あけましておめでとうございます。
11期生の静永です。
お正月、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は元旦に初詣として新宿の花園神社に行ってきました。
初詣に行くと、御神籤をひきたくなるのは多分私だけではないと思います。
何年か前、明治神宮へ初詣へ行き御神籤をひいたときは、その年の運勢が示されておらず、物足りなさを感じたことがあったのですが、今回はしっかり運勢が示されていました。
小吉
微妙すぎます…
そんな結果で一年が始まった訳ですが、皆様ご存知の通り、御神籤には全体を総合した運勢だけでなく、願事・待人・失物といった個別の運勢や、更にはありがたい御言葉なんかも示されています。
御神籤に書いてあるそういう様々な内容、野暮な事を言えば、ある意味いつ読んでも一般的に通用するような気もしないでもないんですが、きっと新年というタイミングだったり、御神籤という神妙な形で出会うことが重要なんでしょう。
ということで、私がひいた御神籤にも色々とありがたい内容が示されていたんですが、ここでは一つだけご紹介します。
友と交るにはすべからく三分(さんぶ)の侠気(おとこぎ)を帯ぶべし。
人と作る(なる)には、一点の素心(そしん)を存するを要す。
調べてみたところ、中国の古典「菜根譚」にある言葉でした。意味はだいたい
友人と交際するには、利害打算のない義侠心を3割持たなければならない
ひとかどの人となるには、純粋な心を持っていなければならない
という感じのようです。
侠気が30%程度というのが、含蓄がある感じです。損得を全く無視して120%義侠心に走る訳ではなく、かといって完全に失ってしまう訳ではなく。
「素心」も色々な意味に取れそうですが、自分としての素直な心、自分がやりたい・なりたい姿みたいな意味もあるように感じられます。
今年の元旦にこの言葉に出会ったのも何かの縁かと思いますので、今年は、損得無視した綺麗事に走り過ぎず、同時に損得にとらわれ過ぎず、自分がなりたいと素直に思える姿を目指して行こうと思います。
ということで、皆様今年もよろしくお願い致します。