました。若干名動けない者がいます。これはちょっと考えないといけないですね。動きが崩れているというか「感覚」が全くないのだと思います。こちらが求めている動きという話ではなく「自分がどのように動いているのか」を感じ取る部分が弱い。ここを埋めていく作業はちょっと大変かもしれません。それでもやるしかないのですが。

何人かはこの冬で「格段」の力がついています。これまでの実績だけで物事を判断できないくらいの「力」です。女子キャプテンはかなりつよくなっていますが、あと「0.2秒上げる」ことを最低ノルマとしました。これまでと比べて「走れるようになった」というところで満足してもらったら困ります。認めないわけではありません。しかし、ここで満足してもらったら困るのです。本当に目指すレベルはもっともっと上なのですから。「過去の自分」と比べて強くなる。しかし、これだけではダメ。本当に必要な力を付けてもらいたいですね。

他の者も同様。その日の感情で練習をしてしまったら絶対に安定しません。今やらなければいけないことは何か?一時の感情に流されて練習できなければその日は戻ってきません。毎日が大切な練習だということをしっかりと理解しておく必要があります。

この手の話をして終了。いい感じで練習ができたと思います。もっともっと上の練習をしていきたいと思います。
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全く見れず

2013-03-13 | 陸上競技
月曜日、午前中授業でした。授業といってもテスト返却授業なのでひたすらテストを返すのみ。授業という感じではありません。学年やクラスによって返却されるテストの数が異なるので終了時間がバラバラです。練習開始時間を選手に決めさせました。私はテスト返却授業終了後会議、終わって50分休息してまた会議・・・。練習どころの騒ぎではありませんでした。

この日は13時30分から開始となっていました。これも時間の設定ミスだったようで13時からは開始できたでしょうね。待ちくたびれていました。この時点で「時間変更」をすればよかったのに・・・。その場その場に応じた対応が不十分ですね~。もったいない。あまり待ち時間が長くなるとダラダラした雰囲気になります。これでは練習の質が上がりません。考えものです。

私は14時10分から会議開始だったので最初のサーキットだけ手伝いました。「強化期間」と位置付けていますからしっかりとやらなければいけません。サーキットの間、ずっと声掛けをしていました。「どのような意識でやるのか」「何のためにやるのか」をしつこくしつこく。ここまで言われたら嫌になるかもしれないという気もしましたがそれでも確実に「心」の変化を生み出さなければいけません。重要なことだと思います。いつもこれだけ言われると気持ち的に下がると思いますが、時には必要なのではないかと。

その後、会議・・・。練習は指示を出していました。それにしても全く見れないというのは気持ち的にはもどかしいですね。仕方ないのですが。会議が長時間にわたるので隙を見て練習を見に行くことはできました。話によるとどうも「身体が重い」ということ。何人かは「激しい筋肉痛」と言っていました。日曜日は歩くのがしんどいくらいの筋肉痛だったとか・・・。衰弱してますね(笑)。確かに土曜日は7時間くらいの練習ですから大きなダメージが残っているとは思います。それでも練習終了後の対応である程度なんとかできたのではないかと思います。こういう部分が甘いですね。

練習内容自体はいつも通り基本的な動きをやってからフレキ。その後、マーク走、SD、タイヤ&バトン走としました。最初のほうは思うように身体が動かなかったとのこと。身体の中心部分から動かすことができていなかったのだと思います。こういう基本的な部分を見るチャンスを与えてもらいたいですね~。この日は会議最優先でしたから仕方ないのですが・・・。イマイチの動きの中でも何とか修正できた者もいます。逆に全く修正できない者も。ここに「何とかしよう」という意識の差があります。「どうしたらいいのか分からない」で終わるのではなく「どうすればいいか」を考える、周りの者に聞くというのもできます。これが「甘さ」だと思いますね。「言われたことをやる」というレベルで終わっていますから・・・。

全ての練習が終わったのが17時30分くらいでしょうか。確認したいことがあったので数人私が終わるまで待っておくように指示をしました。18時くらいには終わったでしょうか。ちょっと時間をかけて話をしました。今後どのようにしていくか?意識の問題の確認と目標の確認です。中心となる選手が「自覚」をもって取り組んでいかなければいけません。この部分、全体に投げかけるのと個別に話をするという両方をやっていかないといけないと思っています。きちんと対話をする中で伝わるものがあります。時間をかけました。

練習が見たい(笑)。
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更新滞る(笑)

