goo blog サービス終了のお知らせ 

kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

東京へ

2014-01-16 | 陸上競技
更新が滞りました。数年であれこれやっていたら更新する時間が確保できませんでした。言い訳です(笑)。

火曜、学校が始まるのですが私は年休を取っていました。本来出張だったのですが色々とあって「自主的活動」となったので三日間連続で年休を取ることに。毎年年休自体はかなり余っていたので問題はないと思います。これにより完全に「好きな事をする時間」という位置づけになりました(笑)。

東京へ行くことにしていました。せっかく東京へ行くのだから学校訪問だけで終わるのではなく陸上の勉強もさせてもらえたらと考えていました。こんな機会はそれほど多くはないので可能なら強豪校の練習を見学させてもらえたらと。昨年末行こうと決めた時にどうせ行くなら一日見て終わりではなく二日見た方が自分のためになるなと思いました。自己中心的にです(笑)。行くなら日本一の学校に行こうと思い、インターハイ総合優勝や男女リレーでマイとし大活躍をされている所を考えました。全く面識がないので知り合いの先生にお願いして連絡を取って頂きました。大学時代の同級生がその学校にいらっしゃるということなので無理を言ってお願いして頂きました。すぐに申し出を受け入れて頂き、年明けに訪問することに。トントン拍子で話が進んで行きました。こういう部分ではラッキー度は高いと思います。

そういう状況だったので出張にはならず。三日目に学事視察という形で訪問させて頂くことはできますが他の二人の「おまけ」という形の扱いです(笑)。これはこれで良いのかなと。そんなこんなで東京へ行って様々な勉強をさせてもらえたらと思っていました。田舎者なので人が多いところで本当に生活ができるか?一人で大丈夫か?という多少の不安はありましたが全く問題なし(笑)。よくよく考えてみると10年近く前には一人で福岡に1週間くらい陸上の勉強に行きました。こういう機会をどう生かすかだと思いますね。行くだけで終わっていたら何もなりません。指導者自身が勉強をする、見る目を養うという意識が必要だと思います。

ということで強豪校へ訪問させてもらいました。これに関しては問題がない程度に書いておこうと思います。自分の所の練習をではないのでここにはあまり書けません。大きな刺激を受けました。百聞は一見に如かず。まさにこの言葉が当てはまります。

多分帰りの新幹線の中で地道に更新していくと思います。しばし時間をください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

基本と走練習3

2014-01-14 | 陸上競技
またも続き。

スタート練習後は久々に中間の走りを意識した練習を行いました。これも良くやっていた練習なのですが練習メインがソリッドになっていたので最近はやっていませんでした。ということで導入。

スピードに乗ったところできちんと動きを意識したい。走るだけではなくて動きの意識をすることで実際のスプリントの時に自然にできるようになると考えています。飽きずにやるためにという意味合いも含まれてはいるのですが(笑)。ひたすら走るだけで終わらずに自分で動きをコントロールする意識を持つことで集中力が保てるというのもあります。何かマークを置くことでやはり意識的に明確になる。本当に単純なことですがやはり大切なことだと感じました。

最後に少し走り込みをしました。とはいっても120m+αですが。以前のように150mを何本も何本も行うという練習をしていません。時には必要だと思いますが、今の選手達にな正直それほど必要ないかなと考えています。マイルを走ることはありません。今のメンバーで走ってもそれなりのタイムは出せると思います。が、本人達にその気が全くない(笑)。無理矢理出場させることは簡単ですがそこまで無理をする必要もないのかなと考えています。間違いなくモチベーションが上がりません。

大きなエースが少し動きが良くなっていました。まだ加速段階に課題が残りますがある程度の所までは来ているのかなという感じです。もちろん目指すところまではまだまだ遠いのですが、動きを作っていくのが苦手なので習得するまである程度の時間を要します。ここは仕方ないのかなと。本人はそれでもまだ不満気でした。強くなりたいという意識は強いのでそこをどうするか。練習面だけではなく自分の身体を動かせる基礎筋力をかなり上げないといけないと思っています。本当にインターハイで入賞を目指すなら今のままでは足りません。ここもかなり話はしています。最後は本人の強い想いがあるかどうかだと思いますね。

4継メンバーのうち3人は一緒に走らせるようにしています。一人全く動いていないのでいつもの逆のハンデを与えて練習を行いました。普段は後ろから追う練習にしているのですが今回は前から逃げる。本人的には悔しいかもしれませんね。いつもよりも4mくらい差があるのですから。それでも勝てません。ここに関してはあれこれ言っても仕方ないことなので「とにかく身体を動かし続ける」事を課題としました。復調を願うばかりです。

