カンレの日記

還暦の年から始まったブログ、いつの間にか古希そして喜寿を迎えた日々のこと。思いのままに。

つばを吐く子供

2006年11月01日 | 保育サポーター

指導員が体調を崩し休んでいるため、3時間の学童保育を頼まれた。

野球をしたり一時間ほどは楽しく遊んだ。

その後別の子供に

「もう時間だから戻ってきなさーい」

と、注意した私に、つばをかけた男子がいた。

こればかりは、私も

「ゆるせーん!」

と追いかけたが・・・つかまるはずがない。

逃げ足が速い。

他の指導員にもつばを吐いているという。

で、だいぶ遅く帰ってきたその子は、ばつ悪そうに私の顔を見ている、ここで許してそのままにしてはいけないなと思い、「話をしよう」と近づいた。

今度はトイレに逃げ込んだ。

両手を押さえ、話をした。

「謝らなければ、お迎えに来るお父さんに聞いてもらうからね」

「あやまればいいんだろう!あやまれば!フンごめんなさいフン」

「そう言うあやまりかたで、許すと思っているの?ちゃんと目を見てあやまりなさい!」

「わかったよー!ごめんなさい。」まだ態度が気に入らない。

「悪かったと言う気持ちが相手に伝わるように言って頂戴!」

私も真剣に真顔で怒りをぶちあてた。

「人につばを吐をかけたら、かけられた人はどう思うの!」

「じゃここで、私もつばをかけるからね!それでもいい?!!」

私の顔もすごい顔だったと思う。

このおばさん、ダメだと思ったのか?

「しっかり目を見て、ご・め・ん・な・さーい」 

と、言ってくれた。

一瞬涙が出そうになったが、必死でがまん。

「もう二度とつばをかけたりしちゃだめよ」

気がついたらその子を抱きしめていた。

一件落着。

あー!

これで良かったのかなー。。。

他にも似たような子が数人いる。

さびしーく、くらーい気持ちで帰ってきた。

(これ一度だけで、明日からいい子にはなっているだろうか?つばだけははかないで欲しいなぁ。私には学童の指導はムリだなぁ。かなり感情的になっちゃたし、もう行くのを辞めたいなぁ。こういう子供もかわいそうだけどなぁ)

コメント (8)
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