2013-03-13 | 陸上競技
また、更新できずにいました。問題ですね~。

日曜日、この日は周南市で野球のオープン戦が実施されました。数日前から子供が見たいと言っていました。一番下の子はまだ幼稚園。この4月に小学校に上がりますが基本的にルールが分かっていません。それでも「見たい」と言うので言ってみることに。もちろん、外野席(笑)。かなり多くの人が集まっていました。

今回は「津田恒美」の名前を野球場に使ったお披露目の場でした。そのため広島ファンがめちゃくちゃ集まっていました。隣の県ですし当然と言えば当然ですね。広島ファンにとっても今年初めてのオープン戦の観戦になるのではないかと思います。とにかく球場は「赤一色」。さすが「準地元」ですね。ここで重大な発表が。実は私はDeNAのファンです(笑)。親父が大洋ファンだったのでその影響を強く受けています。これまで非常に肩身の狭い思いをしていきました(笑)。

今回、オープン戦のカードがDeNAと広島だったというのも見に行こうという理由の一つでした。しかし、この状況でDeNAを応援する雰囲気ではありません。外野席のレフト側にはDeNAの応援団がいました。そこを見つける前に座ってしまったので周りは広島ファンだけ。声を出して応援するところまではいきません。アウトになったら「あー」と言ってしまうのですがそれを周りに聞かれないように抑える(笑)。大変です。

一番下の子が開始5分で「帰りたい」と言う。予想通りの展開です。なだめすかしながらとにかく試合を見ようということに。結局7回裏の広島の攻撃時にジェット風船を飛ばすところまでいて帰宅。子供は風船を飛ばして大喜びでした。

帰宅時点では広島が勝っていたのですが、8回にDeNAが逆転し、その裏に広島が同点に追いつき、最後にサヨナラホームランで広島が勝ったということでした。間違いなくめちゃくちゃ盛り上がってます。相変わらずこのタイミングを逃すというのはどうなのか??天才的だと思いますね。もう慣れてきましたが・・・。

子供たちと一緒に過ごしました。「休日」という感じですね。
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なにができるか

2013-03-11 | 陸上競技
時間が過ぎて行くことで人の記憶は次第と薄れてしまう。風化させないようにしなければいけない悲しい現実であっても、人は様々なことに忙殺されてしまい次第に忘れてしまう。

「悲しいことがあった」としたら人は「しばらく笑ってはいけない」と感じる。その場の空気を感じることができる人であれば誰かに言われるとかではなく何となくダメなんじゃないかと感じる。それが自然。こんな時な笑っていたり夢を語っていたら「不謹慎だ」と言われる。本当は違うのに何となくダメなんだと感じてしまいやらなくなる。これって誰のためになるんだろう。

目の前の事を一生懸命にやる。それしかないんだと思う。何かを悲しむだけではなく、今自分がやらなければいけない事は目の前の生徒ときちんと向き合って大切な事を伝えていく事しかない。

もちろん色々と思う事がある。それをここに書いてもきっと何も生み出さないと考えている。その言葉をうまく表現できるほど文章力も語彙もない。情けない話だが。

多くの人の命が失われ、存在した多くの夢も儚く消えてしまった。それでも我々は生きなければいけない。私達が悲しんで止まってしまったら何も生み出さない。笑ったり一生懸命になる事は決して悪い事ではないし、後ろめたく感じる必要はない。何となくそういう雰囲気になってしまうのは避けなければいけないと想う。

全力で生きたい。それしかできる事はない。不謹慎かもしれないが、我々には目の前に道がある。今の仕事をしている限り伝えていかなければいけない事がたくさんある。それを伝えずに終わるわけにはいかない。

2年前の今日、そんな事を考える時間もなく数えきれないほど多くの命が失われた。その事実を知らず目の前の選手と向き合っていた。卒業生が前日に東京から戻ってきて、顔を見せてくれて涙が出るほど安心した。それは不謹慎でも何でもなく「素直な気持ち」でしかない。

我々が下を向いたらいけない。それだけは間違いないと想う。悲しい事があったとしても、止まったらいけないんだと思う。直接的にその悲しみを体験した事がないから言えるというのは分かっている。悲しみ続けても何も変わらない。それだけは確かだと思っている。

命、これほど尊いものはない。大切にしなければいけない。だからこそ、限られた命を大切に生きていきたい。悲しみに暮れる日々を過ごすのではなく、前を向いて生きたい。

上手く書けません。すみません。断片的な言葉でしか気持ちを記せない自分自身がもどかしい。

前を向きたいと思います。子供達にそういう風に教えてきたから。それを私が実践しないというのはそれを伝えてきた子供達への裏切りになる。

忘れられない日です。誰もが心に刻んでいるはず。それを言葉にするかしないかの違いであって、誰もが何かを感じたはず。

言葉にするというのは本当に難しい。すみません。
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指導について考える