逆に後ろから追う立場になった2人は良い動きができていました。この前に行った中間の動きが上手くかみ合ったのかもしれません。しっかりとスピードを出せていました。この2人が強くならなければうちがインターハイの予選を通過する可能性はありません。準決勝に進んで県記録を更新するという大きな目標のためにはどうしてもこの2人の大幅レベルアップが必要なのです。その事は何度も話をしています。本人たちもその気にはなっています。あとはどれだけ努力ができるかだと思いますね。

走練習が終わってからグランド整備をしている選手と歩きながら話をしていました。すると選手の方から「疲れてくると身体が浮いてしまう。どうしたらいいか?」という質問をしてきました。大きな成長です。なかなかこの感動は分かってもらえないと思います(笑)。普段自分からそのような事を話すことはない選手です。先日も「速い選手と走るのが怖い」と弱気発言をしていた選手が自分から課題の克服のためのアドバイスを求めてきました。やっとスタートラインに立てた気がします。自分のために何ができるかを考え始めると強くなる可能性は大きく高まります。大切なことです。本物になるように期待したいですね。

最後に補強。BOXを使って様々な動きをやりました。継続してやらなければ筋力は落ちていきます。また、動きながら鍛えるためにもジャンプ系などはやっていかなければいけないと思います。身体がフレッシュな状態で負荷をかけることも必要ですが筋肉が疲れている時に負荷をかけることで良い刺激を入れることができます。これを20分程度行って終了。結局4時間弱練習をしました。これが長いのか短いのかは分かりませんがこの日必要な練習はできたのではないかと思います。よくやります(笑)。

次の日からの支持を出して終わり。自分達でどれだけ真剣に物事に取り組めるかを見て行きたいと思います。というか、見れないので自分達でやるしかないのですが。3年生が練習を見に来てくれると言っていました。確認するのを忘れていましたがきっと大丈夫だと信じます。

これから先に向けてしっかりと練習を積んでいきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

基本と走練習2

2014-01-14 | 陸上競技
前の記事の続き。基本的な動きの確認に時間をかけてから走練習へ。若干走り込みの量が不足しています。昔ほど量や距離にこだわらなくなったというのはあるのですが最低限やらなければいけないことはあります。普通に走って終わりというわけにはいきません。練習量も時として必要になります。

スパイクを履いてからチューブで型作りを行ないます。これも何となくやった方が意識しやすいのではないかと感じていつからか導入しています。ここに原型はありませんから完全な思いつきです(笑)。身体の軸作りを考えて行なっています。加速段階や中間疾走で意識すべき身体の軸。まー実際に走っている時にそんな理想的な意識をするのは不可能だと思っていますが(笑)。ゆっくりの動きの時に意識しないと速い動きの中で意識するのは更に難しくなります。出来ることをしっかりとやる。ここが大切なのかなと感じています。

その後は並走。流しなどの代わりにはしっています普段よりも一本少なくしました。うちの練習、基本的にメニューごありません。その日の様子によって変えたり、練習の組み立ての中で変更していきます。これが良い事なのかどうかは分かりません。選手が「次は何をするのだろう」と不安に思って集中できないような練習であれば問題です。逆に「走り込みをする」というレベルで話を抑えておくことも必要なのかなと思っています。具体的なメニューが分かってしまうと「最後にあのメニューがあるから今は少し抑えておこう」という気持ちが生まれます。特に女子選手はこの部分が大きいと思っています。一応そこまで考えています(笑)。

並走を3本。これにより2走と3走の本数が少なくなります。これも考えないといけないとはおもっています。ある程度の距離を全力で走りますから本数を増やすとそれだけでかなり疲れます。まーこれくらいで疲れてもらったら困るのですが、それでも疲れます。そこの部分を考慮しながらもやらなければいけないことをやる。この並走で互いの調子を把握するという意味合いも強くあります。その日の選手の体調によってバトンパス練習の距離設定も変わってきます。やらないでいいという事はありません。今後は変わってきます1走と2走、3走と4走の所を一本ずつにして2走3走の所の本数を増やすということもしていかなければいけないとは思います。何事もバランスですから。

そのままの流れでバトンパス。並走の段階で金曜日、土曜日とめちゃくちゃ動いていた者が全く動かず。これも色々と事情があるので仕方ない。動かない時にどう動かすかというのは大切なことです。「走っていて面白くない」と言っていました。自分の思い通りに走れる時はスピードも出るので楽しいと思います。逆に全く動かない時はスピードも上がらず身体も重い。普段負けない選手に並ばれる。楽しいはずはありません。それでもやらなければいけないことはある。それは分かっているようなので練習はしていました。ここの部分は「成長」だととらえています。面白くなくてもやる!という部分です(笑)。

