カンレの日記

還暦の年から始まったブログ、いつの間にか古希そして喜寿を迎えた日々のこと。思いのままに。

対面販売の買い物の頃、ごみは少なかった

2008年01月29日 | 思い出話

朝から曇り空で、気温はそれほど低くはないらしいが

寒~く感じる日でした。

何にも手につかず、早々とルーカの散歩を済ませ

惰性で、BS2の映画 

青幻記「遠い日の母は美しく」を見て、ウルウルしておりました。

ま、それとは関係ないんですが

ごみ問題とかの環境問題が毎日のように、取り上げられていることで

この頃、日々思うことがあります。

子どもたちが小さい頃、手を引いて商店街に買い物に行った頃のことです。

肉屋さんでは、「豚肉100グラムくださ~い」って言うと

きょうぎに包んで、簡単な包装で手渡しで売ってくれました。

八百屋さんでも、「きゅうりを3本下さ~い」って言うと

新聞の袋(手作りらしい)に入れて、「今日のはいいものだよ!」

とか言ってくれる、対面販売でした。

そこで値切ったり、八百屋のおじさんがおまけしてくれたりと

楽しい買い物でしたねぇ。

また、魚屋さんでは、「アジを2本くださ~い」って言うと

店先でお兄さんが、手際よくさばいてくれて

「へい!お待ち!」って、言いながら新聞に包んで渡してくれました。

お兄さんの元気のよさに

「いきのいい魚だー!」って思えて、喜んで買って来たものでした。

あの頃、魚料理も満足にできなかった(今でもそれほどでは)のですが

魚屋さんのさばき方をみていて、覚えたこと

食べ方を教わったこと、もちろん魚の名前も覚えました。

そんな、風情ある光景が今でも脳裏に残っていて

懐かしく思いだされます。

子どもの手を引いて、毎日のようにご近所の奥さんとおしゃべりしながら

出かけるのも、楽しいひと時でした。

もちろん子どもたちも、一日10円とか20円の

お子遣いをもらって、ガチャガチャをしたり駄菓子屋さんに寄ってくる

のがたのしみだったようです。

また、親がやっていた買い物の様子を子どもも見ているわけですから

おままごとなどには、魚屋さんでのやり取りや肉屋さん八百屋さん

全部真似しているのもわかりました。

家の娘は、焼き鳥屋さんの、うちわパタパタが好きで

右手にうちわを持ち、左手に当てて風の調節をするあたりは

見事なものでした。

.

で、思うことが、今のように肉、魚、野菜がパック詰めされていないことでした。

なので、小さい買い物籠で充分間に合っていたのです。

ごみも少なかったですねぇ。

大型スーパーができ初めて、私も便利な思いをしているわけですが

なんとか、パックを少なくして

エコバックくらいは、あの頃の時代(昭和50年頃)に

戻すことはできないものでしょうか?

ペットボトルもあの頃はなかった。

お茶をなぜ?売るのでしょう?

水をなぜ?買うのでしょう?

そんな疑問を持ったことがあったのに

今は平気で買っている。

あの頃に戻せないものだろうか?

せめて、エコバックくらいは持ちたいものです。

と、言う私も

時々忘れて、悔しい思いをしているのが現状ですけど。

あの頃、遠い日の母(カンレ)

ミニスカートが流行っていて、今思うと恥ずかしいのですが

そんな母を、子どもはどう思っていたことか・・・(^_^;)

コメント (8)
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