2013-03-10 | 陸上競技
これも読み飛ばしてもらって構いません。毎回こういうことを書くというのは私自身面白くないんですけどね。批判を受けるの覚悟で書いてはいますし、書いても感覚が違う人には絶対に伝わらないというのが分かっているのですが、頭の中の整理とメッセージを含めて書いておきます。

前の記事に指導について少し触れました。これはいつも選手には話をしています。普段の指導と選手への関わり方をこのblogで全て書くことはできないと思います。言葉だけで微妙なニュアンスを感じ取ってもらうのは不可能だと思います。こういう場で指導方法について触れるのは誤解を生み、色々と批判を受けるのは分かってはいるのですがそれを避けてしまったら本当に伝えたいことが分かってもらえないというのもあるので、ひたすら書いています。

「厳しい指導」という意味。ここについて色々と感じることがありました。何をもって厳しいのか。判断は難しいと思います。基本的に「技術的なこと」に関して厳しく言い続けても効果はないのではないかと思います。このことに関してしつこく言い続けると選手は拒否反応を示すのではないかと。やろうと思ってもできないことがある。そこに関して「何故できないのか?」と注意をし続けても「できないからできない」のです。やろうとせずにできないのとやろうとしてもできないというのでは意味が全く違う。こういう部分が気になってくると選手の全ての行動が気になります。こうなると一日の練習の中で何度も何度も注意をするようになる。一人の行動が気になるところ他の者の行動が気になる。

これが悪循環を生むことになります。なにやる。怒られる。言われたことをやる。また怒られる。この繰り返しにより人は無気力になります。「上手くなるため」「強くなるため」に練習をしているはずなのに指導者に「怒られないため」の行動を取るようになります。ここの意味が分かってもらえるかどうかは怪しいですが、行動の「目的」が完全に変わってしまうのです。

「怒られないための練習」というのは指導者の顔色を伺いながらやる練習です。このblogを読んでいる人にも経験があるのではないでしょうか。その場を上手く保つために練習内容云々ではなく、失敗をしないようにするという練習になります。ここに何の意味があるのか?指導している側はここに気づかなくなります。「指導をした」という部分に特化して見てみると間違いなく「指導した」ことになります。なにをやっても許される、放置された部活動と比べると「厳しさ」があります。ルールの遵守などの部分から考えるとまったく指導されないチームよりは引き締まった感じがあります。ここを評価する人も多々いるのだと思います。

指導がされないチームに関しては問題外だと考えています。これは私が思うだけです。何をやっても許されるチームが良いという人もいるかもしれないので。しかし、本当に大切な部分を抑えた指導ができないと選手の「心」が離れていきます。本当に大切なのは選手と指導者の距離感だったり、関係だと思っています。互いの信頼関係がないとチームとしての活動はできないと。

「今日も部活がある」「面倒だな」と口にする選手を見かけます。高校生の部活動なら当たり前の姿なのかもしれません。指導者の陰口を叩く、指導者が居る時と居ない時では態度が全く違う。これで本当に練習をする意味があるのでしょうか?嫌ならやらなければ良いのにと私は思ってしまいます。冷たいのかもしれませんが。好き勝手にやる趣味の運動であれば「やりたい時にやりたいだけやる」というのが当然です。この感覚と部活動は全く違います。この感覚で部活をやる生徒が多いというのも事実です。ここは前の記事の通り。私が関わる所ではないと思っています。酷い部活動があったところで私にどうこうできるわけではないですから。

しかし、指導者側が一方的に怒り続ける状態。これは上述の部活動の在り方とは違って何かしらの問題があります。怒る場面や厳しく指導する場面だけを見る。その指導者が結果を出していたら「怒る指導が良い」と感じてその部分だけを真似する。実際はその裏にかなり選手との関係を作るために時間と労力をかけている。大切な部分が抜け落ちた指導をすると「心」が離れていってしまいます。そうなると取り返しがつかなくなる。

なにが言いたいのか上手くまとまりませんが、すごく大切な部分だと思います。何度も書いていますが「分からない人には分からない」と思います。それはそれで仕方ない内容です。私は自制の意味も込めて書いています。感情だけで競技の指導をしないようにしたいと思っています。

許されない事は何か?ここはすごく大切だと思います。自分で考えながら人と関わっていきたいと思います。分かりにくい内容ですみません。
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一日練習~走練習とトレーニング~

2013-03-10 | 陸上競技
練習について書こうと思っていたのにも関わらず結局全くそこに触れる事ができませんでした(笑)。相変わらずですね~。思う事がありすぎて上手くまとめられないというのが最大の問題点かもしれません。