その後はスタート練習。これも本数をある程度絞って行いました。何度も書いていますがやりたいことはたくさんあります。が、全てをやり続けるとどれだけ時間があっても足りません。以前の私なら納得するまでやり続けたと思いますが、今はそこまでやりません。というか、時間がかかり過ぎて集中力が0になってしまうからです。やっても意味がなくなるなら割り切ってしまう。ここはドライになったのか成長したのか分かりませんがそのように考えて取り組んでいます。

何だかまた取り止めのないことを書いているので長くなってますね。新幹線で移動中なので普段よりも時間があるのは間違いない事実です。また記事を変えます。本当にそれだけ書くことがあるのかは疑問ですが(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

基本と走練習

2014-01-14 | 陸上競技
月曜日、この日は風もそれほど強くなく過ごしやすい一日でした。風が吹くとさすがに肌寒く感じますが例年よりは間違いなく暖かい。このような天候が続いてくれると練習もやりやすいのですが。私自身が寒さに弱いので心が挫けてしまいます(笑)。

時間的に余裕があるのでかなりの練習を詰め込んで行いました。アップは小さな台を使って速い動きを行うようにしました。メディ投げで上半身と下半身をしっかりと動かしてから神経系に刺激を与える。さらにこの日の練習でスイッチングの部分も意識させたかったのでそこを強調するような補強。単にアップを行うのではなく走りにつながるような動きをしておきたいと考えました。高い負荷をかけたいのですがなんとなくここ最近はそこの部分をやっていません。大きな理由があるのかと言われると答えられませんがなんとなくですね~。身体を温めるという部分とそれなりに負荷をかけるというコンセプトは変わっていませんが、やり方を変えています。良いのか悪いのか分かりませんが(笑)。

その後はひたすら基本的な動きを行いました。一週間前に動きの違いを指摘されてからある程度の事はやってきたつもりです。性格的にそればかりやってしまうところがあるのでそこで終わらないように細心の注意を払わなければいけません。気がつけば他のことが疎かになってしまうというのが何時ものパターンですから(笑)。同じ動きを何度も繰り返しました。一つの動きだけではなく他の動きと組み合わせながら。

ここの辺りをやる時にもう一人近くにいてくれるとすごくやりやすいのですがなかなかそのような環境で練習はできませんね。話をしながらもっとこうした方がいいのではないかと議論できると指導の質も上がると思います。自分が一番だと思っていないのでここの部分はなかなか難しいところです。何も考えずひたすら自信を持って指導できるタイプだと良いんだと思いますが性格的に無理ですね(笑)。

久々にスティックを使ったドリルもやりました。これは今まで継続的にやってきた動きです。ここの動きで接地の感覚を身に付けたいと考えてやってきました。脚だけの動きになってしまったり、必要な所まで引き出しができなかったりというところがあります。さらにこれまでは引き出し(横の動き)を意識するあまり膝だけが引き出されるという状態になっていました。分かりにくい表現になっていると思いますがなかなか細かな部分ですし文字だけで示すというのは難しいところがあります。

前にやった動きがなかなかつながらない者も出てきます。やろうとしている動きとやっている動きが違う。ここの克服は簡単なことではありません。自分のイメージと実際の身体の動きが違うというのを自分自身が感じ取れないからです。意欲云々の問題ではなく感覚の問題だと思っています。時間をかけて付いてやらないと間違った動きを習得してしまうことになります。ここは絶対に避けなければいけません。指摘しながらやらないとやるべき動きではない動きをやり続けてしまうことになるのです。本当に難しいなと思います。特に意識をしなくても出来る選手もいますが意識をしてもなかなかできない選手もいる。まー平等ではないというのは明らかです。

スティックをやってから腿上げへ。これも少し工夫をしながらやっています。単純に足を上げれば良いというわけではありません。それなりの目的があって行っているのです。そこを理解せずに速い動きだけを求めると狙いとはまったく違った動きとなってしまいます。これではどれだけやっても効果はない。やりすぎると腰が引けてしまって思い通りの動きとならない。ここも難しい。脚だけの腿上げでもダメ。あーこうやって書いていくと課題となることが本当に多いのが分かります。きちんと引き出さないと脚だけの動きになってしまう。更に引き出しだけに意識をおくと下腿の動きが悪くなる。様々なことが一つの動きの中に含まれています。あまり多くのことを詰め込みすぎるとパニックになって何をしているのか分からなくなります。ポイントを絞りつつそれでも意識をさせる。ここの繰り返しだと思っています。

書いていてたらやはり長くなりますね(笑)。こうやって自分の頭の中を整理しているのですが見る人にとっては「ダラダラ長い」という内容になるんですよね。分かってはいるのですがなかなか簡潔にまとめることができません。気をつけないといけないと思うのですが。また別に書きます。お許しを。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

午後からのトレーニング

2014-01-13 | 陸上競技
かなり遅れています(笑)。最大限の努力をしようと思っているのですがなかなか更新する余裕がなくて。あれこれ準備することがありじっくりと時間をとって更新するのが難しいかなーという感じです。火曜日は新幹線での移動時間がかなり長いのでこの時間に書きたいことは書けたらと考えています。寝る可能性高いですが。

土曜日、走練習をかなり(4時間程度)行ったので午後は軽めにしました。ウエイトとシャフト補強を取り止めてそれ以外の補強を中心に行いました。ここも以前と比べるとかなり緩くなっているのかもしれません。午前中に集中して練習をしているので午後からのもうひと頑張りというのは簡単なことではありません。負荷が高いものはなかなか難しいのでやらなければいけない補強を優先的に行うということで対応したいと思っています。

シャフト補強以外のメニューを実施。これは50分程度で終わらせることができました。ケトルジャンプやバランスディスクの補強などこの冬季に継続的にやっている内容をやっていきまさした。負荷的にはかなりのものがあると思いますがめちゃくちゃしんどいというものではないので気分的にやっていけるのかなと思います。

基本メニューが終わってからは補助的なメニューを実施。年末に試しにやってみてこれはいいかもしれないという種目があったのでそれを導入。一日練習をやっていく上でこちらも種目判断をしなければいけないのかなと思っています。何でもかんでもやればいいというわけではないでしょうから、高い負荷をかけるだけではなく走りにつながる負荷をかけていきたいと思っています。

学内に階段があるのでその階段を利用した練習を取り入れています。連続ジャンプやランジなども効果が高いと思っています。これまでジャンプ系が不足しているんじゃないかという所があったのでこの冬は継続的に取り入れています。大きな負荷になるかもしれないので怪我をしないように細心の注意を払わなければいけません。こちらが考えているよりも大きな負荷がかかっている可能性はあるので気をつけないといけないですね。

最後に体幹補強を。腹筋、背筋を中心に内転筋や側筋も。ここ最近は補強の部分が不足しています。これを補うためには時間を確保してやっていかないといけません。ここに30分くらいはかけたでしょうか。トータルで2時間近く補強をしたと思います。午前中と午後の練習を合わせて6時間。それなりの練習時間の確保はできたかなと思います。これでもやりたいことはまだまだあるので不足している感はあるのですが。

先を見据えてしっかりと取り組んでいきたいと思います。私も疲れました(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれこれやる

2014-01-12 | 陸上競技
土曜日、天候的には比較的暖かい日でした。風が冷たいなというのはありましたが夕方と比べるとずいぶん練習しやすい環境でした。せっかく時間が取れるのでこの日も一日練習としていました。疲れもある程度あるでしょうがこの時期は頑張らないといけない時期です。どんな状態であれしっかりと練習を積んでいきたいと思います。

合宿後、アップの仕方を多少変えています。今まではサーキットから始めていたのですが形を変えてみることに。これも私なりに考えがあります。もっと追い込まないといけない部分はあるかなと思っていますがチーム状況によって変更をしていくことも必要なのではないかと思っています。それぞれのモチベーションの上げ方というのは違っています。ハードルリズムスキップと縄跳びをしました。色々な事をやりながら身体を温めていこうと思っています。不足する補強は別のところでしっかりと取り組ませて行きたいと思います。

練習はこの数日間の流れの確認から始めました。前日に師匠に少しアドバイスをもらったので私自身も選手の動きを見ながら確認をしていくことにしました。動きができ始めた者はそろそろ「できるから大丈夫」という気持ちが生まれてくる頃です。ここでしつこく確認作業をしていくことで飽きずにやらせることができます。時間をかけてじっくりと。感覚的に良くなってきている者達の動きの定着のためにもここは時間をかけないといけないと思います。