久々にじっくり練習に付き合う事ができる一日でした。昼から顧問会議があるのでその時間帯だけは抜けますが、基本的にはずっとついておけるという感じでした。午前中は走練習をする予定でしたからすこし早めに始めました。8時半練習開始です。かなり天候的には暖かかったですね。温かいを通り越して暑いのレベルだったでしょうか。

サーキットから始める予定としていました。始める前に今後の取り組みについてすこし話をしておきました。前日の練習でかなり走れていました。しかし、ここで満足してしまったら先に進みません。これを最低レベルとしてもワンランク上の取り組みをしなければいけないと思います。県総体で入賞が目標なら今のままでも十分可能性があるでしょう。しかし、その上を目指すのであれば今からの数週間でどれだけ集中して取り組めるかだと考えています。「強化期間」としての位置づけをして冬期練習並みの負荷をかけていきたいと考えています。ここで私にやらされているというのでは強くはなれません。取り組みの姿勢を決めるのは「心」の部分ですからね。

あーまた練習の話からズレてきてますね(笑)。サーキットをやってから基本的な動き。いつも通りです。その後グランドでフレキをやる。この辺りでちょっと色々とありました。本当に考えないといけない部分だと思っています。詳しくは書きませんが「部活動」の在り方について考えないといけないと思います。うちの部が全ての面で正しいとは思いませんが、指導は徹底しているつもりです。それでもできない事が多くある。この辺りで止めておかないと書きすぎます(笑)。まー気にしないでください。

練習場所の確保をしてからフレキ、マーク走を実施。前日走れていたのもあったのでマークの位置を少し伸ばしました。その前の段階でドリルでスティックを選手が自主的に伸ばしていました。重心の移動がきちんと出来始めるとこの辺りの変化が生まれます。思い出してみると昨年は何度かマーク走の距離を縮めた事があります。移動ができなくなっていたのでしょうね。冷静になって考えるとわかる事でも熱くなりすぎていると見失ってしまう事が多くあります。反省しないといけないですね。

マーク走が終わってから短いタイヤ引きとバトン走。ほとんどの者が前日と同じかそれ以上の感じで走れていました。1年生が一人前日のは動きと比べると鈍い感じがありました。脚の回転が前になりません。元々膝を締めるタイミングが早いので回転が後ろになりやすい。この日はそこの部分が強く感じられました。何度か確認をしましたがその部分に意識は全くおいていないということ。難しいですね。

バトン走終了後はスタート練習。終了後は跳躍とスプリントに分かれて練習を行いました。跳躍選手、スプリントと幅跳びどちらも狙うことになるのできちんと練習をしていかなければいけません。長い距離を走るわけではないのでスタートまではしっかりとやって専門練習としました。前日かなり走れていたのでこの日は割り切って跳躍を。

スプリントはタイヤ引きを。距離を伸ばしました。タイヤを少し軽くして最後までしっかりと走るようにしました。ここで最後までスピードが維持できる者はその後の走りが抜群に良くなります。女子はここでかなりの差がつきました。前述の回転が後ろになってしまう選手はここでついていけなくなりました。前日の走りからすると物足りないですね。ここで質の高い練習をもう一度できるようにならないといけません。良い時と悪い時の差が多いいというのはまだ力が本物ではないということです。ここで変われないとシーズンに間に合わなくなります。悪い時にどう走るかというのが大切だと思っています。前日のように良い時は誰でも気持ちよく走れます。悪い時に気持ちを切らさずに我慢して走れるかというのが今後につながるかどうかを決めますね。

タイヤを引いて短い距離、その後120mを数本やって午前中は終わり。安定しない者もいますが大半はこれまでと比べるとかなり走れるようになって来た気がします。全体でしっかりと走ってもらいたいですね。終了は13時前。暑い中かなりやりました。

午後は14時から16時半までトレーニング。かなりへばっていましたが最後までやり遂げることが出来ました。トータルで7時間でしょうか。普通の学校の倍は出来たのではないかと思います。今はしっかりと鍛え直す時期だと思っています。動きが崩れまくるのは良くないと思いますが、ある程度の所までは我慢してやっておかなければいけない。そう考えています。

私自身、練習の間に会議も挟んでいますから流石に疲れましたね。長い一日でした。
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一日練習~練習前までに感じたこと~

2013-03-10 | 陸上競技
土曜日、この日は予定通り一日練習としていました。この冬期、土曜日はほとんど一日練習としていました。週3回のトレーニングを実施するためです。