ドリル的な事をやってから腿上げへ。腿上げをしてからスパイクを履き、スキップと更に腿上げ。本来であればもう少し丁寧にやっていかないといけない部分だと思うのですが、少しずつ目指す動きに近づけていかなければいけません。焦る必要はないと思いますが「完成形」を意識して今どこのレベルのことをやっているのかも意識できたらと思います。腿上げになると動きの癖が出てきます。これまでの練習の流れでやっていっても前に進むようになるとまた癖が出てしまい悪い動きになってしまいます。これは本当に難しいなと感じています。前まで持って来れなかったり回転運動になってしまう。ここを克服するために私自身も工夫をしなければいけないなと感じています。まだそういう部分が甘いんだろうなと反省しているところです。

腿上げが終わってから並走とバトンパス。これは前日と同じにしました。明るい時にバトンをやっておきたいというのもありました。距離感の確認のためにはやはり必要だと思います。マークだけではなく実際に相手の距離感がつかめるようにならないとミスが出てくる可能性が高くなります。ここを冬期の間に克服しておきたいと考えています。ここの段階を越えてもうひとつ先に進みたいと考えていますがそこまで到達するまでにどこまで時間がかかるでしょうか。一つ一つ克服していきたいと思います。

ここまでに短い距離をかなり走ったのですが、さらにソリッドを使って走ることに。この辺りになると疲れも蓄積してきて走りが曖昧になります。ソリッドを引く負荷に負けてしまって前に進まないという状況がありました。見ていると最初から無理だというような動きにも見えました。ここは絶対に克服しないといけない部分です。何のために重いものを引っ張ろうとしているのか?無理やりパワーで走るのではなくある意味をもって負荷をかけているのです。そこを理解しないで走るだけになってしまうというのは無意味です。

そこに合わせて中間への動きの話もしていきました。技術的な話をすると以前と比べると選手も何とかしようという雰囲気があります。説明する時に自分達で脚を動かして確認する姿が見られるようになりました。頭で理解するだけではなく身体で表現しようとする努力は絶対に必要です。強くなりたいという欲求が以前と比べるのかなり高くなっているというのは間違いないですね。お互いに走りを見たりしながらしばらく練習を続けました。まずまずの動きになってきたかなと思っています。

ここまでで4時間経過してしまったので一旦終了。これ以上は集中力が続きませんからね(笑)。疲れはあると思いますが少し休息を挟んでトレーニングをすることにしました。

長くなったのでまた別に書きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

基本から走りへ

2014-01-12 | 陸上競技
金曜日、この日は雪の予報でした。天気がどうなるかまったく分からない状態だったのでひょっとしたら走れないかもしれないと考えていました。が、山の方は雪が降ったようですが学校周辺は全く問題なしという状況でした。

朝練はハードルリズムスキップを行ってから壁を使ったドリル。ハードルと引き出しをやることにしました。とにかく感覚作りをやりたいので時間の確保をしておきたいと考えていたので。どれだけ時間を作って動きが作れるかというのは本当に大きなことだと思っています。少しの時間を惜しんでやっていかなければいけない。

午後は会議がありました。そのため練習の最初を見ることができない状況でした。今はとにかく練習を見ていたい時なのですがこればかりは仕方ありません。細かいメニューを設定して紙に書いて渡しました。基本的な動きの確認ををしていきたいのですが、何も考えずに動きのことをやっても効果はありません。何かを生み出すためには明確な目的意識が必要になるのです。結局1時間半くらいは選手に任せることになりました。私が行った時にはドリルが終わっていました。本当にこれでいいのかが大きな疑問でしたが。

時間の関係もありすぐに走練習に入りました。寒いのも影響してか少し元気がないなと感じました。とにかく今は大きな声を出すこと、返事をすることを求めています。大きな大会では声援も大きくなります。その声援にかき消されてバトンパスの声が聞こえない、自分の動きを見失うというのだけは絶対に避けたいですから。この後に及んで当たり前のことができないのであれば本当に指導する必要はないはずです。

走りの方はかなり良かったと思います。全員とまではいきませんがかなりのメンバーの走りが良くなっていました。前日にドリルだけを行い、この日も動きの確認に1時間以上をとっています。意識して練習ができていれば基本的な動きが身についているはずです。本当に基本しか行っていませんが。まだまだ前まで引き出す事ができていないのが大きな課題なのですが、動きの根本の部分はこれまでもやってきていますからあと一歩ができれば大きく変わってくると思います。

並走を4本行ってからバトンパスへ。この冬はとにかくバトンをやりたい。シーズンに向けてやらなければいけないことがありすぎます。時間が足りないと真剣に考えています。技術的なこともやりたい、基礎筋力のアップ、スタート技術、スピード持続、さらには4継のための練習もやらなければいけない。とにかく時間との戦いです。多くの量を走るということは今のところできていません。優先順位がどこにあるのか分かりませんがとにかくやらなければいけないと思うことが数え切れないくらいあります。ここを選手も感じてもらいたいですね。