昨年は週2回しっかりとやっていたつもりでしたが結果的に足りなかった気がしています。私の性格的なことをご存知の方はわかると思いますが、私がトレーニングをやるというとかなりの量をやります。そのため時間が足りなくなってしまいます。昨年の事を踏まえて精選したメニューを絞りました。やりたい事、やったらいい事はたくさんあるのですが全てやるのは不可能です。一回の負荷の問題ではなく頻度の問題が大きくあるのではないかと感じました。一回の負荷をこれ以上増やすのは不可能ですから(笑)。

そのため、土曜日は一日練習として午前中走練習、午後はトレーニングとしました。選手は良くやってくれているなと感じています。午後の練習が終わる頃にはヘロヘロなんですけどね。とにかくこの日程でやって行くことで目指すレベルに到達できると思ってやってきました。

練習云々の前に少し別の話をしてますね。別の話ついでにもう少し書かせてください(笑)。

うちの陸上競技部のやっていることは間違いなく「特殊」なんだろうなーと感じることがここ最近多くあります。私からすれば当たり前のことだと思っても「そこまで求めない」という指導者の方が多いんだろうなと感じることが多くあります。例えば練習開始時間を守る。こんなもの当たり前すぎて議論する話ではないだろうという感覚なのですが、周りを見ていると練習開始時間になっても全員が集まっていないという光景を見かけます。これに関してどう指導するのかなーと思っていますが特に何もない。私の感覚からすると大激怒の話だと思うのですが。

あとは「練習をほとんど見ない」というのも私からするとちょっと考えられないですね。生徒が好き勝手に練習をする。練習計画というのは「いつ練習をやる」ということだけではないと思います。どのような目的があってそれに向けてどのような取り組みをするのか?ここが明確でないのに練習をして何か意味があるのか?サークルのように身体を動かしたいから集まってやろうというのは何か違うと思います。取り組みに関する指導がベースにあってその上に技術的な指導がある。これを専門的にできるから高校の部活動の指導なんだと勝手に思っています。

一般的に考えると「部活には専門の人が付くのが当たり前」というのがあるのかもしれません。人数的に考えてそれは不可能です。部活動で採用されているわけではありませんから、専門外の人が顧問になる事も多々あります。専門だからといって選手に対して一生懸命に関わるというわけではないのは簡単に想像できると思います。「そんなに本気になってやらなくてもいい」「試合に出れればいい」という感覚の指導者もいると思います。だから生徒指導に関わるような事はしない。チームを作るという感じはない。今まで「見るのが当たり前」「生徒の成長を促すのが当たり前」と思っていたのですがひょっとしたらこちらの方が少数派なのかなーと思いますね。そこまでエネルギーを費やすという人は実際かなり少ないと思います。

だから「そんなにやる必要ない」と言われる事が多くあります。うちの選手と他の生徒では「感覚の差」がかなりあると感じます。この部分の話をしてもらはっきりいってナンセンスなのはわかっています。が、競技に対して真剣になれない者と真剣になれる者との感覚の差は著しいと思います。この「差」はどんな事があっても絶対に埋められないものだと思っています。だから「言っても仕方ない」という流れになってしまう。これは教育に携わる者としては不適切な発言になるのかもしれません。

しかし、全ての生徒に一人の教員ができる事というのは限られています。まずは私を慕って集まってくれる(自意識過剰かもしれませんが)選手を大切にする事が必要になると思います。理想論で言えば「全ての生徒」に対して「平等に」指導する事が求められるのかもしれません。が、時間を守らない、好き勝手にやるという状況があり、自分とは直接関係がない所までこちらがわざわざ出て行って何かを話すというのは違うのかなと思っています。

あくまで一般論だと思ってください。誰がという話ではなく。他校の選手がどうであれ基本的には私が指導する事はないよね!?という感覚でいます。試合に行って漫画を読んでいたりゲームをしたりする。これがうちの選手だったらかなりし指導をしますが、他校の選手であれば指導はしません。これも「教育に関わる者であれば…」と言われるのでしょうか?自分の関わる所にまずは責任を持つ必要があると考えています。

まずはうちの選手をきちんと育てないといけないと思います。色々感じる事があってそこを強く感じました。感覚の「差」を埋めるために他の者にどれだけ働きかけてもムダです。残念ですが。関わる時間が少なすぎます。その場でひとこと言ったくらいで劇的に変わるのであればもっと早い段階で変わっているはずです。「楽しい」という感覚の差は埋められないと思いますね。

何の話か分からなくなってきました(笑)。練習について書こうと思ったのですが何となく話がそれてしまいました。まー読み飛ばしてください。練習はまた別に書きます。多分(笑)。

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