バトンも工夫をしなければいけないと思っています。基本的な事をやりながらも応用もやる。距離感の確認とバトンをもらうタイミング。ここをどのように磨いていくか。様々な事を想定してやっていかないといけないと思います。ここは昨年一昨年と色々な所で聞いてきたヒントを生かしながらやって行きたいと思います。距離感ともらう感覚を磨きたい。走力だけで勝負できないと思うので戦うために全ての事をやっていこうと思っています。いきなり難しいことはできませんから少しずつになるとは思いますが。

小さなエース、びっくりするほど動きが戻りました。スピードが出ています。昨年の冬期は本当に走れなくてどうなるのかと心配していました。何とかシーズンに入って戻ったという感じでしたが、やはり冬期練習でもハイスピードで走っておきたい。ここが本当に勝負の別れ目になるのではないかと思っています。本当に速かった。これがどこまで継続できるかですね。大きなエースはまだ動きが作れません。もうしばらくかかるかもしれません。それでも本当に上のレベルを目指すのであればここは絶対に乗り越えないといけない。本人も苦しいと思いますがやはりやって行くしかないないと思いますね。

バトンも含めて比較的いい感じて練習ができたと思います。この状態を続けて行ってもらいたいと思いますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

基本練習

2014-01-11 | 陸上競技
前の記事の続き。というか本格的な内容。とにかく動きの基本をもう一度整理して選手に徹底したいと考えていました。小雨が降り続ける状態だったので屋外廊下でひたすらドリルをすることにしました。風邪を引くのは避けたかったので。

朝練の段階で私が頭で整理したものを紙にまとめて選手に渡しました。技術的な部分です。これまで出来ていなかった部分をもう一度確認して選手に視覚的に示し、ある程度頭の中で理解してから進めていきたいと考えていました。選手にも話をしていましたから受け手の方も「やらないといけない」という意識があったと思います。ここに来てやっとこちらが求める水準まで意欲の部分が上がってきたのかなと感じていました。何とかしなければいけないというこちらの想いが伝わる可能性が出てきました。いや、これまでもあったのでしょうがなかなか表に出てこなかっただけかもしれません。

午後からも同じような動きをひたすらやりました。これまでこのようなドリルを何度もやると集中力が切れてしまい思うような練習が出来ないということがありました。しかし、今回はそれでも強く押し切る気持ちが必要だと考えました。絶対にやらないといけない練習がある。ここできちんとやらないと今後の大きな伸びはないという危機感があります。説明をしながら動きを作っていきました。そのために何度も師匠に質問をして合宿を過ごしたのです。

細かいことを書いてもなかなか理解してもらえないと思います。保護者や中学生に我々がやろうとしていることは絶対に伝わらないと思います。表に見える部分がないですからね。かなり細かいことをやって行こうとしています。まだまだ私は不十分だと思いますが、それでも他校よりは技術的なことを細かく指導しているつもりです。外から見たら実績があると思われるような学校でも実際はメニューだけあって走っているだけというパターンも数多く存在しています。あまり書くと愚痴のようになってしまうのでかっこ悪いのですが本当の指導というのは何かを見極める力も必要になると思います。

動きをやって行く中で明らかに変わってきた者がいます。冬期に入ってなかなか思うように動けなかった小さなエースに関しては抜群に動きが良くなりました。言った動きがすぐにできるというタイプではないのですが、この手の動きはすぐにできるようになります。どのような意識でやっているのかを問うと「なんとなく」という返事(笑)。感覚的な部分を説明するのは難しいですからね。この様子を見ていると「走れるだろうな」という感じでした。高飛び選手(練習していないのでほぼスプリンターですが)も同様にかなり良い動きをします。なかなか動きはできないのですができるようになったら一気に高いレベルまで行きます。この冬で12秒中盤まで行けるのではないかという勢いがあります。

逆に大きなエースは動きが作れません。器用な方なのですが頭で考えすぎてしまうのか思うような動きができない。強制的にそのような動きをさせるという工夫も必要になるのだと思いますがその前の段階でパニック状態。かなり大変です。それでも強くなりたいという気持ちは大きいですからひたすらやって行くしかないと思っています。ここを克服しない限り中間での大きな伸びはありませんから。12秒前半で走ることが目標ではありません。高いレベルを目指すのであればここは絶対に克服しなければいけないのです。

腿上げまでなんとかたどり着きました。普段ゆっくりしか動けない者も足運びに変化が出てきて腿上げが速くなりました。どのレベルの話なのかという部分ですがここをしっかりとやって行くことで将来的な伸びにつながると思います。

走らずに本当に基本的な事を続けました。天候的な事もありちょうどよかったかなという感じかもしれません。とにかく数日間の時間をかけて基本的な技術練習を重ねて行きたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

基本的なことの確認

2014-01-11 | 陸上競技
木曜日、この日から本格的な授業が始まりました。それに伴い朝練も再開。不足する部分を補っていきたいと思います。

先日の合宿で「技術的なこと」に関して指摘を受けました。ある程度できるようになってきたと思っていましたがやはりまだまだ勉強不足です。「勉強不足」というレベルがどのレベルなのかわかりませんが(笑)。かなりの場所に行って多くの指導者の指導を見てある程度は勉強してきています。が、それでも細かい部分はまだまだできていない。選手にも「私の力が足りない」という話をしています。どのレベルの指導者と比べて「力が足りない」というのかですが。一般的な練習を行うだけであれば今でも十分だと思います。しかし、「本気で勝負する」というレベルであればやはり不足している。目指すところが高いのでそこに追いつくためには今の自分では足りないなと思っています。

仲の良い指導者とよく話をするのですが「近くにいる人がすごすぎて自分たちの力不足しか感じない」という部分があります。「たまたま選手がいたから強い」というのとは違います。以前兵庫の学校に練習見学に行かせていただいた際に「選手を大規模に集めている学校が強いのは当たり前」だと言われていました。本当に良い指導者というのは小規模校でも毎年毎年インターハイに出場するような学校。きちんとした指導力があるから継続的にインターハイに進める。ここを勘違いする指導者が多いのが現状だと言われていました。中学時代から強い選手が集まれば当然強くなります。50人いてそのうち4人が強ければリレーでは戦えます。しかし、小規模校ではそうはいきません。来てくれた選手をどうにか強くしようと工夫をして練習をする。苦労は想像を絶するレベルだと思いますがそれでも上のレベルで戦える。「強い学校」というイメージが先行して実際は技術的な指導を全くしないというのもあります。私が目指す部分とは全く異なりますが。

合宿ではその「優れた指導者」だと私自身が尊敬している方々から直接話を聞くことができました。「偉い指導者」だと自分で感じている人は他の指導者に頭を下げてお願いすることが少ない。というかプライドが邪魔してお願いできない。私は自分の勉強になるのであればいくらでも頭を下げます(笑)。偉そうにしていることで何か生み出すならそうしますが、やはり大事なのは「不足を補う」ことができるかどうかです。このような最大のチャンスを逃してしまったらもったいない。同じ県内であれば尚更です。ここはかなり難しい部分があります。将来的にライバル関係になるのは間違いないですから「自分の選手を優先」というのが一番です。だからなかなか直接質問することができません。こちらも遠慮する部分があってこれまで避けていました。が、今回は図々しく何度も聞きました。形振り構わずです(笑)。

その中で自分の技術的指導に足りない部分、勘違いしている部分について学ぶことができました。まだまだ細かい部分は考えていかなければいけませんが「方向性」は見えてきたと思います。これまでやってきたことの「少しの違い」が明確になりました。陸上競技は0.01秒を争う種目です。この「少しの違い」が実際は大きな差になるのです。「漠然と練習をする」ことでもある程度の結果は出ると思います。実際に「少しの違い」のままで練習をしていてもチーム内に12秒20と12秒35の選手がいるのです。ここで満足してしまえば成長はありません。本当はこの選手たちももっともっと強くなれる可能性を残しているのだと思います。それを私が最大限に引き出せていないだけ。そう考えるともっともっと勉強してしっかりと考えないといけないという気持ちが強くありました。

実際に紙に書いてまとめていき、「何故動きをするのか」という部分をひたすら考えました。アドバイスに「余計なアレンジをするな」というのがあったので純粋にやっていることを分析して「何故やるのか」を考えてまとめていきました。動き的にはシンプルです。その動きの理由を明確にしなければ指導していても伝えることはできません。「真似をする」というのは非常に簡単です。これまでの指導も「真似ている」という部分があります。しかし、根本的な部分の理解、細かい部分の理解が不十分だったため「真似ている」だけで終わってしまって本当必要な動きにつながっていないのだと思います。難しい話ですが。ここまで考えて指導する必要があるのか?そこは分かりませんが私の性格的に・・・ということで(笑)。

選手には合宿終了時に「3日間は技術的な修正を最優先にする」と伝えています。師匠から「本気でやれば3日間で技術は変わる」と言われたというのもあります。その分、スピード持続系の練習が不足しますが「急がば回れ」ですね。最終的に「速くなる」ことが目的ですから間違った技術を身につけていくよりもきちんと考えてやっていくほうが結局は近道になると思います。全く走らないというのではなく「技術習得優先」という位置づけです。ある程度のことはこれまでやってきています。後は細かい部分の修正となります。これまで全くやっていないことをやるのであれば時間がかかると思いますが、根幹は変わらずに細かい部分を変えるだけです。

練習について書こうと思っていたらそれ以前のことが長くなりました(笑)。相変わらずですね~。練習に関してはまた別に書きます。お許しを(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

指導が・・・

2014-01-11 | 陸上競技
水曜日、始業式でした。この日は頭髪服装検査が実施されるのでまたもその指導に追われる。ここ最近はこの手のことが多すぎます。繰り返し繰り返し指導しています。かなり真面目に指導に取り組んでいると思います。これは誰のためか?こういう指導をしたからといって給与面に反映されるわけではありません。待遇が良くなるわけでもない。「誰のために」という部分は部活も生活指導も同じ部分だと思います。

こういう指導をしているとある程度生徒には伝わります。が、同僚に伝わらないことが多いですね。私が指導した後に追指導をお願いすると「時間がない」と言われて終わり。ここは考え方によるのかもしれません。私だって時間がないとないと思います。それほど暇をしているわけではありませんから。それでも本当に何のための指導をするのかを考えたら他の時間を削ってでもやらなければいけないことがあると思います。

批判、文句を言うのは簡単です。「あそこまで指導しなくてもいい」「やり方が悪い」と他人の行動を批判する。それなら自分はどうやるのか?やらない人間が他者を批判するというのはあくまで「傍観者」としての意見であり説得力や他者を動かす影響力は皆無に等しい。テレビを見ている視聴者が「この番組面白くない」というのと同レベル。誰かに影響を与えることはありません。この「誰か」というのは言うまでもなく「生徒」です。学校教育の目標自体が「生徒の人間的な成長を促す」というのが最大目標にあると思っています。そこから目をそらして「やり方が・・・」「言葉づかいが・・・」などといっているようなレベルでは先には進みません。

以前、授業の「総合実践」を大きく路線変更しました。これまでの流れを受け継ぎながらも時代に即したものに変更する。以前は「内閣総理大臣賞」を頂くような「先進的な授業」でした。多くの学校が本問してきて授業内容を教えてほしいという。目新しいというのもあり大きく話題となりました。が、様々な事情が重なりその授業展開ができなくなった。それまでも「こんなことをやっても意味がない」と言い続ける人はいました。「意味がない」というのであれば「これは効果がある」と断言できるものを自分で準備してその授業をみんなに協力してもらってやればいい。しかし、それはせずに「意味がない」という批判を繰り返す。一番楽な方法です。

私はもう一人の先生と協力して県外視察に行き、「新しい形の授業展開」を考えることにしました。今までの「良さ」を残しつつこれまでの「課題」を克服するための内容を考える。もちろんすべてが完璧な内容にはなりません。それでも試行錯誤しながら授業を組み立てていきました。それが今の授業展開です。最初のうちは生徒も戸惑いますが次第に「自分たちでやらなければいけない」という感覚が芽生え、班別会議を行い話をして順序立てて組み立てていく。気が付けばかなりの力が身に付いています。就職試験の面接などで大半の生徒が「総合実践」について話をして「自分たちの成長」をアピールします。大事なことだと思っています。

何故か今年度はうちの「総合実践」を島根からわざわざ見に来るという方がいらっしゃいます。どこで話を聞いてきたのか分かりませんが先日の文化祭にもわざわざ足を運んでもらいました。すごい情熱です。「教員主導型」の授業展開、「マニュアルに従った授業展開」ではなく「生徒主導型」「臨機応変に対応する授業展開」ですから面白い部分はあると思います。まー、優秀な生徒たちに助けられて成立しているというのもありますが(笑)。

話しが若干それましたが「信念」を持って生徒に対応していきたいと思います。時間はかかりますがやるしかない。不平不満を言い続けても何一つ改善されることはないのですから。「文句があるなら自分でやれ」という気持ちを常に持ち続けながらやっていきたいですね。自分が行動しないで「批評家」のようにあーだこーだ言い続けるような人物にはなりたいくないなと強く思います。

ということでこの日も指導をひたすら。結構大変でした。練習は休み。やってもよかったのですが私に余裕がなさ過ぎて・・・。反省ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする